見出し画像

不器用なスタート地点。それでも今の私で届けたかった。


講座の動画を撮り始めた頃、

私はこんな記事を書きました。

「台本を手放して、心を込めて伝えたい」

「上手に話すことより大切なことがある」

そんな内容でした。

 
 
そして実際に動画撮影が始まりました。

結果から言います。

 
私は原稿を覚えました(笑)

ものすごく覚えました。


台本を見ない方がいい。

暗記もしない方がいい。

そんなアドバイスもいただいていました。

 
頭では、その意味もわかっていたんです。

本当に届けたい相手を思い浮かべながら話した方が、きっと言葉は生きる。

私もそう思います。

 
 
でも…

カメラの前に座ると、

私は思っていた以上に緊張していました。

 
「あの」

「えーっと」

 
が止まらない。

頭が真っ白になる。

沈黙が続く。

目が泳ぐ。

 
何度も撮り直しているうちに、

今度は

「この動画、本当に完成するのかな」

という不安まで出てきました。

だから私は、

かなり原稿を覚えました。
 
それはもう、

俳優さんが台本を覚えるみたいに。

台本を手に持って、

部屋の中をぐるぐる歩きながら、

ぶつぶつぶつぶつ。

洗面所へ行く時も、

キッチンへ行く時も、

頭の中は講座の言葉でいっぱいでした。

 
家族が見たら、

なかなか怪しかったと思います(笑)

 
そして動画の中の私は、

きっと一生懸命カメラを見ています。

口角も上げています。

たぶん少し…

いや、かなり顔が引きつっています(笑)

 
 
理想から見たら、

もっと自然に話せた方がよかったのかもしれない。

もっと自由に話せた方がよかったのかもしれない。

 
でも、

今の私には今の私なりのやり方があったんですよね。

原稿を覚えない方がいい。

もっと自由に話した方がいい。

それもきっと本当です。

だけど、

緊張して、

失敗して、

何度も撮り直して、

それでもなんとか届けようとしていたのも、

同じく本当でした。

 
だから今回は、

今の私にできる形で作りました。

 
いつか振り返ったら、

もっと自然に話せるようになっているかもしれません。

もっと肩の力を抜いて、

レンズの向こうの誰かに語りかけられるようになっているかもしれません。

 
 
でも今は、

ここからのスタートです。

緊張しながら、

撮り直しながら、

部屋の中をぐるぐる歩きながら、

それでも届けたい気持ちだけは手放さずに作った講座。

そんな講座になりました。

 
そして願わくば、

講座づくりも、

伝える力も、

そして表情筋も。

少しずつ育っていきますように(笑)。


いいなと思ったら応援しよう!