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うちの白T、その乾燥機だと確実に詰む


初対面の時は、
わりと平気なんです。

知らない人と、
普通に喋ること。

お店でも、
旅先でも。

だって、
知らない人だから。

今日会って、喋って、
たぶん、
もう二度と
お会いすることがないひと。

この気楽さが
ちょうどよい距離感なんです。


先日友人から
「今期のドラマ観てる?」
そう聞かれました。

『Tシャツが乾くまで』

早速、観てみました。


「だから好きなんですよ。
自分の人生に関係ない人と話すの」


この台詞。
まさに私の行動を
言語化してくれました。

私は、
楽しくて、
喋ることもある。

反対に
緊張してしまい、
この時間を
なんとかしようと、
やたら喋りまくることもある。

どちらにしても、
話す量と、その方への関心、
あまり比例しないんです。


例えば、
何人かで話しているとき。

「あ、それって」

そう言った瞬間に、
誰かと言葉が
重なりそうになる。

「あ、どうぞどうぞ」

私は、
たいていお譲りします。

話が終わり、

「あ、さっき何か
言おうとしてましたよね」
などと、
時間を巻き戻してくださる方が、
たまにいらっしゃいます。

私からしたら、


え?
なんのはなしですか?


もうそれくらい、
ないんです。

消えているんです。
話す内容が。
その程度の話なんです。

たぶん、
私の話すことは、
必ずしも何かを
伝えるためなどではなく、

仲良くなりたいとか、
あなたをもっと知りたいとか、
私をもっと知ってほしいとか、

そんな立派な目的、
背負っていないんです。


ただ喋った。
笑った。
楽しかった。

これだけなんです。



ところが、
二度目になると
多少事情が変わります。

同じ脚本家さんのドラマ
『いちばんすきな花』では、

初対面は平気なのに、
二度目に会うのが苦手で、
美容院も同じ店に通わない。

そのような性質を持つ、
役の方がおりました。

初対面なら、
好きなことを喋って、
「じゃあ」で終われる。

でも二度目になると、

「アレって、どうなりました?」

アレ?

一体、何のアレ?

もしかして、
まさか……
例のアレですか?

待ってください。

それ、
もう二度と
お会いしない。

そう思って
お話したんです。

まさか、
連載だったのですか?


確かに楽しくお話しました。

でも、
お話の続編、
希望されているとは、
思わなかったんです。

また会ったら、
たぶん、
普通に楽しくお話します。

会わなかったら、
あの日は、
楽しかったなぁ。

それでいいんです。



ドラマ
『Tシャツが乾くまで』
超早巻きあらすじ

コインランドリーで
既婚男性と既婚女性が
仲良く話をしている。

それを目にした時、
ふたりの間に、
何かあったのではないか。

人はみんな
そのように
思う生きものと。

でも、
もしかしたら、
本当に何も、
なかったのかもしれない。

しかし、
何かあったかもしれない。

そのようなおはなしです。


私は脚本家でも
ドラマの
スタッフでもないので

最終回まで
この物語の真意は分かりません。


ただ私なら、
Tシャツが乾いた音、

ピーピーピー。


それが鳴ったなら、
即、洗濯物を回収して帰ります。




#なんのはなしですか


3.7さまのハンコ屋さん
とってもかわいいです♡
またまた勝手に使用させて頂きました🙇‍♀️