トール/ルーミー/ジャスティ
ソリオが開拓したジャンルを横取りし(失礼!)、170万円台からという価格を武器にして売れに売れまくっているのが、ルーミーを筆頭にした3兄弟。
特にルーミーは、圧倒的なるトヨタの販売力を駆使しています。いまや日本中どこにいても見かけるといっても過言ではないほど、多くの人に受け入れられた小型車です。
その一方、ルーミーが売れすぎていて影に隠れているのがダイハツのトール。
「こっちが本家本元だというのにトヨタのやつは空気読めないな」と、その車は僕たちに語りかけているような気もします。
そしてツウ好みのスバル・ジャスティ。
今回はそんなトール/ルーミー/ジャスティ、この3台について思うことを語っていきます。
トール

スターバックスにはそんなに行かないので詳しくないんですが、飲み物のサイズに「トール」というのがありましたね、たしか。
車名の由来はそれと同じ意味でしょう。「背が高い」。どんな車かが名前だけでも伝わり、ダイハツはいいネーミングをしたと思います。
ちなみに、3台の製造元はすべて大阪にあるダイハツの池田工場でしたが、現在は京都工場での生産となっています。
ルーミー

トヨタのコンパクトカーの中でも、車好きから割と好評だったポルテ/スペイドをモデル廃止に追い込んでしまったルーミー。
車名はROOM+Yでルーミー、こちらも車内の広さが伝わるネーミングですね。
販売系列の統合で消滅したタンクは不憫でしたね…。
ジャスティ

気がする
みんな大好き、昔の車名復活シリーズです。
スバルは昔、Bセグメントに自社製の小型ハッチバックを有していました。その名前が「ジャスティ」。それをダイハツのOEM車の名称に引っ張り出してきたというわけですね。
なぜこの車がスバルに並べられているのかといえば、このジャスティはとあるスバル車の後継車なのです。それがトレジアとデックスです。
このお客さんを失うわけにはいかない、ということで白羽の矢が立ったのがトールだったんでしょうね。
3台の共通点
この3台は、エンブレム以外はまったく同じ車です。なのでここからは3台の共通点を並べていろいろ考えていきます。
まずサイズがいいですね。「軽じゃ見栄を張れない、だけど大きすぎないのが欲しい」というユーザーにぶっ刺さるような大きさです。
使い勝手もなかなかのもの。N-BOXやタントでは、例えば子供のいる5人家族はカバーできません。でも、この車なら1台でまかなえます。

真のライバルは…
トール/ルーミー/ジャスティの真のライバルはソリオではなく、Bセグハッチバックでもなく、軽スーパーハイトワゴンだと個人的に思います。
理由は価格。トール/ルーミーが174万円からなのに対し、ソリオは最初からハイブリッドがつきますが215万円から。
Bセグハッチバックと比べても、トール/ルーミーより乗り出し価格が安いのは現在、ヤリスだけです。
その点を考慮するとライバルに浮かんでくるのが軽スーパーハイトワゴン。例えば、トールと同じダイハツのタントは148万円から。ですがカスタムのターボは196万円。これにオプションを付け加えていくと、ゆうに200万円は超えてきます。
そのようなことから、トール/ルーミー/ジャスティのライバルは軽スーパーハイトワゴン、となるわけです。

OEMで製造元より供給先のほうが売れてしまった、というのはたまに聞く話です。
スズキMRワゴンより日産モコが売れてしまったり。ダイハツロッキーよりトヨタライズが売れてしまったり。
ただ、トール/ルーミー/ジャスティに関してはルーミーが売れすぎています。トールはそこそこ売れていますが、ジャスティはほとんど見ません。
なので、いつかジャスティにも日の目が当たることを願って、締めくくらせていただきたいと思います。強引な結論の出し方ですね(笑)。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ではまた明日。
