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創作の「好き」は、年齢とともに変わる。でも根っこは変わらない

創作を長く続けていると、

「昔と今で、好きなもの変わったな〜」

と思うことがあります。

昔はとにかく、

カッコいいものが好き!!

だった。

超能力!
魔法!
特殊能力!
謎の組織!
眼帯!
赤い瞳!
意味深な過去!!
そして必殺技を叫ぶ!!!!

……みたいな🤣

今思い返すと、

めちゃくちゃ分かりやすい厨二病です。

でも、20年以上創作を続けてきて、今は昔と同じものをそのまま好きなわけではありません。

昔よりもキャラクターの内面を考えるようになったし、

「このキャラは何を恐れているんだろう?」

「何をされたら嬉しいんだろう?」

「この二人は、どうして一緒にいるんだろう?」

みたいなことを考えるようになった。

昔と比べると、かなり変わったと思う。

……でも。

昔の創作を掘り返してみると、

「あれ? 私、ずっと同じこと好きじゃん」

となる。






昔はとにかく「カッコいい!」だった



子どもの頃の私は、分かりやすいものに惹かれていました。

強い能力を持っているキャラクター。

特殊な力を使って戦うキャラクター。

普段は普通なのに、実はすごい力を持っている。

仲間と一緒に戦う。

大切な人を守る。

そしてピンチになったら、

覚醒!!!!

みたいな。

もう大好き。

「こんな能力があったらいいな」

「こんな世界に行ってみたい」

「こんなキャラクターになりたい」

そんなところから妄想がどんどん広がっていった。

当時は、それが自分の「好き」の正体なんて考えていませんでした。

ただ、

「カッコいいから好き!」

それだけ。






今は「なぜ好きなのか」を考えるようになった



大人になってからは、ちょっと変わりました。

「このキャラが好き!」

だけじゃなくて、

「私はこのキャラの、どこが好きなんだろう?」

と考えるようになった。

例えば、

「強いから好き」

と思っていたキャラクターでも、よく考えてみると、

強さそのものより、

強いのに誰かを守ろうとするところ

が好きだったりする。

「優しいキャラが好き」

と思っていたら、

ただ優しいだけじゃなくて、

自分が傷ついても誰かに手を差し伸べるところ

に惹かれていたりする。

「仲間が好き」

と思っていたら、

ただ一緒にいるだけじゃなく、

お互いのことを理解して、足りないところを補い合う関係

が好きだったりする。

つまり、

好きなものを掘っていくと、

「私、こういうものに弱いんだ……」

という自分の性癖……じゃなくて価値観が見えてくる☺️






でも、根っこを見ると昔とあまり変わっていない



ここが面白いところ。

表面上は、かなり変わった。

昔は「特殊能力かっけーー!!」だったのが、

今は「この能力を持っていることで、この子はどんな苦しみを抱えているんだろう?」

になった。

昔は「仲間と戦うのかっこいい!」だったのが、

今は「この経験を一緒に乗り越えたから、この二人の関係はこんなに深いんだな……」

になった。

昔は「このキャラ、強くてかっこいい!」だったのが、

今は「こんなに強いのに、ここだけは弱いんだ……好き……」

になった。

見ている場所は変わった。

でも、

「大切な人を守る」

「仲間と支え合う」

「誰かとの絆が力になる」

「苦しんでいる人が救われる」

みたいなところには、ずっと惹かれている。

結局、

根っこは同じなんですよね。







「好き」の解像度が上がっただけなのかもしれない



昔の私は、

「この展開が好き!」

で終わっていた。

今は、

「この展開の、ここが好き!」

まで考えるようになった。

たぶん、好きなものが変わったというより、

好きなものを見る解像度が上がった

のかもしれない。

昔は「仲間っていいな!」だった。

今は、

「この二人は性格が全然違うのに、相手の苦手な部分を自然に補えるところがいい」

まで細かく見ている。

昔は「このキャラかわいい!」だった。

今は、

「普段はしっかりしてるのに、この人の前だけちょっと弱くなるの最高」

まで言語化できる。

……オタク、年齢を重ねるほど面倒くさくなる。

でも、

楽しい!!!






だから昔の自分の創作を見るのも面白い



昔の作品を見ると、

「うわーーーー!! 恥ずかしい!!!」

となることもあります。

設定もめちゃくちゃ。

展開もめちゃくちゃ。

セリフもめちゃくちゃ。

でも、その中に今の自分につながるものがちゃんとある。

「あ、この頃からこういう関係性好きだったんだ」

「ここで自己犠牲を入れてる……」

「このキャラ、絶対救済したかったんだろうな……」

みたいな。

昔の自分は、自分が何を好きなのかをうまく説明できなかった。

でも、

創作にはちゃんと残っている。








好きなものは、形を変えて残っていく



子どもの頃に好きだったものを、大人になったから全部卒業するわけじゃない。

魔法が好きだった人は、

ファンタジー作品を作るようになるかもしれない。

「仲間って最高!」と思っていた人は、

大人になっても友情や絆の物語に弱いかもしれない。

昔は「カッコいい!」だけだったものが、

今は「このキャラクターの生き方が好き」に変わるかもしれない。

好きは、そのまま残ることもあれば、形を変えて残ることもある。

だから昔の自分と今の自分は、別人みたいに見えて、

実はちゃんとつながっている。






創作を続けていると、自分の「根っこ」が見えてくる



長く創作をしていると、

「自分って結局、何が好きなんだろう?」

と考えることがあります。

でも、作品をずっと並べてみると分かりやすい。

何度も出てくるテーマ。

何度も作ってしまうキャラクター。

何度も描きたくなる関係性。

何度も「ここ好き!!」となる展開。

そこにはきっと、

自分がずっと大切にしてきたものがある。

私の場合は、

人との深い関係性だったり。

仲間との絆だったり。

お互いを理解しようとすることだったり。

誰かと支え合うことだったり。

そして、誰かが誰かを救うことだったり。

昔から好きだったものが、形を変えながら今も残っている。






だから、これからも変わっていくんだと思う



これから先、また好きなものは変わるかもしれない。

今まで好きだったものに、別の魅力を見つけるかもしれない。

今まで興味がなかったものを突然好きになるかもしれない。

それでもたぶん、

根っこの部分は、そんなに変わらない。

昔の自分が大切にしていたものを、

今の自分なりの解釈で、また作品にしていく。

そうやって「好き」を何度も煮詰めながら、創作は続いていくのかもしれない。

昔の自分から今の自分へ。

そして、今の自分から未来の自分へ。

「好き」は形を変えながら、ずっとついてくる。

……まあ、20年経っても妄想してるので、

たぶん私の根っこは相当しぶといです💪

好きなものって、そう簡単には卒業できない。

むしろ、

年齢と一緒に、どんどん解像度が上がっていく。

それも創作を長く続ける楽しさなのかもしれません。


以上!キャラ培養博士ちゃんの研究レポートでした🧪✨️

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