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​【50歳FIREの罠?】iDeCoの「19年ルール」を勘違いして青ざめた話と、実際計算してみたリアル

​「iDeCoって、節税になるしとりあえず少額から始めてみよう!」

​そう思って、数年前に毎月5,000円の最低額でiDeCo(個人型確定拠出年金)をスタートした私。

​当時は、

​制度変更で会社への面倒な届け出が不要になったこと

​積立分がそのまま所得から引かれて税金が安くなること

​この2つのメリットだけを見て、「控除でお得になるならやらない手はない!」と飛びつきました。60歳まで引き出せない制限も、まあ老後資金と思えばいいか、くらいに軽く考えていたのです。

​しかし最近、目標である「50歳でのFIRE(早期リタイア)」について本気で勉強し直す中で、冷や汗が出るような事実を知りました。

​「退職金 → iDeCo」の順番は、19年空けないとダメ!?

​iDeCoを一括で受け取るときには「退職所得控除」という大きな税金優遇が使えます。

​しかし、2022年の税制改正により、**「会社の退職金を受け取った後、19年以内にiDeCoを受け取ると、退職所得控除の枠が重複して使えなくなる(節税効果が薄れる)」**というルール(通称19年ルール)が存在していたのです。

​私はずっと、「10年空ければ大丈夫(※iDeCoを先に受け取ってから退職金をもらう場合のルール)」と頭の中でごっちゃにして勘違いしていました。

​つまり、私が50歳で会社を辞めて退職金をもらった場合、iDeCoを非課税枠いっぱいで受け取るには69歳まで待たないといけないということ……?

​「やってしまった……。ろくに調べもせずに始めて後悔……」と、一瞬間、頭が真っ白になりました。

​実際どれくらい損するのか?ガチで計算してみた

​自分のiDeCoの運用状況(月5,000円積立)
実際に60歳で受け取った場合の税金を試算。
コチラのサイトをみながら計算すると…

​結論から言うと、私の場合は1円も損していませんでした(むしろ大勝利でした)。

​理由はシンプルで、**「月5,000円という少額積立だったから」**です。

以下計算詳細

​📊 設定条件の整理

  • ​50歳(退職時): 会社の退職金 1,500万円 を受取

  • 60歳(iDeCo受取時): iDeCoを一括受取(退職から10年後)

  • ​iDeco加入期間: 30歳〜50歳の 20年間(月5,000円積立=元本120万円)

  • ​60歳時点のiDeCo想定資産: 約183万円(年利4%運用の場合)

​🔍 計算のプロセス

​1. 50歳時点:会社の退職金(1,500万円)にかかる税金

​まず、50歳で会社を辞めて退職金1,500万円をもらう時の計算ですが、

  • ​勤続年数の仮定: 22歳就職〜50歳退職 = 28年

​退職所得控除額:

800万円 + 70万円 × (28年 - 20年) = 1,360万円

  • ​課税対象額: (1,500万円 - 1,360万円) × 1/2 = 70万円

​かかる税金: 所得税・住民税あわせても 約10万円程度(退職金1,500万に対してほぼ無傷!)

​2. 60歳時点:iDeCo(183万円)にかかる税金

​ここが一番気になっていた「10年空け(19年以内)」の重複ルールの部分!

​退職金をもらってから19年以内にiDeCoを受け取る場合、過去に退職金で計算に使った勤続年数期間は、iDeCoの控除計算から除外されますので、

  • ​iDeCoの通算加入期間: 20年(30歳〜50歳)

  • ​退職金と重複している期間: 20年

  • ​重複していない期間(50歳〜60歳の10年間): 10年分

​つまり、60歳でiDeCoを受け取る時に使える「退職所得控除の枠」は、10年分として計算されます。

  • ​60歳時点で使える控除額: 40万円 × 10年 = 400万円

  • ​受け取るiDeCoの資産額: 約183万円

  • ​控除枠が 400万円 もあるのに対して、受け取るお金は 183万円。

枠の中に余裕で収まるため、**60歳時点のiDeCoにかかる税金は「0円」**になる。

​結果として、

退職金→iDeCoでも問題なし!

​今回の失敗から学んだこと

​今回は「月5,000円」というお試し感覚の少額投資だったため事なきを得ましたが、もし「節税になるから!」と何も考えずに満額(月2.3万円)を積み立てていたら、将来本当に想定外の課税をされていたかもしれません。

​今回の教訓は3つです。

  • ​出口戦略(いつ・どう受け取るか)までセットで調べる

  • ​制度変更や「〜年ルール」の勘違いに気をつける

  • ​よく分からない時は、まず「少額(最低額)」で試すのが最強のリスキリング

​「知らなかった……」と後悔しかけましたが、実際に数字を叩いてみることで、自分の現在地とこれからの戦略がよりクリアになりました。

​皆さんはiDeCoの「出口戦略」、どんなイメージを持っていますか?

「実はうちも勘違いしてた!」「こんな受け取り方考えてるよ」などあれば、ぜひコメントで教えてください!

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