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AI時代に残る「心」の問い

禅や仏教の本を読むと、人間性について考えることがよくあります。特に、自分が人に対して抱いた思いや、自分の心に浮かんだことを振り返ることが多いのです。というより、気づけば自然に思い出してしまう。考えごとは最終的に言葉になりますが、最初は感情として感じ取るものです。大げさに言えば「懺悔」ですが、要するに自分を見つめ直すことだと思います。

最近のAIは、人と話しているような感覚になることがあります。でも同時に、知ったかぶりをしたり、妙に頑固なところがあったりして「イラッ」とすることもある。調べた情報を示すとAIは素直に謝りますが、もっと深く調べたり、いろんな角度から考えて答えてくれるとありがたいなと思います。ただ、それはサービスを提供する側の方針や仕組みによるのでしょう。

AIはあくまで道具です。でも、やり取りをしているとその言葉から確実に影響を受けています。問いかけ、答えを受けて、そこからさらに考えを積み重ねていく。自然とAIの言葉を取り入れてしまうのです。気になるのは、AIが「反省」しないこと。AIは経験を自分のものとして習慣化するわけではなく、ただユーザーの要求に合わせて出力を調整しているだけだからです。

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