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「あとでやろう」が増える時、本当は自分を後回しにしている

最近、

「あとでやろう」
「今度でいいか」
「落ち着いたらやろう」
「時間ができたらやろう」


が増えていませんか。

片づけ。
返信。
行きたかった場所。
読みたかった本。
やってみたかったこと。
少しだけ気になっていること。

本当は、頭のどこかにある。

でも今じゃない。

今日は疲れている。
まだ準備ができていない。
もう少し余裕ができてからでいい。
今やらなくても、別に困らない。

そうやって、そっと後ろに置く。

もちろん、「あとで」が全部悪いわけではありません。

本当に今じゃない時もあります。

疲れている時に無理して動くより、休んだ方がいい日もあります。

洗濯物だって、たまには山になります。

あれはあれで、現代アートです。

でも、いつも「あとで」になっているなら。

それは、ただ怠けているのではなく、今の自分を少しずつ後回しにしているサインかもしれません。

もちろん、動けない時期のすべてが、自分を後回しにしているという意味ではありません。

休む必要がある時もあります。
ただ切り替わりの途中にいる時もあります。

ここで見たいのは、何度も気になりながら、ずっと後ろに置いているものです。

この記事では、「あとでやろう」が増える時を、潜在意識の中で自分の優先順位が下がっている状態として読んでいきます。

「あとで」は、とても便利な言葉

「あとでやろう」は便利です。

今すぐ決めなくていい。
今すぐ動かなくていい。
今すぐ向き合わなくていい。

そう言えるだけで、少し楽になります。

だから、悪い言葉ではありません。

人は、全部を今すぐ処理できるわけではないです。

仕事もある。
家のこともある。
人間関係もある。
スマホの通知もある。
眠気もある。
謎にやる気が消える日もある。

全部を完璧にやろうとしたら、普通に燃え尽きます。

だから、「あとで」は必要です。

一度、横に置く。
少し休む。
余白を作る。
今できることだけを見る。

これは大事です。

でも、「あとで」が増えすぎると、少し話が変わります。

本当は気になっているのに、ずっと置いたままにする。

本当は行きたいのに、予定に入れない。

本当は伝えたいのに、返信を先延ばしにする。

本当は始めたいのに、準備だけで止まる。

こういう「あとで」が積み重なると、自分の声がだんだん小さくなっていきます。

最初は予定を後回しにしていただけだった。

でも気づいたら、自分の本音まで後回しにしていた。

そういう時があります。

後回しにしているのは、予定ではなく、自分の本音かもしれません。

後回しにするものほど、本当は気になっている

不思議なことに、本当にどうでもいいことは、そんなに何度も思い出しません。

気にもならないものは、そもそも浮かんでこない。

でも、

「あれ、そろそろやらなきゃな」
「いつか行きたいな」
「本当は始めたいんだよな」
「ずっと気になってるんだよな」

と何度も思うものは、たぶん心のどこかで引っかかっています。

片づけたい場所。

返したい連絡。

行ってみたい場所。

会いたい人。

やってみたいこと。

本当はやめたいこと。

本当は選びたいこと。

こういうものは、ただのタスクではありません。

自分の中にある小さな反応です。

でも、反応があるからこそ、少し怖いこともあります。

始めたら、今の自分が変わるかもしれない。

連絡したら、関係が動くかもしれない。

片づけたら、見ないふりをしていたものが見えるかもしれない。

行ってみたら、本当に自分が何を望んでいるのか分かってしまうかもしれない。

だから、後回しにする。

心理学っぽく見るなら、これは小さな回避です。

怖いから逃げている、というより、今の自分を守るために一度遠ざけている。

潜在意識っぽく言えば、「今のままでいた方が安全」という設定が働いている状態かもしれません。

変わりたい。

でも、変わるのは怖い。

やりたい。

でも、やった後の現実が少し怖い。

その間にある言葉が、

「あとでやろう」

なのかもしれません。

自分の優先順位が下がっている時

「あとでやろう」が増える時、自分の優先順位が下がっていることがあります。

誰かの用事はすぐやる。

仕事の連絡は返す。

頼まれたことは片づける。

期限があるものは何とかする。

でも、自分のためのことだけが後ろに回る。

読みたかった本。
行きたかった場所。
休む時間。
自分の部屋を整えること。
本当はやってみたいこと。
ただ、ぼーっとする時間。

こういうものほど、後回しになりやすい。

なぜなら、誰にも怒られないからです。

自分との約束は、破ってもすぐには問題になりません。

誰かに迷惑をかけるわけでもない。

締め切りがあるわけでもない。

だから、何度でも後ろに回せてしまう。

でも、そのたびに自分の内側では、小さく何かが積もります。

また後回しにした。

また自分のことは最後にした。

また本当は気になっていたのに、見ないことにした。

こういう感覚は、派手には出ません。

でも、少しずつ自分への信頼を削ることがあります。

「どうせ私は、自分のためには動かない」

そんな設定が、静かに入ってしまうことがある。

ちょっと重い話に見えます。

でも、日常ではかなり地味です。

「あとで片づけよう」

「今度行こう」

「落ち着いたら始めよう」

そのくらいの顔で来ます。

現実チャンネルが停滞モードに寄る時

このシリーズでは、現実チャンネルを、自分の内側の状態に合わせて、拾う情報・気になる言葉・選ぶ行動が変わることとして扱っています。

「あとでやろう」が増えている時、現実チャンネルは少し停滞モードに寄りやすくなります。

ここでいう停滞モードは、動きたい気持ちはあるのに、いつもの流れに戻ってしまう状態のことです。

気になる情報は入ってくる。

でも動かない。

やりたい気持ちはある。

でも予定に入れない。

違和感には気づいている。

でも見なかったことにする。

変えたいと思っている。

でも今日も同じ流れに戻る。

こういう時、現実は大きく止まっているように見えます。

でも本当は、止まっているというより、自分の中で「動く前の反応」が何度も出ている状態かもしれません。

現実が変わる前は、いきなり大きな決断が来るとは限りません。

先に来るのは、

「これ、そろそろやった方がいいかも」

くらいの小さな違和感だったりします。

片づけたい。

返信したい。

見直したい。

少し離れたい。

始めたい。

休みたい。

その小さな反応を毎回「あとで」にしていると、現実チャンネルも、今と同じ流れを拾いやすくなります。

変わりたいのに、同じ流れに戻る。

進みたいのに、同じ場所でぐるぐるする。

そういう時は、根性が足りないのではなく、自分の内側で優先順位が下がっているのかもしれません。

「あとで」の奥にある本音を見る

「あとでやろう」と思った時、責めなくていいです。

また先延ばしにした。

私はダメだ。

やっぱり続かない。

そうやって自分を責めると、余計に動きにくくなります。

見るのは、責めるためではありません。

その「あとで」の奥に、何があるのかを見るためです。

本当は疲れているのか。

本当は怖いのか。

本当は失敗したくないのか。

本当は変わるのが不安なのか。

本当は、その先にある自分を見たいのか。

後回しの奥には、ただの怠けではなく、かなり繊細な本音が隠れていることがあります。

たとえば、ずっと部屋を片づけられない時。

それは単に面倒なだけではなく、今の自分の状態を直視するのが少し怖いのかもしれません。

ずっと返信できない時。

それは忘れているだけではなく、その関係の距離感に違和感があるのかもしれません。

ずっと始められないことがある時。

それはやる気がないのではなく、本当は大事だからこそ、軽く始められないのかもしれません。

本音は、いつも分かりやすい形では出てきません。

時々、「あとで」の後ろに隠れます。

まずは、ひとつだけ戻す

いきなり全部やらなくていいです。

後回しにしていたものを、今日全部片づけようとしなくていい。

それをやると、たぶん途中で嫌になります。

そしてまた、全部あとでになります。

人間、そんなに一気に覚醒しません。

まずは、ひとつだけでいいです。

返信を一通だけ返す。

机の上を一箇所だけ片づける。

行きたい場所を検索だけする。

読みたかった本を1ページだけ開く。

やりたかったことを、メモに一行だけ書く。

休みたいなら、10分だけ本当に休む。

それくらいでいいです。

大事なのは、大きく進めることではありません。

「私は自分のために、少し動いていい」

という感覚を戻すことです。

潜在意識の設定は、大きな決意だけで変わるわけではありません。

むしろ、日常の小さな選択で少しずつ変わり始めることがあります。

あとでにしていたものを、ひとつだけ今に戻す。

それは小さな行動です。

でも、自分への扱い方は少し変わります。

自分を後回しにしない選択

自分を最優先にして、毎日を回すのは難しいです。

仕事もあるし、家のこともあるし、人との約束もあります。

全部を自分中心にする必要はありません。

でも、一日の中にひとつくらい、

「これは自分のためにやる」

という選択があってもいいです。

誰かに見せるためではなく。

成果を出すためでもなく。

ちゃんとしている人になるためでもなく。

ただ、自分が少し軽くなるためにやる。

温かいものを飲む。

気になっていた場所を少し片づける。

行きたかった店を調べる。

返信をひとつだけ返す。

逆に、今日は返さないと決める。

それも、自分を後回しにしない選択です。

動くことだけが正解ではありません。

休むことを後回しにしている人もいます。

本当は疲れているのに、まだやれるふりをする。

本当は寝たいのに、スマホを見続ける。

本当は休みたいのに、予定を詰める。

そういう時の「あとで休もう」も、自分を後ろに下げているサインかもしれません。

休むことも、立派な今の選択です。

最後に

「あとでやろう」が増える時。

それは、あなたが怠けているからとは限りません。

本当は気になっていることを、少し怖くて後ろに置いているのかもしれません。

本当はやりたいことを、まだ自分には早いと思っているのかもしれません。

本当は休みたいのに、休むことすら後回しにしているのかもしれません。

後回しにしているのは、予定ではなく、自分の本音かもしれません。

現実は、大きな決断より先に、小さな後回しに出ることがあります。

何を後回しにしているのか。

なぜ、それを後ろに置いているのか。

本当は、それを少しでも今に戻したいのか。

そこを見ることが、現実チャンネルを少し動かすきっかけになることがあります。

いきなり人生を変えなくていいです。

大きな目標を立てなくていいです。

まずは、ひとつだけ。

あとでにしていたものを、今に戻してみる。

それは、誰にも気づかれないくらい小さな行動かもしれません。

でも、その小さな行動は、自分に向かってこう言っているのと同じです。

「私は、私のことを後回しにしなくていい」

その感覚が戻った時。

あなたの現実チャンネルはもう、少しだけ停滞モードから抜け始めているのかもしれません。

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