40代の信用蓄積【後半】上の世代と下の世代の二面作戦が必要
前半では、40代の信用蓄積は仕事→人間関係→お金の順序で進めるべきだと述べました。人間関係もお金も、仕事の信用という土台の上にしか積み上がらないからです。そして人間関係の信用は、仕事の信用の「副産物」として後から積まれる。
後半では、その先に進みます。仕事の信用が積み上がってきた人が次に何をすべきか。人脈をどう整理し、どう深化させるか。その上にお金の信用がどう積み上がるか。そして順序を取り違えた人がどんな末路をたどるか。この3つを掘り下げます。
40代の人脈整理と関係の深化
40代になってもまだ「広く繋がろう」としている人が、非常に多いのです。
20代・30代の戦略をそのまま持ち込んでいる。名刺は増え続け、SNSのつながりも増え続ける。でも、その中に深い信頼は一つもない、という状態が生まれます。これは時間と労力の浪費です。
仕事の信用が積み上がってきた段階で初めて、「誰と深く組むか」を選べる立場になります。整理できるのは、仕事の信用がある人だけです。これが前半で述べた順序の意味です。
続けるべき関係は3種類あります。
一つは、過去に一緒に仕事をした相手です。10年前・15年前の上司、同僚、取引先。一度きちんと仕事をした相手は、年に1度近況を共有するだけで維持できます。これが50代以降に「あの人を紹介できる」源泉になります。
二つ目は、同じ専門領域で活躍している同業者・先輩です。お互いの仕事を理解し、機会があれば一緒に動ける相手。40代以降の仕事のチャンスは、この横のつながりから来ることが多い。
三つ目は、若い世代の人材です。これが最も軽視されがちですが、最も重要な関係です。
上の世代と下の世代の両面を耕す
40代の人間関係における最大の落とし穴は、上の世代との関係だけに力を注ぎ続けることです。
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