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中山道18 須原宿→妻籠宿

▽1991年3月
23歳 30年勤めた会社の入社前に、東海道を歩きました。
▽2021年3月
53歳 30年勤めた会社の退職後に、中山道を歩き始めました。

京都まで一気に歩く、"気力"、"体力"、"時の運"、が無いので、行けるとこまで歩く事を繰り返します。


2021.07.10

1.歩くまでが長旅 読書と蕎麦と

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本日歩き始める場所中央西線大桑駅。
電車が1日10本くらいしかなく、
早くて12:17着。
歩くまでの旅も楽しまないと、
街道歩き仲間のジャイアンOタニさんが
今読んでいるバイブルを昨日購入、
楽しみながら木曽路を目指します。


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あずさからの景色もこれが最後。
今回の帰り道以降は日本の大動脈、
東海道新幹線での移動となります。
この景色も愛おしくなりますね。


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塩尻駅到着。
もうここに行くしかないです。


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狭いお店にチェックイン!


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駅蕎麦定点観測の、
ザル蕎麦+かき揚げ。
かき揚げがカリカリではないけど、
しっとりと美味しい味付け。
玉ねぎの味を活かしてます。
ご馳走さまでした。


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食べた後暇なので、
ウロウロしてたら面白い看板発見!
これは見に行かないと!


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ホームにワイン樽が積んであります。
転げない事を祈りつつ、


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その先にあったのは、
楽しそうな空間です!
ここで一日中飲んだられそう。


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沢山収穫できます様に!


2.中央西線

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中央西線のこの電車で、
1時間乗ってスタート地点の、
大桑駅に向かいます。


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藪原駅の手前で前回歩いた時と、
少し違う景色が目に入ってきました。
幟がはためいている。


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縄が町中に張り巡らされている。
これは祭りに違いない!
お祭り男の血が騒ぐ!

今まで中山道歩いてきて、
信濃路に入ってから目に飛び込んだ、
集落の入り口にあった謎のゲートの、
使い途がわかるぞ!
と思って目を皿の様にしてたら、
見つけました。
案外と地味ですが、成る程の内容。


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なんと、提灯でした。
ですよね〜。
夜の祭りを灯すのは提灯。
歩く前から大満足。


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御岳山を望めるスポットに来たので、
今日こそは拝もうとしましたが、
山麓左端が僅かに拝めただけ、
ありがたやありがたや。
また次回ですね。


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上松駅の材木運搬機関車。
トーマスみたい。


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目覚めの床は今日も素晴らしかった。


3.再び木曽路に

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ようやく到着スタート地点の大桑駅。
家を出て5時間、眠くなってきた。
暑いの辛いので、
晴れないことを祈りつつ下車。


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日差しが出てきたけど、
贅沢言ったら神様に怒られる。
歩き始めます。


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こちはらモーテルの跡地らしき場所に
モーテルの石碑が!
これはなんだかわからないけど、
感動したので石碑に拝もうとしたら、


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尻尾が輝くトカゲに遭遇。
金運を引き寄せそうなので、
捕まえようとしたら逃げられた。

私トカゲの尻尾を切らずに、
捕まえるの得意なんですけど、
確実に反射神経落ちてます。


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途中眼下の中央西線にタンクの貨物が。
長野県に燃料を運ぶライフライン、
何だよなぁと、ぼ〜っと鑑賞。

土砂災害で中央西線寸断されたら、
ライフラインも寸断されるのかと、
鉄道輸送の大切さを感じました

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道の駅です。
そういえば不思議と道の駅に
一度も立ち寄ってません。
タイミングってありますよね。


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この景色大好きで、
クネクネ曲がる道の先に、
立ちはだかる山脈。
いいですよね〜!


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段丘の遥か下に見えた鉄橋は、
道路橋とは思えない構造。
森林鉄道の廃線跡の橋かも!


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木曽川の対岸に小規模水力発電所が、
宿場町の数と同じくらい、
目に飛び込んできます。
中部ではなく関西電力なんですね。


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踏切のすぐ隣に残る宿場町の風情、
ありそうでない光景です。


4.野尻の七曲がり

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野尻宿に入りました。
曲がり角が沢山あり、"野尻の七曲り"と呼ばれてます。
どうぞご覧ください。


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街道を歩いていると、
曲がり角がちょっとしたお楽しみ、
いやいや、結構なお楽しみ。
ひとつの宿場町にひとつ、
あるかないかなのに、
これでもかという位ありました。


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いぼ石。触るといぼが治るとの
言い伝えあり。
この後頬に手を添えている、
虫歯が治るお地蔵さんが、
何度かあらわれました。
効果がわかりやすくて好きです。


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東の”はずれ”、家の屋号も”はずれ”、何だかかわいそうな屋号。


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本陣跡には明治天皇御小休憩所碑のみが残ってます。


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脇本陣跡地はクリーニング屋さん。


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一番目立った建物が曲がり角にある”やまます趣味の店”。
色褪せていない看板が目を引きつけます


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こちらは”刀”というカフェ。
たぶんこのバイク”刀”だと思われます。


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燕の雛をみかける季節も
あと少しでしょうね。


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西の”はずれ”、こちらの屋号も”はずれ”。


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久しぶりに一里塚の石碑をみました。
道標って大切ですよね。
あるとモチベーションあがります。


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紫陽花がまだまだ美しいですね。


観光バスの姿が、
コロナ禍に観光業界にさしこむ
一筋の光をみた気がします。


5.木曽路あるある

熊注意の看板は木曽路のあるある。
毎度身が引き締まります。


中央西線もあるある。
踏切と特急しなの号は同じくらい
遭遇してます。


迫り来る稜線もあるある。
あの向こうに本当に行けるのかと、
思いつつ前に進みます。


6.最後の木曽路

南木曽町に入りました。
このセンス良いデザインの看板、
木曽町に入ったとこにもあったので、
木曽町のものかと思ってたら、
違うみたいです。


森林と激流と棚田、
静と動が常に隣り合わせ。
この景色を目に音を耳に焼き付けて、
最後の木曽路を一歩一歩大切に進みます。


現代アート風の案山子。


道路の下を川と共に抜ける桟。
スリリングです。


ここから出てきたんですよ、
普通は入りたくないですよね。


通行止めの吊橋が。
木曽川には吊橋いくつあるのだろうか。


別荘みたいな駅舎、十二兼駅。


柿其渓谷、初めてみる地名。
途中に夏季交通規制の看板が出てたり、
調べたら絶景で木曽路一番の渓谷美と、
いっても過言ではなさそうです。



街道の小さな集落を通る時は
心の中でお邪魔しますと言います。
小さな集落の道にはそんな風に思わせる
何かが潜んでいるみたいですね。


木曽川に流れ込む美しい支流、
柿其渓谷から注がれる川です。


合流地点がちょっとした絶景に。
南の寝覚の床みたいなことが、
本に書いてありました。
ますます寝床の床に行きたくなります。


時々蔵の扉が開いている場合があります。
中をみるともうひとつ扉があって、
殆どその扉がは閉じてます。
写真の扉も閉じてましたが、
小さな鏡持ちが無造作に置かれてます。
蔵はそのような場所なんですね。


緑に溶け込む19号おにぎり型看板。
一緒に過ごせるのもあと少しだね。


7.いつも隣には君がいた


鳥居峠を越えてから、
いつも隣には君がいた。
時には荒々しく、
時には穏やかに、
君は隣にいた、

振り向いても、
前を向いても、
君はそこにいた。

木曽川よ
あぁ木曽川よ
遠くに行かないでおくれ…


覆道、鉄道用の土砂避けシールド。
鉄道に乗っていると一瞬で通過、
歩いてみると迫力満点です。


通り過ぎた後に振り返った時、
しなの号が吸い込まれていく様は、
鉄道模型のジオラマみたかったです。


川の向こうからチェーンソーの音が。
100メールくらい先の山の中腹に
人の姿がみえました。


株式会社もりぞうの社員でしょうか、
中央西線・19号から見やすい好立地、
お手入れは欠かせませんね。


サンドイッチみたいな岩。
山肌に岩が見え隠れする山。
風景も少しずつ変化してきます。


8.三留野

湿度が高いので川の近くの橋は、
前身苔寺みたくて素敵です。


三留野宿に入ってきました。


和菓子の"からすみ"、
長崎名物の酒の肴ではなく、
ういろうの様なお菓子でした。
帰り駅前で買おうとしたら、
店が混んでて買えず、
またのお楽しみに。

脇本陣跡地は、跡地でした。


静かな街並み。


本陣跡地も、跡地でした。


なんかカッコいいぞ!
暖簾の模様は御岳山か?恵那山肌か?


ゲストハウスでした。



額縁型の花壇、初めて見ました。
素敵すぎます!


立春大吉・鎮防火燭。
中山道で宿場町のあちこちで、
玄関に貼ってあるのは、
私が気づいた中では初めてです。

魔除け厄除け災い除けですね。


町並みはこんな感じで
穏やかな空気が流れています。


気になる店。


中山道歩いてて、
チャリダーと初めて会いました。


綺麗な景色があちこちに。


9.桃助橋

電車が走る瞬間まで待ちたくなる
美しい風景、待ちませんけどね。


街道歩きの師匠Uさんが、
道は少し外れるけど桃介橋は、
遠回りしてでも行った方が良い、
と何度も言われたので、
迷いながら探していると、
見事な"うだつ"の料亭が現れます。
うなぎの名店、橋本屋さん。
入りたいけど時間がない。


橋本屋さんの横にいきなり現れました、
桃介橋の入り口が!
なんと工事中で通行止め。
横からみると立派な歩行者専用吊橋。
この様な橋、見たことありません!


背景の山がビルの摩天楼だったら
ここはニューヨークです!


再び街道に戻り振り返っても、
美しすぎます。
発電所の工事用の橋を、
今は人間用に使っているのです。
高校生が通学で通るんですって。
その風景も良いよでしょうね。


三留野宿を後にします。


10.猿との遭遇

鬼門除、こんな表記もあるんですね。


右の木は檜ですかね。
葉が杉にみえますが幹が白過ぎます。
Googleレンズで調べると杉ですが…。
きっと檜です。

猿がいました。
左奥の黄色い柱の下にいます。
目を合わせない様に速足で抜けました。

雰囲気の良い集落を抜けます。


神明神社、入ると神社のフルコース、
何でもありました。

訪日外国人観光客は絶対喜びますね。
英語表記の説明もバッチリでした。


わかりづらいですが、小川の上に、
狭い橋がかかってます。
私道のようなので行けませんでしたが、
楽しそうな橋です。



11.妻籠宿の手前

妻籠宿の案内看板、こだわってますね。
竹藪を抜けると、

作品を道に向けて展示している、
アーティストの家が現れて、びっくり!

上久保の一里塚。

いつ妻籠宿の中心部に入るのか、
ワクワクしてきます。

この三叉路の真ん中が妻籠宿、
右が妻籠城跡。

町並みが見えてきました。
もう既にタイムスリップした感じです。

中心部に入った最初の建物が、
今夜お世話になるお宿"大吉"です。
低い扉をくぐってチェックイン!

大名料理、ニノ膳まで出ました。
女将さんにお話を聴いたところ、
客室が5部屋なのでコロナ前は、
冬以外はほぼ満室。
ほぼ訪日外国人と街道歩きのおじさん
だったそうです。

暗い廊下に檜風呂、外国人喜びますね。


12.ひとりで肝試し

日が暮れてきたので、
蛍のスポットを教えてもらい、
懐中電灯片手に念願の夜の町歩き。

定めを護らないと、
"鬼平"に成敗されそうですね。

かんざしを外す、"おまさ"のシルエットが
見えないかドキドキしてました。

夜の花は艶やかにみえます。

隣の木戸がスッと開いて、
賄賂を渡した後の桔梗屋が、
今にも出てきそう。

屋根の上には忍が手裏剣片手に…

町は静けさに包まれ、

聞こえてくるのは水の音。

これは飛び交う蛍です。
ほぼほぼ肝試しでした。

さてと、寝まする。

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