ファビング姉さんと7台のスマホ
一緒にいる相手が食事やお茶をしている途中に携帯電話を見始めメッセージを打ち始める。この行動は「ファビング(phubbing)」と呼ばれています。
「『phone』と『snubbing(冷たくあしらう)』を組み合わせた造語で、目の前にいる人を無視してスマホを優先してしまうことを指します」と語るのは、マナーに詳しいジャーナリストのニック・レイトン氏
「まあ、あいつはそれが仕事に繋がってるし、ちゃんと結果も出してるからな」呆れているのか感心しているのかどっちとも取れるような表情で田中は呟いた。
「私との1on1の最中ですよ。キャリアや悩みを相談する時間なのに、スマホばっかり見て、私とは一度も目も合わさない。屈辱的でした」と村上は明らかに落ち込んでいる。
「こっちもiPhoneとiPadを机の上に置いて、ちょいちょい触ってみたんです。そしたら失礼なことしてるされてるって分かるかなって。でも無駄でした。そもそも姉さんは相手に興味がないんですよ」と髙木は諦めの表情を浮かべた。
「ぼくは全然気になんないすね。特に怒りも苛立ちも憧れも尊敬もない。何とも思いません。"マルチタスク爆速仕事人" みたいな役職名を付ければいいんじゃないすか〜?」と清水は普段通りのクールな表情で言った。
「あれは完全に病気ですよ。個人事業主ならいいと思いますけど、組織の一員としてどうかと思います。あのスタイルを今後もずっとやられちゃうとチームに悪影響しかないです。左遷か解雇をしてください」と岡本は目を見開きながら主張した。
姉さん予備軍は、どこの職場にもいる。このnoteの中にも。
