のようなもの、本のこと。いるべき時に、いるべき場所で
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多くの人たちは、
曖昧さに慣れている。
生活を円滑にするためには、
曖昧さは必要である。
確かに。
本当は、
まったく違うことを感じているのに、
「大丈夫」と、ごまかしたりもする。
自分の感情に、
いちいち正直でいると、
面倒な場面に出くわす可能性が高くなる、
それが嫌なのだ。
生きるということは、
と、
大上段に構えますが、
生きるとは、
「稽古なり」です。
本番だ!と思っていることも、
稽古です。
長い目で見れば。
本当かいな?
さて、
その稽古、
どんなふうにいたしましょうか。
曖昧さと、
どうやって、
付き合っていきましょうか。
+
僕たちは、
日々の曖昧さの中で、
どうやら少しずつ、
ズレていくようだ。
僕たちの心は、
曖昧なまま放っておくと、
すぐに、
過去の後悔や未来の不安へと、
飛び去って行きたがる。
だからこそ、
意識的に、
「今、ここ」に。
さて、
内田先生の合気道の師、
多田宏先生のお言葉です。
+
多田先生は、
「宇宙の真ん中に軸を立てる」という言い方をすることがあります。
天と地を貫く一本の軸がある。
その軸に自分の体軸を合わせると、アライメントが合う。
道場に立って、稽古の前に、まずアライメントを合わせる。
それは自分が「正しい時、正しい場所に、正しい仕方でいる」ということを確認・断定することだと思うんです。
今、ここにいる、
自分がまさにいるべき空間の一点に、
自分がまさにいるべき時にいる、
いるべくして、いる。
ということを確認してから稽古に入る。
