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「産後の感謝」こそ、いつも心に抱いていたい

2回目の産後1ヶ月がついに終わりを迎えた。

今回は、夫が育休を取ってくれて、かつ実家の母が長期間、家にヘルプに来てくれた。義母も「ヘルプに行くよ」と申し出てくれた。さすがに大人3人いれば十分だということで、義母には夫の育休終了後にヘルプをお願いすることにした。

実家の父も、家に何度か様子を見に来てくれた。義父も趣味の農業で採れた夏野菜や果物をことあるごとに送ってくれている。

心の底から恵まれているなと思う。

周囲がこんなにも私たち家族や子どもたちのために動いてくれている。これは決して当たり前のことなんかじゃない、と感じる。



実は、産後の動線については、妊娠中から悩んできた。

悩みといっても、かなり独りよがりな悩みだ。

「AとBという選択肢があるのならAが良い」という風に。

ぶっちゃけると、産後は気をつけていてもメンタルが荒ぶるかもしれないから、出来るだけ義理の実家とは距離を置きたい、というのが主にあった。

初めての育児ではないし、義理の実家がヘルプしてくれるのも今回が初めてではない。正直、心当たりゼロでそう思ったわけではない。

でも選択肢がない家庭だってあるのに、私は何様のつもりか、思いのままに取捨選択をしていた。

ありがたいことに夫は、そんな私の意思を尊重してくれて、実母も義母も、我々夫婦の決断に従ってくれた。

細かなことは気にせずに、必要な時は行くね、というスタンスを両家共に取ってくれている。本当に、頭が下がる思いだ。



赤ちゃんのお世話だけでなく上の子のケアも必要な今、大人の手はあるに越したことはない、と感じている。

一方で、大人の数がいればいるほど良いかと聞かれたら、そうでもないかもしれない、と思う。


最近読んだ下記の本には以下のような記載があった。

かつては三世代がいっしょに生活し、隣近所含め、親が忙しくても、誰かが子どもの相手をしてくれた。
それでも良いことばかりではなく、嫁姑関係や隣近所とのお付き合いで、お母さんがつらい思いをすることや、跡継ぎのことなどで、両親との間に軋轢を抱えることもあった。それに、お母さん・お父さんが自分の考えで子育てをしにくかったということもある。

p.76 ざっくり


関わる大人が増えれば増えるほど、ありがたいこともあれば、面倒も増える。一方で、核家族で親だけで子育てする人が多い昨今、子育てへの指針を持てないでいるときっとただの苦行でしかない。


話は脱線するが、約70年前、私の父方の祖母は子供を2人授かったが、教師をしていたので2回とも産後3ヶ月経たずに復職し、子どもの面倒は同居していた姑(私の曽祖母)に任せていた。

「乳児期の子育てどうだった?2歳差で大変だったよね?」など問いかけても、『どうだったかなあ。ばあちゃん(姑のこと)に全部任せっきりだったから覚えてないなあ』の一言。90歳を超えて記憶が薄れてるということもあるだろうが、ひょっとすると本当に自分の手で子育てすることはあまり叶わなかったのかもしれない。

そうだとすると、今の時代は情報があり過ぎて何を選択すべきか難しくもあるけど、それでもある程度、親自身の考えに基づいて子育てする余地があるのは恵まれていると感じるようになった。

選択肢があるからこそ、親たちだけで頑張らず、良い塩梅で人に頼るという術は、我々親も身につけて行かなきゃな、と思う。子育てを主体的に楽しみつつ、人と繋がりを持つことも諦めずにいたい。



話を元に戻して、今感謝していること。
まず、産後だけでなく妊娠中から献身的にサポートしてくれた夫。

私の体調優先で、休みたい時に休ませてくれたり。
「ママがいい!」となる子どもを説得しながら外に連れ出してくれて、その間休息の時間を作ってくれたり。
炊事から片付け、掃除まで、「やらなくていい、動かなくていい」と夫が主に担ってくれた。

結婚してもう何年経っても、夫の家事の仕方であれ?と思うことは正直今でもあって、口を挟みたくなることもあるけど、致命的なものでなければ『言わないでいるやさしさ』というのもあるのかなと最近やっと思えるようになった。

夫に対してだいぶ寛容になれてきたからな気もする一方で、相手のやり方を変えようとするよりは、子どもの手前、関係性を1番に考えるようになったからかもしれない。親が言い合いする姿を子どもになるべく見せたくない。


それから「母乳のために」と毎日栄養バランスの良い食事を考えてくれる母。

家にヘルプに来てくれたときは家の中をピカピカに綺麗にしてくれたり。
もう無理はしないでほしいけど、2歳の子どもともみくちゃになって一緒に遊んでくれたり。
母は自分の意見を押し付けることなく、まず「そうか」と聞いてくれる。もしかしたら我慢させていることもあるかもしれないけど、私が感謝していることはたくさんある。母がいてくれたから、産後も平穏な気持ちで過ごせたなと感じる。


そしていつも要所要所で助けてくれる、義理の実家。
いつも温かく見守ってくれてありがとう。本当に心から感謝しています。



「産後の恨みは一生」ものだと言われるけれど。

「産後の感謝」こそ、一生心に留めておきたい。



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