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【小説 番外編】サンスーファンタジー解体新書|『まよけの笛』1問の苦手から子どもを救う

みなさん、おはようございます!
ユーチです!!

いつも、

『先生、冒険の続きを。
 ~31年目のサンスーファンタジー〜』


を読んでいただきありがとうございます。

10歳だった僕の目の前で、
ただの退屈な学習ツールだった算数を、
胸躍る壮大なRPGへと変貌させた

『サンスーファンタジー』



前回の『ふっかつの種』に続き、
今回もこの異世界で僕たち勇者を救った、
伝説のアイテムを紹介します。

このアイテムは、
心のきれいな子どもの1人
キガク村の天才楽器づくりの
『ミポ』が開発した。


その名も……

『まよけの笛』

サンスーファンタジーの世界で、
次々と立ちはだかる
『サンスー族』のモンスター(問題)たち。

レベルが上がっていくにつれ、
僕たちプレイヤーの前には、
どうして苦手なタイプの敵が現れます。

「うわ……この計算問題、
見るだけで嫌になる……」


「解き方が全然思い浮かばない……。
ここで足止めされたら、
今日の冒険は終わりだ……」


絶望で手が止まり、
鉛筆を置いて諦めそうになったその時。

ユーチのアイテム欄で、
ひっそりと光を放つアイテムがあった。

「そうだ……!
僕にはあの笛がある!!」


ユーチは、
『まよけの笛』を吹いた!

サンスー族のモンスターの
動きがピタリと止まる。

「助かった……!
苦手な問題を、回避できた……!!」


『まよけの笛』

『サンスーファンタジー』の
世界の中のアイテムの一つ。

あるミッションをクリアしたり、
途中の町や村で、購入したり
することができる。

『まよけの笛』をプレイヤー(学習者)が
所持しており、どうしても苦手な
モンスター(問題)に使用すれば、
そのモンスターと戦わずに(問題を解かずに)
回避することができる。

※ただし、一人でたくさんの
攻撃をしかけてくる(出題してくる)ような
ボスキャラ・強キャラには使用できない。

プレイヤー(学習者)にとっての
『スキップ権』となっている。

⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐

このように、『サンスーファンタジー』の
世界のアイテムにはプレイヤー(学習者)に
とって、『苦手を自分の意思で回避できる』
工夫がなされている。

それによって子どもたちは
「全問解かなきゃ進めない」という
絶望感から解放され、挫折することなく
サンスーファンタジーを自分のペースで
進められるようになっている。

ちなみに『まよけの笛』も
シール1枚につき1回のみの使用と
なっており、プレイヤーは
「どこでこのカードを切るか」という
戦略性を楽しむことができる。

こうして、僕は『まよけの笛』の力で、
どうしても解けない1問を『スキップ』し、
全滅(挫折)を回避した。

そして、残りの得意な問題を確実に倒して、
次のLEVELへと進むことができたんだ。


✍️ 大人になって感じること


従来の勉強では、
『解けない問題があれば、そこで足止め』
が当たり前でした。

そして多くの子どもが、
そのたった1問の『苦手問題』につっかえ、
やる気を削がれ、勉強そのものを嫌いに
なってしまいます。

10歳だった僕も、
まさにそうでした。

でも、サンスーファンタジーの世界には
『まよけの笛』という救いがあった。

「どうしても無理なら、
笛を吹いて戦わなくていいんだよ」


そう言われているような安心感。

「全部を完璧にこなさなくてもいい」

「今は勝てる相手(解ける問題)
から倒していけばいい」

この『スキップ権(選択の自由)』が
あったからこそ、僕たちは一問の壁で
フリーズすることなく、自分の力で
前へ進み続けることができたんです。

さらにRPGっぽいのは、
「ボスキャラには効かない」という
絶妙なゲームバランス。

逃げてばかりでは倒せない
本当の壁(ボス)の前では、
勇者として覚悟を決めなきゃいけない。

でも、そこに至るまでの雑魚モンスターで
無駄な体力を削られないからこそ、
全エネルギーをボス攻略(最重要問題)に
注ぎ込むことができます。

大人になり、教育や教材開発の
視点を持つようになった今、
つくづく実感します。

先生がくれたのは、
単なる「ズル」の道具じゃない。

「自分の限界を知り、
リソースを集中させる戦略性」と

「挫折せずに歩み続けられる自己決定権」

それこそが、『まよけの笛』という
1枚のシールに込められた、
学習エンターテインメントだったのだと。

あの日、僕たちにかけられた
サンスーファンタジーの魔法は、
まだまだたくさんあります。

これから、少しづつ紹介していきますね!

『まよけの笛』を駆使して
サンスー族の動きを止めろ!!


おわりに🪈✨


「完璧を求めすぎて動けなくなる子ども」を
救うのは、気合や根性ではなく、
こうした「賢く逃げる権利(戦略)」
なのかもしれません。

大人になった今、この魔法を
さらに進化させて、たくさんの
「勉強嫌いな子どもたち」
へ届けていきたいと思っています。

今後もサンスーファンタジーの
アイテムの秘密をお届けします!

どうぞお楽しみに!


🛡️是非、 冒険のパーティーに
合流してください!

もし

「自分も子どもの頃に
『まよけの笛』が欲しかった!」

「この教育システム、おもしろい!」

と思ってくださった方は、
ぜひ「スキ」やコメントで
教えてもらえると嬉しいです!

冒険の大きな力になります!⚔️🪈✨
この記事を読んでいただき、

「まだ途中の話を読めていない!」
「これから物語を読んでみたい」

と思ってくださったら、
是非、第4章が始まる前にユーチの軌跡を
一気読みしてみてくださいね!


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    〜31年目のサンスーファンタジー〜』


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