サラリーマンでもできる節税対策:手取りを増やす実践ガイド
多くのサラリーマンは
「税金は天引きされるもので、節税なんて自分には関係ない」
と思いがちです。
しかし、実は会社員でもできる
節税対策は数多く存在します。
これらを知っているか知らないかで、
年間数万円から数十万円もの差が
生まれることも珍しくありません。
この記事では、
会社員が取り組むべき
節税対策をわかりやすく解説します。
iDeCo(個人型確定拠出年金)で老後資金と節税を両立
サラリーマンにとって
最も効果的な節税対策の
1つがiDeCoです。
毎月一定額を積み立てて
老後資金を準備する制度ですが、
その掛金は全額所得控除の対象となります。
例えば、
年収500万円の人が
月2万円(年24万円)を
iDeCoに拠出した場合、
所得税と住民税を合わせて
年間約4万8千円の節税効果があります。
これは実質的に20%のリターンを
得ているのと同じです。
運用益も非課税で、
受取時にも税制優遇があるため、
三重のメリットがあります。
会社員の場合、
企業年金の有無によって
掛金の上限が異なりますが、
月1万2千円から2万3千円程度が一般的です。
(2026年12月からは制度改正され、会社員の上限は6万2000円になります)
60歳まで引き出せないという
デメリットはありますが、
老後資金の準備という観点では
強制的に貯蓄できる仕組みとして優れています。
ふるさと納税で実質2000円の負担で返礼品を獲得
ふるさと納税は、
実質2000円の自己負担で
様々な返礼品が受け取れる制度です。
厳密には節税ではなく
税金の前払いですが、
返礼品分がお得になるため、
実質的な手取り増加につながります。
年収や家族構成によって
上限額が決まっており、
例えば年収500万円の
独身者なら約6万1千円、
年収700万円で配偶者と子ども1人なら
約8万6千円程度が目安です。
この範囲内であれば、
2000円を除いた全額が
翌年の住民税から控除されます。
返礼品は地域の特産品や
日用品など多岐にわたります。
米や肉、トイレットペーパーなど、
日常的に使うものを選べば、
実質的な生活費の削減にもつながります。
ワンストップ特例制度を使えば
確定申告不要で手続きも簡単です。
医療費控除で治療費や薬代を取り戻す
年間の医療費が10万円を超えた場合
(総所得金額が200万円未満の場合は総所得金額の5%)、
超えた分を所得から控除できます。
これには本人だけでなく、
生計を一にする家族全員の医療費が含まれます。
対象となるのは
治療費や薬代だけでなく、
通院のための交通費(公共交通機関)、
歯科治療、出産費用なども含まれます。
意外と見落とされがちなのが
ドラッグストアで購入した
市販薬も対象になる点です。
医療費控除を受けるには
確定申告が必要ですが、
e-Taxを使えば自宅から簡単に申告できます。
領収書は5年間保管する必要があるため、
医療費の記録は日頃から
整理しておくことが大切です。
住宅ローン控除で大きな節税効果
マイホームを購入した場合、
住宅ローン控除
(住宅借入金等特別控除)が利用できます。
年末のローン残高の0.7%が
所得税から控除され、
控除しきれない分は
住民税からも一部控除されます。
控除期間は新築住宅なら最長13年間、
中古住宅なら10年間です。
例えば、
3000万円の住宅ローンを組んだ場合、
初年度は最大21万円の控除が
受けられる計算になります。
省エネ性能の高い住宅なら
控除額の上限がさらに高くなります。
初年度のみ確定申告が必要ですが、
2年目以降は年末調整で手続きできるため、
手間も少なくなります。
生命保険料控除と地震保険料控除
生命保険や個人年金保険、
介護医療保険に加入している場合、
それぞれ最大4万円、
合計で最大12万円の所得控除が受けられます。
また、地震保険に加入していれば
最大5万円の控除があります。
これらは年末調整で
簡単に申告できるため、
忘れずに保険会社から送られてくる
控除証明書を提出しましょう。
スキルアップ費用を特定支出控除として申告
業務に必要な資格取得費用や図書費、
衣服費などが会社の給与の半分を超える場合、
その超えた部分を
特定支出控除として申告できます。
これはあまり知られていませんが、
積極的に自己投資している人には
有効な制度です。
こちらも確定申告が必要です。
まとめ
サラリーマンでもできる
節税対策は多岐にわたります。
iDeCoやふるさと納税は
誰でも始めやすく効果も大きいため、
まずはこれらから
取り組んでみることをお勧めします。
医療費や住宅ローンに関する控除は
該当する人が限られますが、
該当する場合は必ず活用しましょう。
節税は一度仕組みを理解してしまえば、
毎年継続的に効果が得られます。
手取りを増やすための第一歩として、
今日から始められる節税対策に
取り組んでみてはいかがでしょうか。
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