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生まれ故郷の空


空は広く
綿菓子雲は冬には雪になる

私が生まれた日
世界は真っ白だった

まだ学生だった頃
故郷の空の下でお世話になった人がいた

認知症だったおばあちゃんは
「どこから来たの?」
「遠くからよく来たね」と
5分おきくらいに訪ね答えも同じだった
その時間の流れにわたしは救われた

もうこの世にはいないけれど
あの時の温かさは忘れない

「おばあちゃん ありがとう」と
故郷の空へ感謝する







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