松浦勝人さんのnoteを、AIがほぼ全部書いている。それでも読まれる理由

こんにちは、末吉宏臣です。

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さてさて。

普段はあまり扱わない、時事ネタっぽいものに触れようと思います。

noteを書く人にとっても考えておくべきことだし、これからの発信がどうなるのかに大きな影響を与えるトピックだからです。

いま、noteでバズっているエイベックスの松浦勝人さんのnoteについて。

みなさん、読まれましたか?

シンプルに、とてもいいnoteです。絶対に、読むべき。

それはそれとして、今日のテーマはnoteの中身についてではありません。

その執筆方法について、です。

4本のnoteが公開されたあと、松浦さんが、Xにこんな投稿をされました。

松浦さんは、AIに指示を出して、noteのアカウント作成から記事の投稿まで、ほぼAIに任せているそうです。本人がやったのは、パスワードを入力したことくらい、と。

で、ここが凄い&大切なのが、AIには松浦さんの「60年分のデータ」を入れているということ。そこから、お金の話、貸しレコード屋時代の話、100億円を払った話などが、次々とnoteになっているそうです。

これだけ聞くと、「いよいよ、人間は文章を書かなくてよくなるのか」と思うかもしれません。実際、良いか悪いか、その未来はかなり近づいていると思います。AIは、文章を書ける。構成も考えられる。場合によっては、投稿までやってくれる。

では、人間は何をするのでしょうか。

人間は、もっと「生きる」ことが仕事になる。

今回の件を見て、その確信を深めました。

松浦さんのnoteをAIが書けるのは、AIが松浦勝人という人生をつくったからではありません。10代から60代まで、松浦さん自身が生きてきたからです。成功も、失敗も、出会いも、孤独も。そういう人生がある。AIは、それを材料にして言葉にしているだけです。

AIは文章を書いてくれます。でも、恋をすることも、失敗することも、誰かを好きになることも、悲しむことも、「これを大切にしたい」と決めることも、代わってはくれません。人生を生きることそのものは、アウトソーシングできないのです。

しかも、これは面白いなと思ったのが。松浦さんが貸しレコード店時代のことを書いたところ、40年前にその店へ通っていた人と、発信を通じて再びつながったそうです。

最新の技術を使った結果、起きたのは、ものすごく人間的な出来事でした。なんか、いいなあ。

AI時代というと、「どんな仕事がなくなるのか」という話になりがちです。でも僕は、ちょっと違う未来もある気がしています。

AIが文章を書く時間を減らしてくれるなら、その分、もっと人生を生きればいい。人に会う。旅をする。失敗する。挑戦する。何かに夢中になる。そして、そこで感じたことをAIに渡す。すると、自分の人生がコンテンツになっていく。

文章力に自信がなくてもいい。構成をつくれなくてもいい。AIが手伝ってくれます。その代わりに僕たちがやることは、自分にしか生きられない人生を、ちゃんと生きること。そこだけは、代わってもらえません。

だから僕は、AIが進化すればするほど、「何を書くか」以上に、「何を生きるか」が大切になると思っています。

その全部が、いつか言葉になる。そして、ここにワクワクしているのですが、思いもしなかった誰かとの出会いを連れてくるかもしれません。

AIが文章を書く時代、人間の仕事は、ますます「生きること」になっていく。僕は、それを心から楽しみにしています。

末吉宏臣


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