【バスケ日本代表】進化に向けた狼煙が上がった!~キーパーソンたちの決意表明と嬉しいエール
日本代表のアジアカップ敗戦から1週間が過ぎました。未だに「ロス」状態と言いますか、頑張って欲しいよなーと思い続けています。今回はレバノン戦直後の代表メンバー(スミマセン、私の個人的「推し」メンバーです・笑)のコメントを中心に、今後に向けて無理矢理にでも前向きに顔を上げていきましょう!という回にしたいと思います。
西田選手「バスケの理解度をもっと高めていかないと」
パリオリンピックが終わり、日本は世代交代を進め始めるなど新たなサイクルに入った。変化が実を結ぶには時間がかかるのは事実だが、西田はそれを言い訳にしてはいけないと続ける。「トムさんの体制になった最初は(『FIBA ワールドカップ 2023 アジア予選』で)中国やオーストラリアにボコボコにされました。新しいチャレンジがうまくいくのに時間がかかるのは仕方ないと言えば、そうかもしれないです。でも一人ひとりが自分の持っているものを全部出し、バスケの理解度をもっと高めていかないと、国際大会では勝てない。そこに対して、もっと責任を持ってプレーしないといけないと感じています」
西田選手はトムさんからの信頼も厚く、ここぞ、という時にコートで的確なプレー(トムさん的に)で安心できる存在なんでしょうね。そんな西田選手
も今回の敗戦後には上記のように悔しさを語っています。Bリーグ(←かつてはプロリーグが2つあったり、協会自体もゴタゴタしていたことを考えると、今は興行的にも内容面でも大進歩だと思いますけどね)で甘んじているな!と一人ひとりがもっともっとレベルを上げないと、この先には行けない、という危機感を持ったのでしょうね。たしかに今後日本はアジアカップに日本よりも上位に駒を進めた中国、韓国、台湾と戦うわけですが、いずれも強豪揃い。やれベストメンバーではないとか、頼みの八村選手がいないから・・・なんて言っていられない、本気で代表メンバー、そして候補選手達が数倍レベルアップしないと、国際大会では勝てない、そう西田選手は言いたかったのかもしれませんね。
吉井選手「強くなるためにはイチから考え直さないといけない」
吉井は決して饒舌なタイプではないが、こちらの質問には真摯に対応してくれる選手だ。そんな彼が「こんな試合をして、何が悪かったとか、どうこう言うことはないです」と続け、自身の活躍についても「こんな負け方をしたら関係ないです。もっと日本が強くなるためにはイチから考え直さないといけないです」と締めくくった。
俺たちの吉井(選手)。勇猛果敢にペイントエリアに入っていく強きが魅力の一つですが、そんな吉井選手も手厳しいコメントを残しています。強くなるためにはイチから考え直さないといけない・・・本当にその通りかもしれません。というのも、身長でも体格でも他国に見劣る日本チームが世界を相手に戦うためには、そうしたハンディをものともしないようなシュート力だったり、スピード力が求められるのだと思います。しかし、先日のレバノン戦ではそのいずれも相手が上回っておりました。特にゴール下で2メートル級を常に相手にしている吉井選手からすると、とにかく歯がゆい状況が続いているのかもしれません。
川真田選手「まだまだ自分たちが足りないところたくさんあります」
川真田は「まだまだ自分たちが足りないところたくさんあります」と反省を口にすると共に、巻き返しへの強い気持ちを示してくれた。「逆に言えば成長するところがたくさんあります。自分もまたレベルアップして代表に戻ってこられるように頑張りたいです」
お、マイキー、わかってるじゃないか!笑。とはいえ、ゴール下のリバウンドだけでなく、自らシュートに行くなど、アジアカップでは随所に「技」を魅せてくれておりました(ま、フリースローはもう少し入れて欲しかった・・・涙)。やはり川真田選手の良さは恵まれた体型。外国人選手にひけをとらないガタイで大相撲の土俵際の粘りを彷彿させるゴール下の戦いを日々行ってくれています。これでシュートができるようになると、相手方にもフェイントとなり、俄然面白くなってくるんじゃないでしょうか。もう一人のビックマン狩野選手とのメンバー争いも面白くなってきましたし、川真田選手が仰るようにレベルアップ、期待しています!
八村選手「ただ単にバスケで日本が強くなってほしいと思っている」
「僕は日本の代表、バスケが良くなってほしいというのは、僕の心からの思い。それ以外は何もない。ただ単にバスケで日本が強くなってほしいと思っているだけ」
なんだかこのコメントを聞いただけで、涙が出るくらい嬉しかったです。やっぱり八村選手は日本のことを考えてくれていたんだ!と。もちろんトムさんとの確執の真相は分かりません。ただ、思いっきり良好、ということではないんだろうな、というのはシロート目でも分かります。それでも、ずーっと日本代表だったり、日本のバスケ協会と対立姿勢なのかな、と思ったら、そうではない、「僕は日本のバスケが良くなって欲しい、強くなって欲しいと思っているだけなんだ(←若干意訳あり)」これを聞いて、ホッとした方はきっと多いんじゃないでしょうか。八村選手、ありがとう!
そして最後はこの方!
10年ちょっと前には教わる側の子たちと同じ日本のバスケ少年だった塁が、アメリカに渡り世界のトップ選手になった現在まで、どれほどの努力を重ねているか、彼をそこまで運んできた学びと覚悟、正しい努力のしかた。それを自分だけのものにせず日本の子どもたち、後輩たちに伝えたい、知ってほしい、みんなもやれるよ、という塁の思いを感じて、私は心を動かされました。#日本一丸
もう井上先生が出てこられたら、「何も言えねぇ」状態になってしまいますよね。日本のバスケ文化を根付かせようとずーっと活動してきた井上先生。こんなゴタゴタでせっかく醸成しつつある日本のバスケをダメにしてはいけない、純粋に子どもたちにバスケの楽しさを伝えようとしている八村選手へこれほどのエールはないでしょう。さすが、井上先生(そして、今の地位に至るまでに相当な努力を重ねてきたことへの言及も素晴らしいですよね)。
正直、アジアカップ、日本敗戦後、上位に駒を進めた各国はいずれも強豪揃い。今のままで勝てるとは到底思えないほどの「差」をシロートの私でも感じてしまいました。特にレバノン戦を見てしまうと、イージーミスを多発し、外からのシュートは入らず、焦れば焦るほど自滅してしまい・・・と本当に悔しい試合内容のように見えました。が、ここでずーっと下を向いていても仕方が無い。日本はダメだと腐していても意味がありません。それでもやっぱり日本代表チームを応援していこう、と八村選手、井上先生のメッセージを聞いて奮い立たせた次第です。ま、私が何か出来るわけでは無いんですけどね・・・(笑)。
