東海道 復路 19 吉原宿→三島宿
31年前、卒業旅行で東海道を江戸日本橋から京三条大橋まで歩いたので、今回は江戸に向けて歩きます。
調べたところ、大坂高麗橋が起点の様なので少し長めの、東海道"五十七次"の独り珍道中を始めます。
2023.03.11
1.スタート地点まで





東海道新幹線、こだま号は車内販売が無く、駅構内は時間が早くてドリップコーヒーが買えないので、12分乗り換えの中、走って駅ソトのLAWSONに。コーヒーはドリップに限りますね。

新幹線に乗ると不思議な現象が、東京駅を出た時のアナウンスは男性でしたが、新横浜駅を出たら女性に代わってましたが、小田原では再び男性に。


リニア中央新幹線。
この説明の地図を見ると静岡県は、南アルプスの山の中をかする程度で駅が作れないのですね。下の方にリニア中央新幹線開通後は、ひかり・こだまを増発するので静岡県民の皆様許してください、みたいな事が書いてあります。
静岡県民の”望み”は、”のぞみ号”停車の様な気がしますが・・・・
2.吉原宿















吉原宿がある富士市は、多くの製紙工場があります。富士川流域からの水が豊富だからでしょうね。
この工場が地域の産業を支えていると思いながら、時速4kmで工業地帯を歩いていると、煙突と富士山の風景も、案外と絵になると気づきました。








"そばきり"なかむら。
"そばきり"という言葉、なかなか馴染みがないのですが、元々は蕎麦は平らに丸めて、"そばがき"という呼び名で茹でて食べていました。それを細長く切って食べる様になり現在に至ります。
中山道の信濃國本山宿に、そばきり発祥の地があり、その事実を知りました。街道は様々な文化を教えてくれる教科書です。
詳しくは↓
3.間の宿柏原


靴下の看板なかなか洒落てますね。
靴下と言えば、街道歩きの強敵”足のマメ”。マメ発生のメカニズムは摩擦だと言われてます。街道仲間にシューズメーカーの人に相談したら、5本指靴下が効果的と言われて、利用したところ劇的にマメができなくなりました。
お悩みの方はお試しください。









左に見えるは霊峰富士。
いつまで拝めるのかわからないので、頻繁にその存在を気にしながら歩きます。往時の旅人は、電柱も煙突も高い建物もなく、もっともっと美しく拝めたのでしょうね、羨ましい。










赤い屋根の社殿。
珍しいです、富士山信仰と関係あるのか、気になります。







静岡名物朝ラーメン。
ラーメンショップ 柏原店、6:58開店!!
7時オープンの店が多いのか、2分早くからスタートする様です。
4.海抜3メートル












どこからか覚えてませんが、地域のコミュニティセンターの表記、公会堂と公民館の境目が何処なのか、気になり始めました。関東地方は公民館ばかりなので、どこで変わるかを楽しみながら歩いてみます。




海抜3.0m、東海道を歩いている中で、一番低い表示。
海が近い証拠ですね。
5.原宿










現代の街道では、コンビニエンスストアが”茶屋”です。化粧室を借りた時は何か買うのですが、団子感覚でスイーツをよく買います。
そういえばコンビニエンスストアでは、今でも団子や大福も売っていますね。時代を超えて残るスイーツ!
”茶屋”セブン-イレブン沼津原店からの眺めは最高でした!







原宿は東海道で一番小さな宿場町で、本陣1脇本陣0の規模でしたが、富士山の眺めと、白隠禅師所縁の寺がこの地にあることから、
「駿河には過ぎたるものが二つあり 富士のお山に原の白隠」
と詠われてました。















撮影していると、富士山が背景によく入ってきます。
"過ぎたるものが二つある"は上手い表現ですね。












神社がたくさんありました。
富士山が見えることと関係あるのかないのか、たまたまかもしれません。

6.千本浜











これだけ海の近くを歩いてきたのに海岸に出なかったことに気付き、少し寄り道をして千本浜で小休止しました。





暫く海岸で海に石を投げたり、寝転がったり、キラキラ輝く穏やかな波を見つめたり、いい時間でした。
7.沼津宿








沼津宿は城下町らしい落ち着いた雰囲気で、道も街も広々としてます。






蕎麦屋さんのラーメン。
汁も独特で美味しくて、ほのかに麺から蕎麦の味がする様な気がします。煮汁が蕎麦と一緒なのかもしれませんね。










ボクとパパの模型の店、マルサンホビー。
店のキャッチコピー、ショーケース、ガチャポン、醸し出すオーラまで、男の親子をターゲットにしており、何から何まで完璧です!
8.川廊(かわくるわ)







川廓町は沼津城と狩野川に挟まれた狭いエリア。お店があるわけでもなく、遺構がたくさんあるわけでもないのに、存在感がある町でした。












竹を編んで作られた”沼津垣”。
独特の美しさと存在感。作るのに相当の時間と労力がかかりそう。広重の浮世絵などにも出ています。








沼津宿も外れの方に来ました。
清水出身の知り合いに、この先の見どころを電話して聞いたら、三島に入る手前に”柿田川湧水”という、富士山の伏流水が湧き出る場所があると勧められましたので、寄り道して向かいます。
9.柿田川湧水









私は歴史オンチなので、日本の歴史を街道を歩きながら認識しているレベル。この後通過する小田原城も、誰のいつの時代の城かよく判ってません。
街道歩きの仲間に歴史大好きの先輩たちがいます。本日の歩いているルートを共有しているので、道中で撮影したいろんな史跡の写真を送ってきて、
「えっそんなのあったのですか?」と通過した後に言おうものなら、
「ひぐっちゃん、歩き直し!」と厳しいお達しを受ける事になります。
本日のお題は"対面石"。源頼朝と源義経が対面した石。思わず座って記念撮影しようと考えましたが、歴史好きの先輩から、「打首市中連れ回し」の刑を受けそうなのでやめました。





この丸い湧水スポットは、紡績工場が使っていた井戸です。


柿田川湧水。
素晴らしい!富士山麓の伏流水が流れ落ちてきて勢いよく吹き出してくる、"重力に逆らう滝"の様ですね。園内の看板に、”全ての水は敷地内からの湧水です”と書いてあり、そのスケール感にさらに感動しました。
10.三島宿






境川は、駿河國と伊豆國の境を流れる川。
大河ではなくチロチロと流れる小川です。
中山道の美濃國と近江國の境では、境川よりももっと細い川があり、あまりにも細いので、國を挟んだ隣の家の声が寝ながら聴こえたという”寝物語”伝説があり、広重の浮世絵や太田道灌が詠ってもいます。
ご興味がある方は↓





















樋口本陣。
本陣が同じ姓だと小学生みたいに嬉しくなってきます。
中山道醒ヶ井宿と、東海道亀山宿にもありましたので、これで三軒目です。
参考まで↓







夜の街をパトロールし、魅力的な立ち飲み屋さんを二軒開拓しかけましたが、明日は箱根越えなので本日は大人しくホテルのコインランドリーで洗濯しながらの夕食。
最近発売した"タコハイ"美味しいです。
