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「本当は、ネイルがしたい」私が、ネイルチップをすすめる理由


「もう、使うことはないのかも……」

その頃の私は、たくさん集めたネイル道具が
クローゼットのスペースをとるだけの存在に
見えていた。

長男が2歳になる前に次男が生まれた。

2歳も離れていない2人の子育ては
毎日が必死だった。

ある日、次男をベビーカーに乗せ
長男と少し遠くの公園へ行った。

保育園の子どもたちに混ざって
遊ばせてもらっていたところ、テンションの上がった長男が、突然、路地へ走り出した。

かけだした2歳児には
すぐに追いつくことはできない。

「止まって!!!!!!」

必死に叫びながら、ベビーカーを
全力で押して追いかけた。

幸い、車は来ておらず、長男は無事だったが
この時、本当に「あぁ…終わった…」と思った。

追いついて、長男を抱きしめたとき
安堵と、自分の不甲斐なさで涙がこぼれた。



そんな、自分に24時間全責任があるような
ギリギリの日々を過ごしていた。

常に子どものことで、頭がいっぱいだった。

奇跡的に2人同時に昼寝をしてくれた時さえも
意味なくSNSを眺めては、ただスクロールして終わっていく。

気づけば、「自分の好きなもの」が
何だか全く分からなくなっていた。

友達に
「最近はネイルはしてないの?」
「絵はもう描かないの?」
と聞かれても
「うーん……」と言葉を濁した。

ああ、私、何にもなくなってしまう。

趣味のない旦那を、笑えなくなっちゃうな。

本当にそれで、いいのかな。

私は、絵をかいたりネイルをしたり
何かをつくることが
好きで好きでたまらなかったはずだ。

もうほとんど自分が消えそうになって
はじめて「ああ、私はずっと
作っていたい人間なんだ」と痛感した。

それを手放してしまったら、自分という人間は何に喜び、生きていくのだろう。


今からでも
好きなものを取り戻そう。

そう思って、クローゼットの奥に
しまっていたネイル道具を引っ張りだした。

久しぶりに、ネイルをしてみよう。
と思ったのだけれど…。

数年ぶりのセルフネイルは
思った以上に時間がかかった。

利き手を塗るのって
こんなに難しかったっけ。

子どもがいると、そう何時間も
ネイルに没頭しているわけにもいかない。

せっかく「好きなことを取り戻そう」と思ったのに、思ったようにいかない現実に
早くも挫折してしまいそうだった。

なんとか、もう少し時間をかけずに
ネイルができる手はないか──────。


​そこで頭に浮かんだのが、
巷で流行りだしたネイルチップだった。

コロナ禍を経て、セルフネイル市場とともにユーザーが広がってきたと耳にしていた。

…とは言え、ネイルチップには
正直、いいイメージは全くなかった。
中学生の頃に1度だけ使ってみたが、出かける前に全て取れていた記憶が最後だ。

今回も「すぐ取れるだろうな…」
と、半信半疑で使ってみた。

結果…全然取れなかった。
そして、驚くほど、楽で、便利だったのだ。

好きなデザインを作ってシールで貼るだけ。
現代のシールは優秀で、ちょっとやそっとじゃ剥がれないし、オフも一瞬。

これなら何時間もかけて
セルフネイルをする必要もない。

最低だったネイルチップの印象は
一気に塗り替えられてしまった。

「これは使える!」

と確信した瞬間の鳥肌立つような感動は
今でも忘れられない。


ネイルチップは
“ つけっぱなしにはできない ”

これは、デメリットだと思っていた。

でも、今は、それが好都合だった。

おしゃれなのは毎日じゃなくて、全然いいのだ。
正直、家事は短い爪の方が楽だしね。
だから、つけるのは余裕のある休日だけ。

「今の私でもネイルができる!」
そう思えたことが、たまらなく嬉しかった。

ネイルチップは、諦めかけていた
“ 私らしさ ”を取り戻してくれた。

相変わらず私の毎日はドタバタだ。
でも、手元に目を落とすと
可愛い爪に心が踊る。

それは、ひと息ついたトイレの中かもしれないし
こぼしたジュースを拭いたときかもしれない。

日常を大きく変えるものではないけれど
いつもの日が少し特別で、ハッピーなものになる。


「こんな便利なもの、
私だけが知っているなんて、もったいない!!」

​そう思った私は、周りの友達に
ネイルチップの便利さを熱弁した。

だが、そこで気づかされるのだ。

​みんな、過去の私と同じで、ネイルチップへの信頼が、全くと言っていいほどなかった…。

昔のおもちゃみたいな、すぐ取れてしまうイメージのまま時間が止まっている。

​「だったら、私が『本当に使えるネイルチップ』を作ったらいいのでは?」

​そう思って、気づいたら
自分でネイルチップを売る側になっていた。

私がネイルチップをおすすめする理由は
​もちろん「自分が販売しているから」ではある。
商売としている以上、それを否定するのは嘘になる。

​でも、ただそれだけで
おすすめしているわけではないというのも
ほんとうに正直な気持ちなのだ。

​育児で自分が消えそうだったあの頃の私。

「今の私でもできるじゃん!」と
目の前に光が差したようなあの感動を
どうしても誰かと共有したい。

ネイルチップの可能性は、育児中の人
にとってだけじゃない。

​「本当は、爪を可愛くしてみたい」

​そう思いながらも一歩を踏み出せずにいる
すべての人へ伝えたい。

​「仕事柄、ネイルはできない」
「今更サロンに行くのはハードルが高い」
「爪が短いから似合わない」

​そんな人にこそ、ネイルチップという
選択肢があることを知ってほしい。

​仕事の休みの日だけ、自分でつけて外す。
道具もほとんど必要ないし、サロンの予約だってしなくていい。

​ネイルチップは「最初の一歩」に
実はぴったりなんじゃないか、と思っている。


​「本当は、ネイルがしたい」


​もし胸の奥底にそんな気持ちが眠っているのなら
ぜひ一度試してみてほしい。

ふと手元を見たときの、あのトキメキ。

あなたにも感じてもらえたら
私はとっても嬉しいです。





一旦、やめたけどやっぱり好きで出戻ったもの。
皆さんも、あったら教えてくださいね♡

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