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Vol.1 なぜ社会人陸上クラブを始めたのか【誰も教えてくれない社会人スポーツのリアル】

「なぜ社会人クラブなんてやってるの?」

と、よく聞かれます。
正直、面倒な事や大変な事ばかりです。
お金の管理、練習日程の調整、大会の申し込み、連盟登録。
毎日、事務作業に追われています。
もちろん、本業とは別で、あくまで趣味としてクラブチームを運営しています。
それでも、なぜ続けているのか。

「陸上競技が大好きだから」

これに尽きます。
私の人生、陸上競技に育ってもらったと言っても過言ではありません。

そんな自分ですが、高校卒業と同時に一度陸上から離れました。
勉強が忙しかったのもありますが、モチベーションが保てなかったのが一番でした。
なぜか。
「一緒に走る人がいなかったから」です。

高校を卒業すると、多くの場合、「大学で続ける」か「引退するか」の二択になります。
大学にサークルがあれば別ですが、うちはサークル禁止だったため、練習仲間などおらず、自ずと引退。
また、地元や近くに気軽に続けられる環境はなく、今まで顧問がやってくれていた申し込みや登録等も全て自分でやらなければなりません。

特に試合に出場するために必須な陸連登録が本当にわかりずらい。
今は登録が電子化して少しわかりやすくなりましたが、それでも新規参入するにはハードルの高さを感じました。

「誰でも気軽に陸上競技を続けられる環境を作りたい」

社会人2年目の夏。
テレビで中継されていた世界陸上オレゴン大会。
自分と同い年のサニブラウン選手が100mの決勝に残った姿をみて、
「もう一度、走りたい。」
という想いがこみ上げてきました。

思い立ったらすぐ行動。
学生時代を思い出し、秋の大会を目標に無我夢中で走りました。
そして迎えた市民大会当日。
高校時代からのルーティンで心を落ち着かせて、スタートブロックに足をかけました。
結果は、60mで肉離れ。
情けない復帰レースでした。

でも、選手にしかわからないあの緊張感。なぜ申し込んでしまったのかという後悔から、レース後の達成感まで。
この感情を、誰かと共有したい。
誰でも競技へ復帰できる環境を作りたい。そう強く思うきっかけとなりました。

「チームを結成するにあたって」

チームを立ち上げるには、いくつかの準備が必要です。
・団体名の決定
・メンバー集め
・練習場所の確保
・ユニフォーム作成
・会費やルールの決定

陸上競技のチーム作りは、かなりハードルが低い方だと思います。
団体登録は5名からで、高校時代の先輩や中学時代の部長、掲示板などで募集し、10名ほど集まりました。
ユニフォームはオーダーメイドの比較的安いメーカーで発注。
練習場所は地元の競技場がありますし、会費も登録費一人6,000円程度。

サッカークラブ運営のnoteを拝見すると、登録費で何十万とかかったり、ユニフォームや背番号などの把握、練習場所の予約や練習への参加人数など胃の痛い内容ばかりでした。

陸上競技場は個人利用が可能なので貸切る必要もありませんし、登録費も比較的安価です。(それでも当時は高いと思ってました。)
ですが、本業をしながら集金したり申し込みしたり、駅伝では代表者会議に出席したりとかなり忙しいです。
当時は10名程度でしたが、今では50名を超え、事務作業もより多忙を極めています。

「それでも運営を辞めない」

チームがなければ、必ずどこかで陸上を辞めていました。
これは言い切れます。
ですが、一緒に練習するメンバーがいる。
それが毎週競技場へ足を運ぶ理由になっていましたし、チームを存続させる要因にもなっていました。
メンバーがいる限り、このチームは解散させない。
それを目標に今日も事務作業に取り掛かります。

次回は、設立初期のリアルや金銭面について書きます。
ぜひフォローしてお待ちください。

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