AIでSNS投稿を量産する人ほど、これから伸びなくなると思う理由
ChatGPTを使えば、
Xの投稿を10本作る。
Instagramのキャプションを書く。
ブログを書く。
メルマガを書く。
今なら全部、 数分でできます。
私自身、ChatGPTを毎日使っています。
SNS投稿にも使うし、 メルマガにも使っています。
企画を考えるときも、 リサーチするときも使います。
だからこそ最近、
強く感じることがあります。
それは、
「AIを使えばSNSが伸びる」という時代は、そろそろ終わるんじゃないか。
ということです。
むしろ、
AIで作った文章を そのまま大量に投稿している人ほど、
これから伸びづらくなる可能性があります。
今日は、
私が実際にAIを使ってSNSを運用してきて分かった、
「AIに任せること」と「人間がやること」の境界線
について書きます。
数年前まで「AIを使える」だけで差がついた
ChatGPTが一般公開されたのは、 2022年11月。
当時は、
「AIにブログを書かせられる」
「SNS投稿を一瞬で作れる」
というだけでも驚かれました。
でも、
それから数年。
状況はかなり変わりました。
日本リサーチセンターの調査では、
生成AIの利用経験率は、
2023年3月:3.4%
だったものが、
2026年6月:56.3%
まで増えています。
つまり、
半数以上が 生成AIを使った経験がある。
もう、
「ChatGPTや他AIツールを使って文章を書く」
だけでは、
ほとんど差別化になりません。
そして、AIには「ある弱点」がある
私もChatGPTで文章を作っていて、
よく感じることがあります。
それは、
文章としては正しい。 でも、続きを読みたくならない。
ということ。
もちろん、以前よりも 上手な文章は作れますが、
何も材料を与えず、
「Xで伸びる投稿を書いて」
「メルマガを書いて」
と丸投げすると、
AIが使いがちな言葉が繰り返されたり、
どこかで見たような表現になったり、
興味を引くパワーワードが弱かったりする。
60〜70点くらいの綺麗な文章は一瞬でできる。
でも、
SNSで必要なのは、
単に「文章として正しいこと」ではありません。
スクロールしている人の指を止め、
「え、どういうこと?」
と思わせ、 次の一文を読んでもらうこと。
ここには、
もう一段階、 人間側の仕事が必要です。
実際、研究でも面白い結果が出ています
2026年にScientific Reportsで発表された研究では、
680人を対象に、
生成AIがSNS上のコミュニケーションに どう影響するのかを調べています。
結果は面白く、
AI支援によって、
投稿量や一部のエンゲージメントが 増えるケースがありました。
ところが一方で、
AIに頼りすぎると、
コミュニケーションが
「generic(ありきたり)」
「impersonal(人間味がない)」
と評価され、
会話の質や真正性が 下がるケースも確認されました。
これ、
私が実際にChatGPTを使って感じていたことと、 かなり近いです。
AIは、
文章を作るのが苦手なのではありません。
むしろ、
文章を作ること自体は、めちゃくちゃ得意です。
問題は、
「何を言うのか」までAIに丸投げしてしまうこと。
私はAIに「分析」をよく任せています
逆に、
AIを使っていて、
「これは圧倒的に楽になった」
と感じることもあります。
その一つが、
分析です。
例えばX。
私がやった方法は、 かなり単純です。
伸びているアカウントを見つける。
↓
そのアカウントで 実際に伸びている投稿を、
5〜10本くらい、そのままChatGPTに渡す。
↓
そして、
「なぜこの投稿が伸びているのか?」
「冒頭にはどんな共通点がある?」
「文章構成の共通点は?」
「どこで続きを読みたくさせている?」
「どんな感情を動かしている?」
と分析してもらう。
これははっきり言って、使えます。
人間が10投稿を並べて、
一つずつ構造を分解するのは大変です。
でもAIなら、
一気に比較できます。
つまり私は、
AIにゼロから正解を考えさせるより、すでに出ている正解を分析させる。
この使い方をかなり重視しています。
AI時代は「作る」より「分析する」に使った方が強い
ここは、
かなり重要だと思っています。
AIに、
「バズる投稿を作って」
と頼む。
これだと、
AIが持っている一般的な知識から 文章が出てきます。
一方、
実際に今伸びている投稿を 5〜10本渡して、
「なぜ伸びたのか分析して」
と頼む。
すると、
具体的な材料をもとに 考えてもらえる。
私は後者の方が、
AIの強みを活かしやすいと感じています。
だから、
私のAI活用は、
「全部作ってもらう」ではありません。
感覚的には、
半分手伝ってもらう。
くらいです。
では、人間は何をやるのか?
私は、
ここを3つに分けています。
①「核」は自分で入れる
例えば、
メルマガを書く。
ブログを書く。
Xの長文記事を書く。
そんなとき、
いきなり、
「○○について記事を書いて」
とは頼みません。
まず、
自分が、
「何を伝えたいのか」
を話します。
私は音声入力をよく使います。
綺麗に話す必要はありません。
「俺はこう思ってて…」
「実際こういうことがあって…」
「ここが一番伝えたいんだけど…」
と、
思っていることを そのままAIに渡す。
それから、
構成してもらう。
タイトルを考えてもらう。
文章を整えてもらう。
そして、
最後にまた自分で修正する。
つまり、
AIに自分の文章を書いてもらうのではなく、自分の中にあるものをAIに文章化してもらう。
この違いは、
かなり大きいです。
②「興味づけ」は人間もチェックする
SNSでは、
内容が正しいだけでは 読まれません。
特に大事なのが、
最初の1〜3行。
例えば、
「今回はSNSにおけるAI活用について解説します」
より、
「AIでSNS投稿を量産する人ほど、これから伸びなくなると思っています。」
の方が、
「なんで?」
となります。
AIが出してきた文章を見て、
「これ、続きを読みたくなるか?」
「スクロールを止める言葉になっているか?」
「もっと強い切り口はないか?」
ここは必ずチェックする。
AIに改善案を出させてもいい。
でも、
最終判断は人間です。
③ AIっぽい言葉を削る
ChatGPTをたくさん使っていると、
「あ、これAIっぽいな」
と感じる表現が分かってきます。
例としては、
・同じような言葉。 ・綺麗すぎる結論。
・どこかで見たような正論。
そういうものが続くと、 文章として間違ってはいないけど、
「この人だから読みたい」
が弱くなりますよね。
だから、 最後は自分の言葉に戻す。
私はここも重要だと思っています。
今まさにこの記事もそうしていますw
実は「AI文章=ダメ」でもありません
ここは誤解してほしくありません。
別の2026年の研究では、
892人にFacebook、Instagram、X向けの コンテンツを評価してもらったところ、
AI生成コンテンツが 人間のコンテンツより高く評価されるケースもあり、
特にCTAなどでは AIが強みを発揮する結果も報告されています。
つまり、
AIが書く文章は質が低い。
ではない。
むしろ、
めちゃくちゃ優秀です。
だからこそ、
使い方が重要なんです。
私なら、AIをこのように分担します
AIに任せること
・伸びている投稿の分析 ・競合リサーチ ・共通点の抽出 ・構成案 ・タイトル案 ・言い換え ・文章の整理 ・文章作成の補助 ・改善案を大量に出す
一方、
自分で持っておくこと
・自分の経験 ・自分の失敗 ・顧客から実際に聞いた言葉 ・何に違和感を持ったか ・何を伝えたいのか ・どんな切り口で見せるか ・最終的な判断
私は、
この分担がかなり大事だと思っています。
AI時代に価値が上がるのは「文章力」だけではない
これまでは、
文章が上手い人が強かった。
でも、
ChatGPTを使えば、
文章自体は誰でも ある程度整えられるようになりました。
だから、
これから価値が上がるのは、
AIが持っていない材料を持っている人。
例えば、
自分しか経験していない失敗。
お客様との会話。
現場で起きた出来事。
10年間やってきた経験。
自分なりの意見。
そして、
「これを伝えたい」という思い。
これらは、
プロンプトを入力するだけでは 勝手に生まれてきません。
逆に言えば、
それさえ自分が持っていれば、
文章化する部分は AIにかなり助けてもらえます。
AIを使える人が勝つ時代から、「AIに何を任せるか」を決められる人が勝つ時代へ
私は、
AIを使わない方がいいとは 全く思っていません。
むしろ、
どんどん使った方がいい。
私自身、
これからも使います。
ただし、
全部任せない。
AIに分析してもらう。
AIに調べてもらう。
AIに構成してもらう。
AIに文章を整えてもらう。
でも、
その中心には、
自分の経験と思いを入れる。
この順番です。
AIに自分の代わりを やってもらうのではなく、
自分の能力を増幅してもらう。
これが、
今のところ私が一番いいと思っている AIとの付き合い方です。
最後に、
明日からできることを一つお伝えすると、
Xを伸ばしたいなら、
いきなりChatGPTに、
「バズる投稿を10個作って」
と頼むのをやめてみてください。
代わりに、
自分が参考にしたいアカウントから、
実際に伸びている投稿を 5〜10本集める。
それをChatGPTに渡して、
「この10投稿が伸びた理由と共通する構成・冒頭・感情の動かし方を分析して」
と聞いてみる。
その分析結果に、
最後は、
あなた自身の経験や意見を入れて投稿を作る。
これだけでも、
AIの使い方は かなり変わると思います。
AIに文章を書かせる人は増える。
だからこそ、
これから希少になるのは、
「その人にしか渡せない材料」を持っている人。
AIに任せるべきなのは、
あなたの「思考」ではなく、
思考を広げ、整理し、形にする作業です。
私は、
そこを間違えないことが、
AI時代のSNS発信では ますます重要になると思っています。
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私は、
AI・SNS・集客を実際に使いながら、
「AIをどうビジネスに落とし込むのか?」
を発信しています。
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参考資料
・Scientific Reports(2026)生成AIがオンライン上の人間同士のコミュニケーションに与える影響 ・日本リサーチセンター「生成AIについて」(2026年)
・2026年発表のAI生成ソーシャルメディアコンテンツ評価研究
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