ネットショップのアクセス数の増やし方|月5万を集めた毎日の習慣
ネットショップのアクセス数を増やす方法は、結論から言うと「検索エンジンから入ってくる入口ページの数を増やし、1つ1つの入口の質を上げること」です。アクセス数=入口ページの数×各ページの検索順位、と考えると打ち手が明確になります。私はあるニッチな専門ジャンルのECサイトで、広告費ゼロのままこの考え方を10年続け、月間約5万オーガニックセッションまでアクセスを伸ばしました。この記事では、その具体的な手順をお伝えします。
アクセスが増えない店の共通点は「入口が少ない」
アクセス数に悩むネットショップを見ると、ほぼ共通して「検索の入口になっているページが数ページしかない」状態です。トップページと一部の人気商品ページだけで戦っているイメージです。
ネットショップには本来、入口になれるページがたくさんあります。商品ページ、カテゴリページ、よくある質問、選び方ガイド、お知らせ。これらの1つ1つが、それぞれ別のキーワードで検索される可能性を持っています。100商品あれば100通り、カテゴリが10あれば10通りの入口です。
まずやるべきは、サーチコンソールで「今どのページが、どんなキーワードで入口になっているか」を確認することです。無料で使えるうえ、お客様が実際に検索した言葉がそのまま見られるので、これを使わない手はありません。入口が5ページしかないなら、それを50ページに増やす。これがアクセス数を増やす基本戦略です。
入口を増やす具体的な3ステップ
ステップ1は、商品ページの説明文を「検索される言葉」で書き直すことです。メーカー品番だけの商品名や、コピペの説明文では検索に引っかかりません。お客様が検索で使う言葉(用途、悩み、サイズ、対応機種など)を説明文に自然に盛り込みます。
ステップ2は、カテゴリページに説明文を追加することです。カテゴリページは「(ジャンル名)+通販」「(ジャンル名)+おすすめ」といった、商品ページより大きなキーワードで上位を狙えるページです。商品を並べるだけでなく、そのカテゴリの選び方や特徴を冒頭に書きましょう。多くのお店が空欄のままにしている場所なので、書くだけで差がつきます。
ステップ3は、お客様の疑問に答えるコンテンツを追加することです。購入前の不安(選び方・違い・使い方)に答えるページは、まだ商品名を知らないお客様との最初の接点になります。実際にお客様から届いた質問をメモしておき、1つの質問を1ページにして答えていくと、無理なくページを増やせます。
この3ステップに共通するのは、「新しく何かを買い足す必要がない」ことです。今あるページを検索される形に整えるだけで、入口は着実に増えていきます。
私の場合、2012年頃に運営を引き継いだサイトで、この「入口を増やす」作業を毎日の習慣にしました。毎日新商品を掲載し、毎日ニュースを更新し、毎日どこかの商品説明と画像を修正する。1日単位では小さな変化ですが、10年続けた結果、自然検索だけで月間約5万セッション、全流入の8割を検索経由が占めるサイトになりました。月5万回検索されるキーワードでの検索1位も10年以上守り続け、年商1〜2億円を広告費ゼロで支えられたのは、この毎日の積み重ねがあったからです。
アクセス数はどのくらいの期間で増えますか?
よく聞かれる質問ですが、正直にお答えすると「早くて3ヶ月、手応えが出るのは半年から1年」です。新しく作ったページや書き直した説明文をGoogleが評価するまでには時間がかかります。
だからこそ大切なのは、順位や数字を毎日眺めて一喜一憂することではなく、毎日1つでも入口を増やす・磨く作業を続けることです。3ヶ月後のアクセスは、今日の作業が作ります。逆に言えば、今日サボればその分だけ3ヶ月後の成果が減る。私は「売上が悪くなったら必ず何かを行う」を信条にしてきましたが、アクセス数も同じで、増やしたければ必ず何かを行うことです。
まとめ:今日から入口を1つ増やそう
ネットショップのアクセス数を増やす方法は、入口ページを増やし、磨き続けることです。広告のような即効性はありませんが、積み上げた入口は資産として残り続けます。SNSでバズを狙うよりも、検索という「毎日必ず発生している需要」を確実に受け止めるほうが、中小のお店にとっては再現性の高い道です。まずはサーチコンソールで現状の入口を確認し、今日1つ、商品説明文を検索される言葉で書き直してみてください。その小さな一歩の積み重ねが、月5万アクセスへの道です。
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