赤山街道 越谷道2 越谷宿→吉川→野田
私が住む埼玉県内の街道は、ほぼ歩き尽くしてきましたが、探すと意外と近いところに歩いてない道があったりします。
本日はその中の1つ、川口市にある赤山陣屋に向かう3本の赤山街道のひとつ、越谷道から分岐する道を歩きます。
2025.05.04
1.スタート地点まで


今日は短い距離を歩くので、ゆっくりの出発。



越谷市は阿波踊りで有名です。
県内屈指の住宅メーカー中央住宅のオーナーが徳島県出身。今から40年前の1985年に、阿波踊り通じて、越谷の地域活性と徳島との絆を作りたく始めたのがきっかけ。
今では、徳島の阿波踊り、高円寺の阿波踊りと共に日本三大阿波踊りのひとつと称されています。


本日歩く赤山街道に入るまでは、日光道中を少し歩きます。



オーナーの写真入りの看板。
クリニックから始まり、ついに家族葬にまで普及してきました。

里程表。
雷門 五里
浦和 三里
大宮 五里
川口 四里
鳩谷 三里



この先が越谷宿の中心部。
今回は赤山街道に入るため歩きませんので、詳しくはこちら↓
2.越ケ谷宿



この地点で、赤山街道が二つに別れます。左が杉浦陣屋で右が吉川、本日は右に曲がります。
杉浦陣屋までは、2年前の11月に逆方向から歩きました↓





力持ちの番付表がありました。
越谷は当時の力持ちの頂点である大関、三ノ宮卯之助の出身地。よく読むと、610kgを持ち上げたと記されています。
ギネスブックになりそうですね。
卯之助が持ち上げた力石は、全国各地の神社に今も展示されています。









3.元荒川

元荒川は、かつての荒川の本流。
美しい曲線を描きながら、埼玉県南部を流れています。
江戸時代初期に、利根川と荒川が氾濫を繰り返していたので、荒川を西に利根川を東に流れを変える、「利根川の東遷、荒川の西遷」という、大事業が取り行われました。
指揮を取ったのは、徳川家康から命を受けた伊那氏、赤山街道の終点の赤山陣屋が伊奈氏の活動拠点でした。






見事な鯉のぼり群。
よくニュース等では目にするのですが、初めて生で見ました。ずっと眺めて痛くなる風景です。





4.吉川



元荒川はこの地点で中川と合流します。
中川はこの先、東京都葛飾区で現在の荒川と並走し、東京湾河口付近で荒川と合流します。

二つの川が交わる地点、水の色が異なるのがはっきりとわかります。

吉川市内は、川魚を出す料亭が複数あり、ナマズが名物料理です。

この付近で赤山街道は終わり。
10kmくらいしか歩いてないので、吉川から茨城県の下妻に抜ける、下妻街道を経由して、千葉県野田市まで歩きます。





5.野鳥の楽園



青鷺の棲み家。
街道の左側にうっそうとした森が見えてきました。神社でもあるのかと近づくと、そこは青鷺の棲み家。
見たことがない位の青鷺が集まっており、人が立ち入ってはいけないような雰囲気が漂っています。


中川の対岸には、白鷺の棲み家が見えます。この付近は、野鳥にとっては楽園なのでしょうね。
街道歩いていても、野鳥の棲み家にはなかなかお目にかかれません。
ここ吉川以外では、2回目にしました。
1回目は、日光壬生道の磐裂根裂神社(いわさくねさくじんじゃ)。
ダイサギの棲み家になっており、ひなが育つ時期だったのか、カラスが巣を襲うとして、激しく戦っていました。

栃木県 鹿沼市

栃木県 鹿沼市
下の画像が、神社の参道。カラスと戦った鷺の羽が境内いっぱいに散乱しており、一瞬入るのをためらうほどでした。

栃木県 鹿沼市
日光壬生道を歩いた時の記録はこちら↓
2回目は、北陸道を新潟県上越市から滋賀県彦根市に向かって歩いた時の最終日でした。

滋賀県 長浜市
姉川を渡り上流の方を眺めると、見たこともない位の数の白鷺が上空を舞い、森の中で羽を休めていました。

滋賀県 長浜市

滋賀県 長浜市
北陸道を歩いたときの記録はこちら↓



吉川の名物はナマズ料理。
珍しいカラーの仕切弁に、ナマズが描かれています。









6.松伏








往時はこの付近に、渡しがあったそうです。上の画像の川の対岸に見える桟橋は、その名残りでしょうか。





7.江戸川







醤油のまち、野田が近いからか、しょっぱくてとてもおいしいラーメンでした。





大好きな利根川を渡り、埼玉県から千葉県に入ります。
8.野田
















醤油バター最中。
野田らしい和菓子、どら焼きを購入しましたが、食べたことがない美味しさでした。



旧野田商誘銀行。
殆どの創立委員が醤油醸造家であったため、醤油の語呂にちなんで"商誘銀行''と名づけられたそうです。
9.キッコーマン城下町

キッコーマン。
国内の醤油の出荷数シェアが1/4をこえる、日本一の醤油メーカー。野田市はキッコーマンの企業城下町です。














野田市駅は新幹線の駅の如く、要塞のように聳え立っています。





今回の街道歩きは以上で終了。
下妻街道の続きを歩くかはまた考えます。
