どくのいろ①
先日、ニンジャタートルの緑色を毒薬みたいだと書きました。
自分で作っておいてひどい言い方ではありますけど(おいしかったですよ)、そもそも、緑色が毒薬みたいだと思う認知は奇妙でもあります。
緑といえばまず植物の葉っぱの色で、植物は人間にとっては有益な存在であるはずですから。
ヒトやサルが赤や黄色によく反応するのは、熟した果実、つまりおいしいものの色だからとも聞きますし。
ということは、逆に緑色は未熟な果実でおいしくないから「毒」なのでしょうか?
そうでもなさそうです。緑のリンゴや、皮が緑色のスイカだっておいしいですし。
インターネットで調べてみると、「変色したじゃがいも」「カビ」「砒素を含む顔料」などの理由が挙げられていました。あと、ドラゴンが緑色、という意見も興味深いです。蛇も緑色のイメージがありますし(ただし、「毒」をもつ蛇はあまり緑色はしていないと思いますけど)。
家にあった『イメージ・シンボル事典』を引いてみると、植物や豊穣という思い浮かべやすそうな項目のだいぶあと、17番目に、「以下の色であることから、死や腐敗を表す」とありました。
「カビ」「黒い鉱物と赤い生命(動物の血)を結びつける」「死の伝達者としてのメルクリウスの顔の色」だそうです。
あと同じ項番に、スコットランドがイングランドに負けたとき緑色の服を着たことから破滅を意味する、とも。
(でもアイルランドではシャムロックでありセントパトリックデーですよね……そちらも21番目にもちろん載っていましたけど。)
ふむむ、やっぱりカビが本命でしょうか? チーズやペニシリンはともかく、基本的にカビがこまりものであることは長い歴史のなかでずっと共通でしょうから。
なお、ジークアクスの「毒ポメラニアン」は緑色ではなく、紫色のわんちゃんでした。緑ポメだったらもっとイヤですね……。
紫は、たしかに明度が低くて陰鬱な感じはあるかもしれませんけど、皇帝などが使う高貴な色だと認識していたので、毒よばわりはちょっと意外でした。
紫=毒のほうは、なにが由来なのでしょう?
→かんがえてみました
