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サヨナラの先に何がありますか?夏の甲子園、きょう準決勝。激闘制した健大高崎の戦いに注目。プロは3試合がサヨナラ劇。阪神は2試合連続。チームの気分が上がる

サヨナラの先に何がありますか?夏の甲子園はきょう20日に準決勝が行われる。激闘を制して勝ち進んだ健大高崎(群馬)の戦いぶりに注目だ。プロでは3試合がサヨナラ劇。阪神は2夜連続。劇的な勝利はチームに勢いをもたらす。夏のスタジアムは突然の幕切れが面白い。

夏の甲子園は大会14日目を迎える。深紅の大優勝旗まで、あと二つ。準決勝には名だたる強豪が顔をそろえた。

第1試合には智弁和歌山と横浜が対戦する。そして第2試合には天理(奈良)と健大高崎の戦いだ。智弁、横浜、天理は春、夏ともに日本一に輝いている。一方、健大高崎は春の優勝はあるものの、夏を制したことはない。しかも準決勝進出が初めてなのだ。

健大高崎が実績では他校に比べて、やや劣っているように思えるが、実際には一番勢いがありそうだ。それは準々決勝の戦いぶりからうかがえる。

健大高崎は熊本代表の有明と延長十回、タイブレークにまでもつれこむ大激闘。最後は1-0のサヨナラ勝ちで制した。サヨナラ勝利はチームの気分が上がる。

夏の優勝経験がなくても、高校野球では勢いによって、とてつもない力を生む時がある。有明戦ではエースの石垣聡志投手が完投勝利を収めた。

もっとも、健大高崎は6投手が今大会に登板しており、巧みな継投で準決勝を戦う可能性がある。持ち前の機動力を生かせば、その先の高みへ上がることも十分にありえる。

ほかの3校は準々決勝をワンサイドゲームで制して、駒を進めた。天理は4番金本相有選手が7安打、今大会2本塁打と好調。いかに走者をためてスラッガーの打席に回すかがポイントとなるだろう。

智弁和歌山は準々決勝で仙台育英に11得点と大勝。豪打の智弁が戻ってきた。横浜は最速157キロ右腕の織田翔希投手が圧巻の投球を見せている。

プロでは19日、セパ3試合がサヨナラの決着となった。首位阪神はヤクルト戦の延長十回、1死満塁から大山悠輔選手がレフトへ犠牲フライ。三塁走者が生還して、劇的な終止符を打った。阪神は前夜に続いてのサヨナラ決着。2位巨人とのゲーム差を4に広げた。

パリーグでは日本ハムが大逆転のサヨナラ。首位ソフトバンクに一時は0-6と大量リードを許しながら、7-7に追いつき延長へ。十回に1死三塁の好機で、清宮幸太郎選手がライトへサヨナラ打を放った。

さらに埼玉のベルーナドームでは、西武がオリックスと競り合う展開に。1点を追う九回、ネビン選手のソロで同点に。さらに2死一、二塁と攻め立てた後、源田壮亮選手が決勝打。3-2と逆転サヨナラ勝ちを収めた。

パリーグは首位ソフトバンクを追う西武と日本ハムがサヨナラ劇。これを弾みにして、逆転Ⅴに挑みたい。

サヨナラの先に、チームの気分が上がっていく。それは高校野球でも、プロ野球でも変わらない。夏のスタジアムは突然の幕切れに胸を打たれる。

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