見出し画像

ロバニエミでのオーロラ鑑賞成功!ということで


私は、寒いのが苦手。


苦手というか、
戦闘力がゼロに近くなり、
外に出るのが億劫になる。


そんな私が、
寒さを覚悟してでも
見たかったのが
オーロラ。


しかも、
2020年2月に
ベルギーからロバニエミに飛び
オーロラ鑑賞をする予定だったが、
コロナの関係で
行程を変更し、ロバニエミをキャンセル。


だから、
なおさら見たかった。


2025年2月
ロバニエミへ


オーロラは、
毎日見られるとは限らないため、
オーロラ鑑賞ツアーを2日間予約し、
どれだけ寒くても
絶対に見てやる!と意気込んでいた。


空港から外に出ただけなのに、
寒さと目の前に広がる雪景色に、
戦闘力を奪われる。


「今年は雪が少ないんだよ」ってドライバーが言ってたけど
絶対嘘としか思えない雪景色だった
私の人生でこんなに雪を見たことはない。


昼間もほぼ屋内で過ごし、
いよいよ
本命のオーロラツアー。


なんと、22時集合。


出発地点のツアー会社に着いた頃には、
かなり戦闘力が削られていた。


オプションで借りておいた
防寒用のアウターとパンツを上から着込み、
ニット帽にネックウォーマー、
靴下にカイロ、
防寒もばっちり!


なはずが、
バスに移動するだけで
さらに戦闘力を奪われたことを感じていた。


バスの中は暖房が効いているはずだし、
アウターを脱いでいないのに
なんとなく寒い。


オーロラの鑑賞スポットに到着。


バスの中でもアウターを着ていたため、
外に出た瞬間、
もはや寒すぎて、温度がよく分からない。


寒い……
が頭の中をグルグルし、
心なしか体が小刻みに震える。


空を見ると、
ん?
あれがオーロラってことで良いのかな?


寒すぎてカメラを持つ手も震えてたからか
こう見ると何も映ってない……
ちゃんと白い線は見えたんでだけど


ぼやっとした白っぽい光は見えるが
遠くの街の明かりにも思える。


むしろ、
オーロラであってほしい……
誰かあれがオーロラだと教えてほしい
とばかり思っていた。


次の鑑賞ポイントへ行くため
バスはさらに森の奥へ。


今度はうっすらとしたオレンジの光。
ただこれも遠くの街の明かりなんじゃ……
という疑念はぬぐえない。


どう見ても低い……
街の明かりなんじゃないだろうか
そして、やっぱりブレブレ


少しすると、
薄っすらと白い光に見えるものが
空を覆い始めたが、
これも正直、オーロラなのか分からない。


星空は綺麗だったが、
「わぁ!」なんてなれない、寒すぎて。


大きなテントの中での
焚火を囲んで、
ソーセージとマシュマロを焼き、
ホットジュースを頂いた。


いや、本当に寒い……。


焚火があっても
寒いものは寒い。

美味しいとか、
温まるとかではなく、
早く帰りませんか?


ガイドによる
オーロラの説明を聞いていると、
「はっきりとは見えないので、
 残念ですね」
と、はっきり聞こえた。


やっぱり私がオーロラだと信じたい光たちは
オーロラではないんだろうな……。


でも、もう私、満足してるんです。
だから、帰りませんか……。


もう戦闘力はほぼ残っていない。


ただただ焚火の近くの椅子に座り
私はぴくりとも動きたくなかった。


帰りのバスの中は、
到着まで眠ってくださいね、と
アナウンスがあったが、
寒くて眠れるわけがない。


もしかしたら、
私の見た光は、
向こうの街の光かもしれないし、
空気が冷たすぎて
なんかぼやっとしてるだけかもしれないけど、
オーロラ鑑賞成功!
ということにしよう。


そんなことをずっと考えていた。


3時間ほどのツアーを終え、
解散場所のツアー会社から
ホテルまでの徒歩5分が
本当に遠く感じた。


実は泊まっていたのは、
サウナ付きの部屋。


奮発して置いて良かった!
部屋にフィンランド式のサウナがある幸せを
こんなに感じたことはない
しかも、水着なしで入れるだなんて


部屋に戻って
速攻スイッチを入れ、
サウナに入り、戦闘力を充電。


サウナに一歩踏み入れたとき、
やけどするほど耳たぶが痛くて、
裸のまま飛び出てしまったほど、
私の体は冷え切っていた。


今日見たのは、
多分オーロラではないんだろうな……
いやオーロラだったと思う!


サウナから窓の外を見ながら、
あれだけ寒い思いをしたんだから、
オーロラ鑑賞が成功したと
思い込もうとしていた。


翌日。


起きた時に、
私の心はもう決まっていた。


今日のオーロラツアー、
行きません!!!


一応、
オーロラ予報を見ると、
昨日より確率が高かったが
私の決心はかたかった。


オーロラツアー出発の時間、
私は部屋のサウナから
真っ暗な中でも分かる雪景色を見ながら、
幸せをかみしめていた。


実は、ツアー後の寝る前に
ネットで旅行者のオーロラの写真を確認しまくった。


「うっすらでした」と投稿している人の
どの写真とも私が見たものは違っていた。


それでも私は、あれがオーロラでいい、
私の中では、あれがオーロラだった。


帰国後、友人知人に
「嘘やろ、寒いくらいで。
 ロバニエミまで行っておいて。」
と全員に言われた。


でも、私的には、
あのぼんやりした光を
オーロラということにしてるし、
あれだけ寒い中、頑張ったから、
オーロラ鑑賞成功で問題なし!

いいなと思ったら応援しよう!