【小説】Lv30 とつぜんの地しん| 先生、冒険の続きを。~31年目のサンスーファンタジー~|第3章 ユーチ覚醒 編
Lv30 とつぜんの地しん
ヒョウに洗脳されたドバッチーは、
目の前に立ちはだかる
よしきちの圧倒的な強さに
ボロボロの体で、
大きな口を開け、
わめき散らかした。

なぜ、これほどの
闇の力を手に入れたのに勝てないのか。
焦燥と怒りで狂いそうになる
ドバッチーの背後から、
静かに...
1人の男が歩いてきた。
「そう、こうふんするな。
ドバッチー。
そのよしきちという男、
お前では倒すのはムリのようだ。
私の計算ちがいだったよ」
暗闇の中から現れた男。

サンスー族
『四天王ヒョウ』
その姿を見た瞬間、
よしきちは一歩前に進み出ると、
魂を込めて熱く訴えた!!

「おまえがヒョウか。
強くなりたいという
子ども達の気持ちを利用して、
悪の道にひきずりこむとは
ゆるせん」
向けられた激しい怒りの視線を受け流しながら、
ヒョウが冷酷に言い返す。
「ひきずりこんだだと?
子ども達はみんな
私の強さにあこがれてるんだ。
ドバッチー、お前は
タカチの相手をしていろ」
冷たい命令を下されたドバッチーが、
ヒョウの洞窟へ突入してきたタカチに向けて、
容赦のない表の攻撃を仕掛けてくる。

かつての野球チームの仲間同士が、
異世界で激突せざるを得ない悲劇が始まった。
そして、
ヒョウの冷たい眼光が、
再びよしきちを捉える。

「私は、正義も悪も、
サンスー族も人間も関係ない。
ただ強いものが
この世を支配すると考えている。」
「私達の王サンスーンは、
力がどんどん弱っている。
奴にこの世を支配することはできない。
私とあなたが手を組めば、それができる。」
「どうだ、手を組まないか?」
王への反逆、
そして世界支配への誘い。
しかし、よしきちの答えは、
最初から一つしかなかった。

「この世はだれのものでもない、
生きているもの全てのものだ。
力の強いやつが世界を
しはいするという、
お前の考えはまちがっている」
「わるいがこの話、断るぜ」
「交渉決裂!!」
その瞬間、
ヒョウの攻撃が始まった。

そして、激しい攻防の末、
ヒョウがよしきちと決着をつけようと、
持てる魔力のすべてを込めて
最後の攻撃を仕掛けるため、
大きく手を挙げた!

ゴゴゴゴゴゴゴゴッ……!!!
激しい地鳴り、
そして空間が
引き裂かれるような揺れ。
さすが四天王の力
誰もがその凄まじい魔力に圧倒され、
そう思っていた。
だが、
それは間違いだった
なぜなら、それは
原因不明、
突然の大地震
だったからだ。

崩れ落ちる洞窟の岩が、
容赦なく降り注ぐ。
想像を絶する大地の崩壊。
もう、立っていることもままならない。
「うわぁぁぁぁぁぁーーーーー」
よしきちは、なす術もなく
突然の地震に飲み込まれ、
そのまま意識を失って
気絶してしまった。
勢いを増すサンスー族の脅威。
本気になった四天王ヒョウ。
動き出した四天王ズケイン
そして、
未だ見ぬ四天王ヘクトアール。
別々の戦場へ引き裂かれてしまった、
よしきちとユーチは、
この強大な
恐るべきサンスー族四天王を
倒すことはできるのか。
異世界を崩壊させようとする、
突然の地震の原因は何なのか!?
そして、この地震は、
異世界だけではなく―――――
現実世界の勇者の
怒りの予兆でもあったんだ。
ユーチよ、目を覚ませ!
第3章:ユーチ覚醒 完 / 第4章へ続く
【💬冒険者の掲示板】
ここまで読んでくださり、
ありがとうございます!
よしきちは、ヒョウの悪の囁きを見事に断りましたね!
今日のちょっとした質問です!
Q. あなたが誘惑に負けそうになった囁きは?
ぜひ、コメント欄で教えてくださいね〜✨
ユーチのステータス
先生冒険の続きを。31年目のサンスーファンタジー
第3章 ユーチ覚醒 編
ユーチ Lv30
小4 : だらしなキング
【そうび】
みぎて :
ひだりて : 利き腕
からだ : キングのトレーナー
あたま : べんきょうぎらいのがいねん
【とくしゅのうりょく】
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