お金は善悪を区別しない
お金は、善悪を区別しない。
真偽も区別しない。
美醜も区別しない。
何もないところにお金は生まれない。
しかし、善いことにも悪いことにも、お金は生まれる。
たとえば、人を支える介護や医療にもお金は生まれる。
一方で、人の不安につけ込む詐欺にもお金は生まれる。
真実にも、偽りにも、お金は生まれる。
たとえば、時間をかけて事実を調べる報道や研究にもお金は生まれる。
一方で、人を惑わせる偽情報や誇大広告にもお金は生まれる。
美しいものにも、醜いものにも、お金は生まれる。
たとえば、人の心を動かす音楽や芸術にもお金は生まれる。
一方で、人の怒りや嘲笑を集めるだけの見世物にもお金は生まれる。
GDPや時価総額や年収で、国や企業や人を判断してはいけない。
お金には、善悪・真偽・美醜の価値基準はない。
あるのは損得だけである。
損得の価値基準が強くなると、社会の健全さが失われる。
