学校の数学は「簡単すぎて」、実際には使わない
数学と言えば、学生時代に散々苦しんだ者も多いのではないだろうか?
勉強が苦手な学生の間で、苦手教科ランキング1位に、だいたい君臨するのが数学である
(そして2位がだいたい英語である)
一方、勉強が得意な学生における、得意教科ランキングでも、だいたい1位が数学、(2位が英語)である
数学はこのように、いわば二極化が激しい科目であると言える
つまり、「数学が得意か苦手か」によって、「勉強が得意か苦手か」を左右するといっても過言ではないレベルである
数学は使わない?
数学が苦手な者たちの主張として、耳にタコが出来るほどしょっちゅう聞くのが、「数学なんか将来使わない」というものである
確かに、「リンゴとミカンの値段を連立方程式で求める」とか、「兄が自転車で弟に追い付く時間を求める」とか、はたまた、「木の高さを影の長さから、サインコサインを使って求める」とか、、
これらはどれもこれも、実生活では到底使わなそうなシチュエーションばかりである
こんな問題ばかり解かされていたら、「数学なんか将来何の役に立つのか?」と感じるのも無理はないだろう
学校の数学は「簡単すぎて」使えない
ここで、数学が大嫌いな、数学不要論者の面々には大変耳の痛い、あまりにも残酷なお知らせだが、数学は実際の世界において普通にめちゃめちゃ使われている
例えば、物理や化学、工学、建築学、自然科学、医学、経済学、経営学、統計学など、実社会において数学が使われる分野は非常に多岐にわたる
ただ、たかが中学高校の数学の授業において、実社会で使われる数学をいきなり教えるには、あんまりにも難しすぎる
こんな難しいのをいきなり中学生や高校生に教えたとて、誰一人と到底理解できるわけがない
だから、学校ではまず、数学の基礎の基礎の基礎から、一つ一つ順番に、丁寧に教えていくしかない
つまるところ、学校の数学の文章題で出てくるシチュエーションというのは、数学の基礎of基礎をまずは理解させるため、極限の極限まで簡素化された、極めて簡単な例なのだ
したがって、学校数学はあまりにも簡単すぎて、実社会ではほとんど役に立たない
しかし、こんなのすら理解できないようであれば、実社会で役に立つような、より高度で複雑な難しい数学なんぞ、1mmたりとも理解のしようがないのである
これこそがまさに、「数学なんか役に立たない、将来使わない」の正体そのものである
数学が出来なくても生きていける?
とは言え、学校の数学だって十分難しいじゃねえか!と悲嘆に暮れておられる方々も、決して絶望する必要はない
数学で世の中を作っているエンジニアたちは、身の回りの家電から、インフラから何から、数学が全く出来なくても、誰でも簡単に使えるように、そういう設計にしてくれてある
このような設計であることをユーザーフレンドリーであると言う
だから、数学が出来ないと「生きられない」なんていうことは決してないから安心せよ
但し、数学が全く出来ないというのは、こういう「誰かの親切な設計」の上でしか生きられない、ということを意味する
また、ちょっと悪いやつが来たら簡単に騙される
「嘘つきは数字を使う」とは言ったものである
もし、数学が「ある程度は出来る」なら、然るべき論理的思考力を持って、自ら考え、判断し、工夫し、騙されず、自立して生きていくことが可能になる
数学は論理的思考力の学問なのだ
そして、数学が「めちゃめちゃ出来る」場合、あなた自身がこの世の中をハックする側にさえ回ることが出来るようになる
この世を管理・運営する側に回り、高い給与を得られ、人類の発展に大きな度合いで貢献することが可能となる
あなたは「どちら側」になりたいだろうか?
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