SenriとRyokoのおしゃべり泥棒"スパイのように密会するの巻"
「結婚式のためにクイック帰国をするんですけれど、どこかでRyokoさんに会えたら嬉しいです。」
こんなメールを出したのがつい1カ月ほど前。

帰国して日本で何ができるか? は海外に住む身にとっては死活問題で、銀行の記載最新、立替等支払い、年金や介護保険などなどなど、やらねばいけないことが山ほどある。

ツアーで帰国するときの空き日にやればいいじゃん、と思われるかもしれないが、自費での旅券ではない帰国では、なかなか個人的なことをできないことも多く、そう考えると、墓参り、普段会えてなかった人とのランチなどが理想としてはあった。で、やはりRyokoさんとのボストンの物語の続きも人生のビタミンとして必須で、、、
「こことこことここがいけそうです。そしてここだと一番ゆっくりできます。」
Ryoko さんからのクイック返事を頂いてすぐさまこっちからも、
「じゃ、金曜日のdinnerにしましょう。うれしい。」
「おっゲー😀楽しみ。」
となる。

歯のホワイトニングを終えて、ピカピカの前歯を秋の午後の光に輝かせて待ち合わせの原宿へと向かう。時差とは不思議で公式スケジュールを入れちゃえば眠気はすっ飛ぶ。
「4時あたりから空いてますよ。でも夕飯には早いかな?」
いつのまにか日本橋にいる僕の写真を送るとそんなうれしいメールが届く。


「5時半から6時あたりにどこかで待ち合わせて、お夕飯をしましょうか?何が良いでしょう?」
ちょうど茅場町にいる時だ。夕日とオフィス街とペンテル本社とたくさんのコンビニ。眠気を覚ますために外を20分ほど歩くけれどどこまで行ってもオフィス街、高速が上を交差する細い川にかかる橋。

「僕も4時あたりから空いていまっせ。原宿におります! 中華は?」
「もちろん、イタリアンはいつでもぐー👊」
「意外に韓国もいい🇰🇷」

ついこの前8月にボストンの空の下、クラムチャウダーを一緒に頬張った。食後に ベイに続く橋の上でポーズをとるRyokoさんを撮影した。
「ポーズ決まってますね。」
「ふふふ。」
小さな頃バレエをやってたRyokoさんは必ずどんな時もシャッターの音がするとポーズを取ってくださる。お母様からいつもそう躾けられていたのだそうだ。



「では4時あたりに原宿表参道にかかる大きな歩道橋があります。片側はRalphローレン、お向かいはデイオールやマルジェラ、伸びるの4階に広々としたカフェがあります。3階にはギャルソンなど。4階にあるuniというカフェ、カウンターで注文してできたら取りに行くシステムです。広いのでどこに座れるかと、、、、、4時少し過ぎにuniではいかがでしょうか。そこで何を食べるかを決める!!という案。」
「良いですね。」

すでにその近くの楽器屋の前を歩いていた。
「今向かっています。」
「僕も」

おそらく伊藤病院を過ぎて右側に表参道ヒルズがあってその向かいくらいのルイヴィトンを過ぎたとこらへんにありそうな気がした。
「急がずに」
3時52分。
「歩道橋目指してくださいね。」
「私、表参道が混んでなければJust in time. I'll find you just in time.です。」
3時57分。
「歩道橋歩道橋!」
僕は余裕で歩を進める。
4時02分。
「1階Diorとマルジェラ、エレベーター、エスカレーターあり。4階。」
「オッケー」
「今ルイヴィトン」
4時07分。
「ゆっくりどうぞ」
「わかる?」
4時17分。
「ヴィトンを左側に見て坂を少し降りた歩道橋の麓がDior。」
「お向かいはラルフローレン。」
4時20分。
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