見出し画像

甲州道中6 鶴瀬宿→甲府柳町宿

1991~1993年 東海道五十三次 完歩
2021年 春~夏 中山道六十九次 完歩

2021年 秋 甲州道中四十四次
どんな旅になるか楽しみです!


2021.10.23

1.中央線の車窓から

画像1

先週は寝坊してしまったので、慎重に目覚ましをかけていつもの04:53の電車に間に合いました。今朝も福山通運さんのチャーター貨物が通過していきます。


画像2

以前中央線でよく甲府に出張に向かう時、2つの景色を楽しむために、進行方向左側の席をいつも予約してました。
1つ目は、写真のパッチワークの様な里山風景、鉄橋の心地良い音をBGMにボ〜っと眺めるためで、毎度毎度心がホッコリします。
2つ目は、今回写真はありませんが、今回歩く勝沼宿付近の丘陵の上から眺める、葡萄畑の奥に広がる甲府盆地と南アルプスの稜線と、晴れているともれなくついてくる、澄んだ空気が魅せてくれる蒼い空。甲斐大和駅を過ぎてから勝沼ぶどう郷駅を過ぎたあたりまで、トンネルの合間に楽しめます。

画像3

相模湖駅を過ぎて5駅目の鳥沢駅を出るとすぐ左側に眺めることが出来、橋が長いので5~7秒は楽しめます。


画像4

甲斐大和駅到着、ううっ空気が冷たすぎる、手袋が欲しいくらいです。


画像5

西の空には一昨日まで満月だった月が、誰に気づかれることもなく、沈んでいこうとしてます。観てるよ〜!


画像6
画像7

ここは街道ではありませんが、"J"なのか、"し"なのか、全く違う意味なのか、わかりやすい石碑があります。100~300年後にどの様な存在として残るのか、見てみたいです。


画像8
画像9

今日も夫婦で街道歩き、最初は家内の故郷八王子迄のはずでしたが、ここまでズルズルと道中に付き合わせてしまってます…。ありがたやありがたや。
さて朝陽を背に受けて、日川を渡り甲州道中に合流します。


2.鶴瀬宿

画像10

前回まで歩いた場所の目安、今回はエネオスサービスステーション。
春から夏にかけて、中山道を歩いたのですが、その中で目に飛び込んできた全国展開企業の店舗で多かったベスト3が、正確にカウントしてませんが肌感覚で、コンビニ・日本郵政・エネオスでした。道路とガソリンの親和性の高さを感じました。

全国で約13,300カ所、シェア50%は半端ないです。

参考までに2021年9月現在の国内の店舗数は、郵便局24,315、セブンイレブン21,210、ファミリーマート16,641、ローソン14,476、


画像11

再び日川を渡り、勝沼宿を目指します。


画像12

全岡自画地蔵尊。


画像13
画像14

笹子峠を控え、交通のボトルネックであったことが、図り知れます。


画像15

常夜灯を過ぎて再び国道20合流。


画像16
画像17

ユニークな庭石屋さん。


画像18

火の見櫓が道を跨ぐ珍しいケース、設置場所、ここしかなかったのでしょう。


画像20

胡桃が落ちてました、これ見て気付きましたが、実の中心部の種の様な部分が、普段目にする胡桃だったんですね。


画像21
画像22

ツクシって秋にも芽が出るんですね。


画像23

中央高速の橋桁を工事してます。一度建設すると、補修工事など永遠に続けないとならないので、道路ビジネスの運営は簡単ではないですね。


画像24

甲府盆地の始まりを知らせる、葡萄畑の登場です。家の近くに生えている木が全て葡萄ではないかと思うくらい、この先増えてきます。棚の高さが高かったり低かったり、品種によって異なるのでしょうね。


画像25

笹子峠方面を振り返ります、何処を歩いてきたのか、さっぱり判らなくなくなってきました。

3.観音堂

画像26

ここを通るのか⁈と思ってたら街道は違いました。


画像27

ここを登っていきます。

画像28
画像29

石碑や傾いた灯籠の間を通り、急な坂道を昇りきると、

画像30

突然立派な本殿が!
観音堂、養蚕の守護神。


画像239

木彫りも見事です。


画像31
画像32

本堂奥に草鞋が沢山奉納されてました。


画像33

そして本堂は昭和の落書天国。



画像35

踏み外すと転げ落ちそうな道を降ります。


画像241

甲斐武田家20代当主、武田勝頼ゆかりの地。


画像37

国道20号と日川に挟まれた斜面に現れた小さな集落。


画像38

大きな蜂の巣。


画像39

宮崎駿作品に出そうな土蔵。


画像40

ずっと続いて欲しい風景です。


画像41

他の家にも飾ってあった4色の飾り物。何だったのだろうか?


画像42
画像43

甲府盆地が見えてきて、一緒に南アルプスも見えて来ました。テンション上がります!


画像44

ドングリをザクザク踏みながら歩くの気持ち良いです。


画像45

合併前の大和村のモニュメント。


画像46

あと少しだぞ、葡萄郷!



画像48
画像49

近藤勇が官軍と戦った場所。


画像50
画像51

ぶどう寺の大善寺、営業時間前でした。



4.ぶどう狩り過密地帯

画像52

さて、この後"これでもか"というくらい、ぶどう狩りや販売店が現れますので、29店まとめて紹介します。
日本国内でこれほどの数の同業者が集まって、同じ物を販売している場所って、東京神田神保町の古本屋さん以外思い浮かびません…。



画像53
画像54
画像55
画像56
画像57
画像58
画像59
画像60
画像61
画像62
画像63
画像64
画像65
画像66
画像67
画像68
画像69
画像70
画像71
画像72
画像73
画像74
画像75
画像76
画像77
画像78
画像79
画像80

季節物なので、規模によっては兼業農家の方もいるのでしょうね。
そういえば大学の同級生の坂本くん、勝沼出身でぶどうの時期にお裾分けしてもらった様ないない様な、朧げな記憶があります。


画像81

勝沼宿で1番急な坂、国見坂。


5.勝沼宿

画像82

見づらいですが、ワイン民宿鈴木園、駐車場にたくさん車が止まってました。



画像83

上行寺、日蓮聖人投宿之地。


画像84

ようやく街道らしい案内看板が。


画像85

読めない…


画像86
画像87
画像88
画像89

城跡の様な、史跡公園が登場、お堀など深くて立派でした。


画像90

甲府盆地を眺めながら朝食。

画像91

家内が昨日焼いたパン!手作りが1番ですね!



画像92

宿場町沿いの信号には、"甲州街道勝沼宿"の文字が、嬉しい配慮です!


画像93

本陣槍掛けの松、ここに槍を掛けたのでしょう。


画像94

脇道の景色、なかなかお目にかかれなかった、美しい脇道はシリーズです。


画像95
画像96

仲松屋住宅、お茶会をやられたり、市がユニークベニューとして活用してます。



画像97
画像98

三階建ての蔵は初めて見ました。
鬼瓦が迫力満点!


画像99
画像100

田中銀行社屋、商売が発展した町には銀行がありますね。


画像101

何故かこけし、何屋さんか忘れました。


画像102

海抜400m、小仏峠548mには負けますが、甲府盆地の標高は結構ありますね。


画像103

赤煉瓦の門の家。


画像104
画像105

細長くて大きな柿、干しているので渋柿ですね。


画像106

本家山梨だけあって、シャトレーゼ店舗も立派です。


画像107

葡萄の消火栓マンホール、何故かワインが飲みたくなって来た…


画像108

そしてこちらは、白百合醸造、かつ仕事で、やまなしワインタクシーを開発した時に、とてもお世話になりませた。




6.栗原宿

画像123

山梨市に入りました。
途端に、ぶどう狩りの店が消えます。
何なんだったと思うくらいありません。
いくら考えても分かりません。


画像109

でも葡萄畑は続きます。
どこまでも…


画像110

この柱標建てていたのは、山梨市だけでした、嬉しい限りです。甲府盆地を中心とする国中地方の自治体さんも、もっと甲州道中を資源として活用して欲しいなと感じました。


画像111

立派な建物、個人宅です。


画像112

こちらも個人宅、屋号を石柱にして掲げてます、ユニークですね!初めて見ました。


画像113

天神社、奥にあるのは"丸石道祖神"、後ほど詳しく設定します。


画像114

飲食チェーン、大戸屋創業者の生家。

画像115

大宮五所大神参道。旧栗原五十五ヶ村の総鎮守、行きたかったけど時間がなくて、次回の楽しみに残しておきます。

画像116

横道に入ると、左は桃畑、右は葡萄畑。
ほのぼのとした景色が広がります。


画像117

葡萄が手の届く位置に咲いてます。

画像118
画像120

日川の堤防からみた空の色、1枚目が南の空、2枚目が東の空、同じ時間でこんなにも青さが違うんですね。

画像121

上から見下ろす葡萄の木、こんな感じなんですね。



画像122

中華そばと、焼きもつ、
並列で看板になる、"焼きもつ"が気になりますよね。隣の甲府市の"甲府鳥もつ煮"が結構有名なのですが、鳥をよく食べる文化があるのかもしれません。


画像124
画像125
画像126

マメトラ、かわいいです。


画像127

ワクチン大臣の堀内のり子さん、甲斐国に入ってから、堀内さんと何回目があったことか、知り合いみたいな感じになって来てます。山梨二区は候補者三人とも女性、堀内さん強すぎるので、男性候補者は出づらいのかもしれませんね…。

家系も凄い!日本を背負って欲しい!


画像128

寿司屋さんの大きな看板が。山梨県は寿司屋の件数人口比率日本一なんです。海から魚を運んで鮮度が保てる限界範囲を示す"魚尻線"が、影響しているとか、詳しくはこちらをご覧ください。


画像129

きよみもんぺ、個性強いです!


画像130

見事な腰屋根と白壁の和風建築、先程もこの様な色合いの家を、目にしました。


画像131
画像132

仲良く並んだ石碑、秋葉大権現、山神宮、石尊大権現。よく見ると親子みたい、紙垂があると引き締まりますね。


画像133

立派な松の前で虫取りをする坊や。道の反対側にいたのに、ペコリと挨拶してくれて、とても可愛かったです。


画像134

大菩薩ライン、奥多摩に抜ける国道411号。山梨県側の最東端の、丹波山村は多摩川の源流で、川の名前の由来にもなってます。


画像135
画像136

立派な門の上に、何やら哺乳類系の生き物が…


画像134

鼻は猪、口は犬、耳は狐、う〜ん、なんなんでしょうね…


7.日川

画像135

日川、笹子峠を降りてからずっと一緒に歩んで来ました。落ち着いた流れです。

画像136

日川を渡り笛吹市に、石和温泉がある自治体です。


画像139

白山神社、屋根が赤い神社が、増えてきました。


画像140
画像141

ザクロの木、鳥に「食べてタネを運んでください」と口を開けて叫んでいる様です。


画像142

富士山が顔を出しました、先週笹子峠手前で見た時は雪化粧しておらず、季節の変わり目の霊峰に遭遇できて感激です。


画像143

桃の木です。桃源郷・笛吹市の桃は日本一の収穫量、第二位の福島市の倍近く、面積は福島市の1/3以下にもかかわらず、凄いですね。


画像144

静かな街道沿いの町並み、のんびり歩けて最高です。


画像145

"甲州桃太郎街道"今日歩いてきたルート辺りが、そう呼ばれているそうです、きっと。甲州道中、鶴川宿〜大月宿付近で語られていた、桃太郎伝説とは関係ありません。


画像146
画像147

日川は笛吹川と合流し、ここからは笛吹川と旅を続けます。甲州道中が一里弱の区間でなぜ川を2回渡ったのか、昔と川の流れが違ったのでしょうね。


8.石和宿

画像148
画像147

松並木、甲州道中で初めてかもしれません。

画像149

笛吹童子、本当にいたんですね!本名は笛吹権三郎です。


画像150

こちらの石碑にも紙垂がかけられてます。



画像152
画像153

テアトル石和、一度この道を昨年末に逆方向から歩いた事があったのですが、その際はかろうじて、スポット営業をしている雰囲気があったのですが、ついに解体なのでしょうか・・・・。


画像154

横からの眺め、街道沿いの建物らしく奥に長いですね。


画像155

常夜燈ツインタワー。


画像156
画像157

鵜飼山遠妙寺。笛吹川では鵜飼が行われているのです。


画像158

温泉街らしく、置家があります。


画像159

本陣跡、金網が陣取ってます・・・・読めない・・・・。


画像160

振り向いたら案内看板が、この位短い文章の方が私は好きです。



画像171


画像172

武田二十四将のイラスト入り昇り、いいですね!




画像161
画像162

小林公園、石和が誇る偉人です。


画像163
画像164

足湯まであり、疲れを癒すには最高の場所です。


9.丸石道祖神

画像165

この様な形をした道祖神は初めてみました。


画像166
画像167
画像168
画像169
画像170

様々な種類があり、この地域独特の文化の様です。下諏訪までの間、どこまで続くか楽しみです!





画像173

さぁお昼です、このお店に吸い寄せられました。


画像174

らーめん500円也、シンプルな醬油味が一番好きです。


画像175
画像176

第二平等川、昔は笛吹川でしたが大水害で今の笛吹川の場所に流れが変わったとあります。これで先ほど一里の間に、日川・笛吹川を2回渡った謎が解けました。



10.甲府市

画像177
画像178

甲府市に入りました、甲府の名の由来は、甲斐国の国府があったから、知りませんでした。
右 富士山・大山、左 甲府。今の水の流れからは考えられませんが、第二平等川が昔笛吹川だったころは、渡しがあったそうです。


画像179
画像180

平等川・平等橋、かつては蛍が多く、宇治川の様であったことから、平等院にちなみ名付けられました。いい名前ですね。



画像182

滋賀県の中山道では、”飛び出し坊や”がたくさんいましたが、山梨県の甲州道中は”飛び出し爺や”でした。


画像183
画像184

光と風の設計社、一級建築士事務所が運営する、ライフスタイルを提供する空間、なかなか魅力的です。



画像185

山崎刑場跡、気付かずに撮影してしまった・・・・。


画像186

酒折宮の道案内碑。


画像187

道はゆるゆると渋滞しています。


画像188
画像189

山梨学院大学、家内が”駅伝のオツオリ”と言ってましたが、古すぎる。


画像190

富士アイス東店の”じまんやき”、隣にレストランもあり、不思議な空間となっています。


画像191

身延線善光寺駅、町の中心地が近づいてきました。


画像193

桝形が3つ続きます、まずは一つ目。


画像192

気になる立ち食いうどん屋さん、決して人通りが多いわけではなく、かつ交通量の多い桝形の途中にあり駐車場も無い、そんな条件の中営業してます。



画像194

銃砲八火薬店、珍しいですね。


画像195

独特の色をした石川家住宅、かつては糸繭問屋であった。


画像196

二つ目の桝形の入口。


画像197

馬刺し問屋、道中馬刺しを提供する飲食店の看板を見ました。よく食べる習慣があるのでしょうね。


画像198

二つ目の桝形の出口。


画像199

醤油醸造所、100m位江戸寄りには味噌醸造所もありました。ワインに味噌醤油、山梨の発酵文化ですね。


画像200

400年の歴史がある伝統工芸の印傳屋さん、私が使っている財布は印傳屋さんで昨年購入しました。


画像201

富士山の姿が、少しづつ変化していく様子が楽しめます。


画像202
画像204
画像205

甲府は商店街が縦横に走っていますが、歩いている人はまばら。


画像206

うば車店…。


画像207

本陣があったと思われる付近の歩道橋から、甲府駅方面を望む。前職の支店が甲府にあり、地域貢献で毎年4月に行われる信玄公祭りの武者行列に支店のメンバーと一緒に参加した時、この通りを行進した事を想い出しました。

11.信玄公祭り

先程の通りがこんな風になります。世界最大の武者行列と謳ってますが、きっとそうだと思います。この日は日本中の甲冑が甲府に集結している位、街中に武者が溢れ返ります。せっかくなので、2015年4月4日に参加した時の画像をお見せします。


昼頃に着替える場所に割り当てられた小学校に集まり、まずは着替えます。構えからして弱そうですね、すぐ斬られそうです。


集まるとなかなかの雰囲気が出てきます。


これは舞鶴城に各部隊が集まって、えいえいお〜と、気勢をあげる前だったと思います。


夜の9時頃までやるのですが、とにかく待ち時間が多くて、夜は盆地なので底冷えするので、こういう事になります。刀を持って行儀良く座る姿がシュールですよね。

去年今年は延期になったので、来春は復活してもらいたいです。


画像208

先程の歩道橋から見た下諏訪方面。いざ出陣じゃ〜!


画像209

残念なことに甲府市内は、街道らしい案内表示が見当たらず、何のために歩いているんでしたっけ?と独りでツッコミ入れたくなってきました。この様な蔵を見つけただけで、ホッとしてしまいます。


画像210

荒川橋、荒川は昇仙峡の上流から南下して、笛吹川に合流します。


画像211

富士山見事ですね〜!


画像212
画像213

中華ごはん、かんざし。お腹空いてたら絶対入ってます。


画像214

上石田のサイカチ、甲府市指定、有形文化財・天然記念物。




画像217

国道20号以外の表札に会うのは珍しいのでパチリ、太平洋まで100キロ弱、遠いですね。




画像220

クリスタルミュージアム。


画像221

黄葉、早いですね。


画像222
画像223

山梨県立美術館、昨年の夏家族で来た時は猛暑日でした。


画像224
画像225

美術館の外にある、ミュージアムショップ風の店舗。なかなか上手い商売だと思います、初めて見ました。


12.甲斐市

画像226

甲斐市には入ります。


画像227

道はしばらくこんな感じ。


画像228

おおっ諏訪の表示が!遂にカウントダウンの音がして聞こえてくる様です。


画像229

竜王駅前、今日はここまで。


画像230

帰りの燃料補給にセブンイレブンにはいると、流石山梨、ワイン専用棚があります。今回画像ありませんが、スーパーに行くと、一升瓶のワインがズラリと並んでて、感動します!


画像231

甲斐市の案内マップ。

画像232
画像233
画像234
画像235

竜王駅がお洒落過ぎ!



画像236

お土産の信玄餅、信玄公生誕500年記念パッケージ、ルイヴィトンみたいですね。


画像237
画像239

のんびりワインを飲みながら帰ります。


画像240

自宅の前には、昇りつつある月が、今日は月に始まり月に終わった1日でした。

いいなと思ったら応援しよう!