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【映画note】2006年『クィーン』ヘレン・ミレン

ダイアナ元皇太子妃が交通事故で急逝した直後のイギリス王室の内幕を描いた作品。かねてからダイアナとの不仲説が噂され、事故後も沈黙を貫き通そうとするエリザベス女王に、国民は次第に不満を募らせはじめる。そんな中、就任したばかりの首相トニー・ブレアが王室と国民の和解に奔走する。ひとりの人間として苦悩するエリザベス女王を見事に演じたヘレン・ミレンは、アカデミー賞をはじめ多くの映画賞で主演女優賞に輝いた。

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ダイアナ元皇太子妃の突然の事故死から1週間にわたる、王室内のドキュメンタリー映画だ。

1997年、ダイアナ元皇太子妃の突然の交通事故死は、本当に僕自身も衝撃を受けた。パパラッチに追われている中での、パリでの事故。当時は陰謀説もささやかれたことを覚えている。

ダイアナ元皇太子妃とイギリス王室とに確執があるということは分かっていたが、ここまでダイアナとエリザベス女王との間に亀裂があったとは、この映画を見るまで思っていなかった。

エリザベス女王というよりもチャールズ皇太子との不仲が原因だと思っていただけに、この映画でチャールズ皇太子が離婚後もダイアナに寄せる思いを語っているのが不思議でならなかった。カミラとの仲があるにもかかわらづ、そのような表現をしているのは、むしろチャールズ皇太子を嫌な人物に仕立てているのだろう。

イギリスのブレア首相がダイアナとエリザベス女王との間に立ち、その関係を取り持っていたとは、少しできすぎたかもと見えたが、事実であったのなら、それは素晴らしい首相ではないかと思う。

ヘレン・ミレンはエリザベス女王の苦悩と孤独を見事に演じ切っている。王室という厳格さの中での、品格と毅然とした姿勢。自分の気持ちを抑えながらも、国民との融和を重んじ、国民のための王室に徹した姿。あらためてエリザベス女王に敬意を払いたい。

どこかの大国の大統領の軽々しい言動と軽薄さとは正反対なので、イギリスの歴史と重厚感を感じたのも良かった。

ドキュメンタリー映画とあり、映画には当時の映像がそのまま流れてくる。

若き日の美しいダイアナ
パパラッチに追われる姿
離婚後の彼氏ドディとの交際
ヨットでの水着姿はまるで女優のようだ
そして、葬儀で参列する著名な俳優たち…。

ダイアナ元皇太子妃の葬儀で歌われていた、エルトン・ジョンの『キャンドル・イン・ザ・ウィンド』

この曲は素晴らしい曲だ。当時は何度もこの歌を聴いた。これが映画の中で流れなかったのが少し残念だった。

いまこの記事は『キャンドル・イン・ザ・ウインド』を聴きながら書いている。





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