「重なる現実」VOl.21「お別れと待ってます。そして悪の始まり」
休暇から戻り、今の体制から新しい体制への準備へと入った。癌の再入院のことは忘れて。
いよいよ、出航元の最後の日を迎えた。
いつもと変わらずで時間を思っていたより過ごせていた。改めて感じた。この出会いがなければ僕はこの場所に立てなかった。
お昼ぐらいに出航元の社長が来て、最後のご挨拶をした。僕は、頭を下げて、病気のことや
今までの仕事の事をお世話になりましたと。
社長からは身体に気をつけてと。
4月に入ってからになってしまいましたが、
部長と直属の上司からもお電話を頂いた。
ありがたく感謝しかなかった。
部長と直属の上司も共通して、ダメでも帰ってくる場所はありますと。言葉をいただきありがたかった。いくら、お世辞でも。
話は戻りますが、社長とのお別れを済ませて、
新しい体制へと頭を切り替えていた。
新しいオフィスでの、書類づくりなどの準備に
追われていた。
今日に限らずとにかく、現場の仕事は全部僕に投げられていて、全部をこなしている形だった。
指摘されるのは、事務上の抜けているところ。
自分に降りかからないための。どう見ても、
何か有れば僕の責任転換する体制を整えているかのように。
上もそれは自分の立場が可愛いのは当然。
現場のことは、例え出来なくても僕の責任にすれば良いと言う頭は鼻からあったと。
現場の他の部署からも、この時間でこの仕事の量をこなすのは無理という声が聞こえてきた。
僕もそれはわかっていた。でも決まったことでもあるし、聞く耳は持ってくれない上ということはわかっていたから。
だからこそ、このやり方を決めるミーティングの時から何も言わず従うしかなかった。
このシステムが回らなくなるのを待つことが1番の近道と。そこまで待つしかないと。
その時から無意識で覚悟していたかもしれない。私自身も入院という大きな人生の転機を迎える。最初は良くても必ず現場は回らなくなることはわかっていた。
僕が仕事出来るとか出来ないは別として。
客観的に。
その時に、出航元の元上司に言われた一言が
現実になった。
「潰されないで下さい」が今、僕の前に受け入れる形でやって来たと。
僕も翌日から新体制が始まるにも関わらず、
何処かで新しい道を覚悟していたんだと。
今になり自分自身を振り返り感じる。
未来の自分は知っていたんだと。
本日もありがとうございます。
Thank you for reading.
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ありがとうございます。皆様のおかげで僕は成立してます。
これからも何かを心に伝える人でありたいです