仕事を得るための移住が育児では不利になる

近年は多くの人が自分の地元を離れて、他の場所で働くと言う生活をしているだろう。これは自己実現と言う目的においては最適な手段と言える。自分が地方に住んでいて、就きたい職業にない場合、都会に行ってその就きたい職業に着くのが良い。
しかし、こと育児に関して言えば、地元から離れると言うのは悪手である。というのも、育児は非常に人手が必要な作業であるからである。そのため、親のサポートがない状態で育児をすると言うのはかなりの苦行である。いくら社会的なサポートが発達しようと、夜中に寝不足になりながら、子供の面倒を見るのは自分たちしかいない。そのため、社会的なサポートがあろうと、常に疲労は蓄積していく。そんな時に心おきなく、頼れる相手は、家族ぐらいなものだろう。
先ほど述べたように、近年は職業の自由を行使する人が多く、地元から離れた土地で働く人が多い。しかし、子育てと言うライフステージに差し掛かった際、窮地に陥ることが多い。とも働きが推奨される最近の世の中においては、なおさらそうだ。保育園に預けた子供が風邪をひいた場合に、片方が仕事を休まればならない羽目に陥る。近くに家族がいれば、子供を引き取るのをお願いできる可能性がある。
また、地元を離れた場合、一家で住む家や土地を入手することも困難が伴う。最近は不動産価格が上昇しており、30年どころか40年ローンと言う話さえある。経済効率性から考えても地元を離れて遠い土地に行くと言うのは、悪手である。
以上から、地元を離れて働く場合の職業選択の自由という自己実現は、子供を作って育てると言うライフステージにおいては大いに不利に働く。そこまで理解した上で働く場所を選ぶのが良い。

いいなと思ったら応援しよう!