GOAT 2025 Summer
『GOAT 2024 Autumn』に引き続き、個人的に面白いと感じた作品を一言で。
「落ち着いて」(小川哲)
たとえ家族でも、重層的な個人の実相を捉えるのって、結構大変なこと。
自分と家族のことを顧みても、案外、普遍的なテーマなんだろうなと。
それにしても、SNSをメインの素材にするなら、ここまで書き込まないと小説にはならないんだなと(笑)。直木賞作家とは違い過ぎるよなぁ~(笑)。
「第7回ことばと新人賞」で見事に落選した私の自戒です。
「あの子にしか行けない天国」(木爾チレン)
いわゆる〝究極の2択モノ〟とでも言いましょうか?
自分では思いつかなかったくせに、作品を読んで「ああ! こういうテーマ書きたかったんだ!」と感じた作品でした。
「ミステリー小説を書こう」(酒寄希望)
単純に、こういうの大好き!
面白い!
日本語って難しいんですね!
続編で「痴情の星」とか書いてほしい!
蛇足ですが、意味がわかるようなわからないような作家のペンネーム、検索したんですが芸人さんだったんですね。
ネタって小説にもなるのか!
「落書き」(方丈貴恵)
座敷童が登場するほのぼのとした作品。
最後の落しどころのサプライズがお見事!
勉強になります! と言いながら、勉強できるんかどうか? と戸惑ってしまう。
「最適を選ぶ」(浅倉秋成)
この「GOAT 2025 Summer」に収められた全作品のうちの最高傑作!
個人的感想ですけどね。
時間と空間を超越した、パラレルワールドを連想させられた掌篇です。
