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闇の王2026展示作品"紅鏡"メイキング

こんにちは。Sigmaです。
家系セルフポートレートを嗜むものです。
今回は闇の王2026にて金賞を受賞した作品のメイキングを少しご紹介いたします。

用意するもの

  • お好きなカメラ

  • カメラを遠隔操作できるアプリとスマホ

  • Adobe Photoshop(重要)

  • お気に入りのガラスの大皿

  • 己の顔面と肉体

  • 赤い着物

  • 片足立ちできる程度の体幹

STEP1 メイクする

今回は天照をイメージした赤い円の模様が特徴的なメイクをしました。

白いコンタクト入れると写真のピント合わせで苦労するのでそこは加工です。

STEP2 お皿を撮る

コラージュや合成のために、今回はお気に入りの赤い大皿をメイン背景にしたかったので、撮影しました。

LEDライトの上にオーガンジーをワシャワシャ!としてその上にお皿置いてます。

ちなみにこちらの激カワガラスの大皿は、2022年頃に販売されていた、お気に入りの一品。色違いで緑もあったのですが、買っておけばよかった………。

STEP3 自撮りする

さて、十分に素材撮りが完了したら、次は自分を撮りましょう。
どんなに無様な恰好でも構いません。
家だから、誰もみてない。
ちょっと局部が映ってても、あとで修正したら大丈夫です。

※すいません。撮って出しの写真、さすがにセンシティブすぎて載せれませんでした。

実は一回目の赤い着物の写真がしっくりこなくて、別衣装でも撮影・テスト合成していました。
結果、パーツ組みの時点で赤い方がいいなとなり、こちらはボツとなりました。

STEP4 合成する

待ちに待ったフォトショップあそびの時間です!!!
思う存分に切って貼ってくっつけてはがしてしましょう。

いったんパーツを置いて、配置を決めてから各パーツを馴染ませる作業に入ってます。

合成で立体感を出すコツですが、遠近法を誇張して用いることが大事だと思ってます。特に、

  • 重量遠近法(重なったものは奥の方が遠く見える)

  • 大小遠近法(大きいものが近く小さいものが遠くに見える)

  • 空気遠近法(遠いものは彩度が低く、明度が明るく見える)

  • 色彩遠近法(暖色は近く・寒色は遠く見える)

ここにプラスして、カメラのピントとボケの表現も誇張しており、遠くのモチーフは大げさにボカシ加工を入れています。

このあたりをかなり誇張して適用することで、印刷した際に立体的に錯覚を起こすことができます。
人間の目ってぽんこつで面白いね。

遠近法については調べたら出てきますが…
個人的にはこのあたりのサイトなどわかりやすいので一度ご覧ください。

制作においては、今回はパーツの配置も構図も、かなり悩みながらの製作になりました。

パーツ配置した段階。
モリモリと置いてみる。
ここで、ごちゃごちゃしすぎて嫌だなぁと思い、手を一個にした。
パーツもそれぞれ馴染ませて全体のバランスを見てみる。
一日寝かせて、背景は水色がいいな!と思い変更。
まだこの時は明るいシアンに鮮やかな朱色でした。

STEP5 寝かせる

作業の目途がついたらいったん寝るのが一番大事まである。(いつも)

血迷ってめっちゃ鮮やか現像した。

STEP6 再現像する

なんどかライトルームで仮現像し、全体の色やバランスを整えながら作業を進めていきます。

やっぱりこっちの方がいいわね。この段階で図録締切が近づいたため、いったん入稿。

STEP7 寝たり直したりする

もっかい寝かせて起きては再度現像と合成を繰り返していたら……
データの長辺が3000mmになっていました。

余談ですが、今回はルデコの壁が白色なので
作業画面の背景色も時折白色に変更し、
実際に壁面に置いた時の色彩の印象を確かめながら仕上げました。

たしかルデコの天井って2700mm~3000mmだったはず…
ほな200mm余裕もって2500mmまで縮めたらええやろ。
(この判断が奇跡を起こすとは、このときまだ誰も知らなかった…)

入稿したデータ

STEP8 印刷する

データができたらパネルに印刷しましょう。
今回は愛知県のセントラル画材さんに制作いただきました。
オーダー内容としましては、

  • 950mm×2500mmの作品を3分割パネルにて製作

  • パネルの小口塗り(赤)

  • グロスラミネート

  • スチレンパネルへ印刷(用紙はお任せ)

でございます。
だいたい栄一が6人くらいいなくなりましたが、
印刷もめっちゃ綺麗、分割もきっちり、小口も印刷に合わせた美しい朱色で塗ってあり、梱包もとても丁寧!
大満足の仕上がりでした。

デカすぎて床に並べることすら困難

STEP9 パネルをラインストーンでデコる

パネルってキラキラな方が嬉しくねえか?
と思い、パネルにラインストーンを貼ってデコることにしました。

個人的にかなり効果的にできたと思います。
ポイントは、

  • 印刷された画像となるべく近い色のストーンを貼ると馴染む=きらめきだけ追加されて水滴のような印象になる

  • 違う色のストーン(青の上にクリアのストーンなど)を貼ると、そこが発光しているかのように目立つ

この差を踏まえて、みずみずしくしたいところは似た色の石を、輝きを表現したいところはクリアの石を貼るようにしました。
具体的には彼岸花や赤い水面のような部分は基本的に馴染む色合いで、朝露のような水滴、水面の反射のような効果を。
水色の空のような部分にはクリアのストーンを使って、太陽の輝きを表現しました。

STEP10 展示を楽しむ

あとは現地で楽しく作品を飾りましょう。
設営の日の様子☟

パネルのハンドキャリー辛かったな。。。

あ、決してうっかりギャラリーの最上階だけ20cmほど天井高が低くて作品が収まるかどうかギリギリで半泣きになったりしてませんよ。
計算ずくだからね。計算ずく。

実際の展示の様子。パンパンやないか。
壁に収まらないかと思って、半泣きになりながら釘を打った

おわりに

普段わたくしは創作コスプレや妖怪仮装を中心にあれこれと活動をしております。最近また版権コスプレもやりだしています。(MHAなど)
お気軽に話しかけてくださいませ。

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