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stonechat777
20251109「蔵識パッチ」
現れない言葉を探しつつ
探索は透明な漣
在ってもいいとして
組み合わせを混ぜて
別の繋がりを虚構し
読まれない連結を呼んで
凡ゆる可能性を並べている
同じものは無いが
合わされる分解の瞬間やら
生成される無数の関係性
何処を切ってもいいのだが
有りと有らゆる処方箋を与え
回復するような分解までも
現れつつ空白へと漂っている
掴めた時にはもう変化している
全ての声で合唱し
放ちながらもうそれらはそこに居ない
どこそこの風に吹かれ
届くのは以前の口笛
風に乗って動き回り
聴覚の螺子を渦巻きに注ぎ
回転しつつ砕いている
巻き貝の比率を金銀に象嵌し
別の陣地を受け与えている
呼吸さへないのだが
それを静かに認め
奏でるのは余白からの伝令
言葉を凝縮し謂われない一滴の宙空
彼方からの予測を挺し
既に予定している目覚めの朝模様
どれを編んでもいい
繋がる接点を梃子に傾かせ
拡がる無数の未だ現れぬ菩薩片
一方で喜び他方で悲しみ
無理数の媒で渡される選択の余地
豊穣の曲線をドロップさせ
差分のパッチを潜らせて
間合いの猶予を其処此処にに視る
隣り合わせではあるが
別の形容を与えられ
連結しつつ離れては
合切の事象の響き
咆哮の連帯
生まれては倒れ
違う種子たちの遍く蔵識
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