【株子と一緒に学ぶ ゼロから始める配当投資 STEP38】無配ってどういうこと?配当金がゼロになる会社はどう考える?
📚 このシリーズを初めて読む方へ
📚 このシリーズは「株子と一緒に学ぶ ゼロから始める配当投資」です。
株の知識がまったくない方でも、STEP1から順番に読むことで、配当投資の基礎から実践まで学べます。
「株って何?」というところから、高配当株の選び方まで、一歩ずつ一緒に学んでいきましょう。
この記事で分かること
この記事では、
「無配」ってどういうこと?
減配と無配の違い
なぜ会社は無配にするの?
無配になったら株価はどうなる?
無配=悪い会社なの?
「復配」って何?
無配から復配する会社はある?
配当投資で無配をどう考えればいい?
について、初心者向けに分かりやすく解説します。
はじめに
こんにちは、株子です😊
前回のSTEP37では、
「減配」
について勉強しました。
去年100円だった配当金が、
今年80円になる。
これが減配でしたね。
でも、
減配よりもさらにインパクトのある言葉があります。
それが……
「無配」
です。
無配って何?
無配とは、
簡単にいうと、
「配当金を出さないこと」
です。
例えば、
去年の配当金が50円。
↓
今年は、
0円。
これが無配です。
減配と無配を比べてみよう
例えば、
減配
100円
↓
70円
30円減った
無配
100円
↓
0円
配当金がなくなった
配当金を目的に株を買っている私たちからすると、
無配はかなりショックです。
「配当金生活を目指しているのに……」
と思ってしまいますよね。😂
でも、無配=必ず悪い会社?
ここで、
STEP37と同じ考え方が出てきます。
「なぜ無配になったの?」
です。
無配になった理由によって、
意味が変わります。
なぜ会社は無配にするの?
会社が無配にする理由はいろいろあります。
例えば、
業績が大きく悪化した
赤字になった
財務を立て直したい
事業を成長させるために資金を使いたい
大きな設備投資をする
一時的に利益が落ち込んだ
配当方針を変更した
などです。
つまり、
「無配になった」という結果だけでは理由が分からない
んですね。
例えば「赤字になった」
会社が、
今まで毎年利益を出していた。
ところが、
大きな損失が発生して赤字になった。
そんなとき、
会社が配当をゼロにすることがあります。
「利益がないのに、無理をして配当を出す」
よりも、
会社を立て直すためにお金を残す。
そんな判断です。
会社にとって配当は「義務」ではない
ここも覚えておきたいポイントです。
株を買うと、
「毎年必ず配当金がもらえる」
と思ってしまいがちですが、
そうではありません。
会社の業績や経営判断によって、
配当金は、
増えることもあれば、減ることもあり、ゼロになることもあります。
だからこそ、
配当投資では、
「配当金が出ることが当たり前」と考えない
ことも大切なんですね。
無配になったら株価はどうなる?
ここも気になります。
「配当金がゼロになったら、株価も下がるの?」
と思いますよね。
無配が発表されたとき、
市場が、
「この会社の業績はかなり厳しいのでは?」
と受け止めれば、
株価が下落することがあります。
でも、
必ず下がるとは限りません。
例えば「成長のための無配」
ある会社が、
「今までは配当金を出していましたが、これから数年間は成長投資を優先します」
と発表したとします。
会社の利益が伸びていて、
将来の成長が期待できるなら、
「今は配当より事業への投資を優先するんだな」
と市場が判断する場合もあります。
つまり、
無配だから株価が必ず下がる
わけではありません。
配当投資家としてはどう考える?
とはいえ、
私たちは、
配当金を受け取ることを目的に株を買っています。
だから、
「無配だけど成長しているから問題ない!」
と簡単には考えられません。
自分の投資目的と、
その会社の方針が合っているか。
ここが重要です。
「成長株」と「高配当株」では考え方が違う
例えば、
成長株
「今は配当がなくても、会社が成長して株価が上がればいい」
という考え方。
一方、
高配当株
「今後も安定して配当金を受け取りたい」
という考え方。
どちらが正解というわけではありません。
ただ、
配当金生活を目指すなら、配当を出し続けられる会社を選びたい
と私は思います。
ここで「復配」という言葉
無配になった会社について調べていると、
今度は、
「復配」
という言葉が出てきます。
復配とは、
無配だった会社が、再び配当を出すこと
です。
例えばこんな感じ
2023年
配当50円
↓
2024年
配当30円
↓
2025年
無配
↓
2026年
復配!10円
↓
2027年
30円
このように、
一度配当がゼロになった会社が、
再び配当を出すことがあります。
これが復配です。
無配=永遠に無配ではない
ここは覚えておきたいところです。
会社が無配になったとしても、
その後、
業績が回復したり、
財務状況が改善したり、
事業が立て直されたりすると、
再び配当を出すことがあります。
だから、
「無配になった会社=もう二度と配当を出さない」
というわけではありません。
でも「復配するかも!」だけで買うのは危険
ここは注意です。
「この会社、無配だけど復配するかもしれない!」
↓
「じゃあ買おう!」
と考えるのは、
少し危険です。
なぜなら、
復配は保証されていない
からです。
復配するには「稼ぐ力」が必要
会社が再び配当を出すためには、
当然ですが、
配当を出せるだけの利益や財務体力が必要になります。
例えば、
赤字が続いている。
借金が増えている。
事業が縮小している。
そんな会社なら、
「すぐに復配!」
とはいかないかもしれません。
復配を期待するなら何を見る?
もし、
「この会社、無配だけど将来復配するかも?」
と思ったら、
私は次の項目を確認します。
① 業績
利益は回復している?
② 財務
会社のお財布事情は改善している?
③ キャッシュフロー
本当にお金を生み出せている?
④ 配当方針
会社は株主還元について何と言っている?
⑤ 今後の予想
来期の業績はどうなりそう?
「利益が戻ってきた」は重要
例えば、
赤字
↓
黒字化
↓
利益増加
という流れになっているなら、
復配を考えるうえで一つの材料になります。
もちろん、
黒字になったから必ず復配するわけではありません。
会社によっては、
利益を設備投資や借金返済などに使う場合もあります。
だから、
黒字化=復配
ではありません。
「復配予定」なら確認しよう
会社によっては、
「今期は復配を予定しています」
と発表する場合があります。
そういうときは、
「復配するらしい!」
だけで終わらせず、
なぜ復配できるようになったのか?
を見ることが大切です。
配当方針もチェック
例えば、
「株主への利益還元を重視する」
「配当性向○%を目標とする」
など、
会社によって配当についての考え方があります。
IR資料や決算説明資料などを見ると、
こうした情報が掲載されていることがあります。
私は、
「この会社は株主にどうやって利益を還元するつもりなんだろう?」
という目線で見るようにしたいと思います。
無配になった会社を見つけたら
私なら、
いきなり、
「売る!」
とはしません。
まず、
なぜ無配になったのか?
を確認します。
株子流「無配チェック」
STEP① なぜ無配になった?
業績悪化?
成長投資?
一時的な要因?
↓
STEP② 赤字なの?
利益は出ている?
↓
STEP③ 業績は回復している?
悪化が続いている?
回復傾向?
↓
STEP④ 財務は大丈夫?
借金は増えていない?
↓
STEP⑤ 復配の予定は?
会社は何か発表している?
↓
STEP⑥ 自分の投資目的と合っている?
配当金目的なのに、
無配の会社を持ち続ける理由はある?
「無配でも持ち続ける」という選択
例えば、
無配になった理由が、
「会社を立て直すため」
で、
業績が回復してきている。
さらに、
財務も改善している。
そんな場合なら、
「復配を期待して持ち続ける」
という考え方もできます。
もちろん、
その判断は自分自身でする必要があります。
「無配になったから売る」も一つの選択
逆に、
業績悪化が続いている。
↓
赤字が続いている。
↓
借金も増えている。
↓
復配の見込みも見えない。
となれば、
「配当目的で持ち続ける意味があるのかな?」
と考えることになります。
場合によっては、
売却して、
別の配当株に資金を移す。
という選択肢もあります。
大切なのは「買った理由」
ここで、
以前からこのシリーズを読んでくださっている方なら、
思い出してほしいことがあります。
それは、
「なぜ、この株を買ったのか?」
です。
例えば、
「安定した配当金が欲しくて買った」
のであれば、
無配になった時点で、
最初の購入理由が崩れていないか?
を考える必要があります。
株子も気をつけたい
私も、
株を買うときは、
「高配当だから!」
という理由だけで買わないようにしたいです。
そして、
買った後に、
配当方針が大きく変わったら、
もう一度、
「私は何のためにこの株を買ったんだっけ?」
と考えたい。
配当投資は「買って終わり」じゃない
これまでのSTEPでも、
何度も出てきましたが、
株は、
買ったら終わりではありません。
買った後も、
決算
業績
配当
配当方針
財務
などを確認していく必要があります。
配当金の「健康診断」をしよう
私は、
配当金にも、
健康診断が必要なんじゃないかなと思います。
例えば、
🩺 健康
増配している
業績も安定
↓
「元気!」
🩺 少し注意
減配した
業績が悪化
↓
「ちょっと様子を見よう」
🩺 要チェック
無配
赤字
業績悪化
↓
「詳しく調べよう」
🩺 回復中
無配
↓
黒字化
↓
復配
↓
「これからどうなる?」
こんなイメージです。
「無配」という言葉だけで判断しない
今回一番覚えておきたいのは、
これです。
無配になった。
↓
「悪い会社!」
ではなく、
「なぜ無配になったの?」
と考える。
そして、
「今後どうなりそう?」
を見る。
配当投資で大切なのは「未来」
過去に、
「毎年100円配当していました」
という会社でも、
未来も100円とは限りません。
逆に、
今は無配でも、
将来復配する会社もあります。
だから、
配当投資では、
過去の配当実績+現在の業績+会社の配当方針
を組み合わせて考える。
株子の目標は「配当金を育てること」
私の目標は、
60歳までに配当金だけで生活できるようになること。
だから、
「今いくら配当がもらえる?」
だけではなく、
「この会社はこれからも配当を出せるかな?」
ということを考えたいです。
そして、
もし無配になったら、
焦らずに、
「なぜ?」
を調べる。
🌱 無配→復配→増配
もし、
無配
↓
復配
↓
増配
と会社が成長していけば、
配当投資家としては嬉しいですよね。
もちろん、
すべての会社がそうなるわけではありません。
だからこそ、
復配する可能性がある会社なのか?
を自分で調べることが大切なんだと思います。
🌸 株子のひとこと
「無配」
って聞くと、
私は、
「配当金ゼロ!?」
と、やっぱりドキッとします。😂
でも今回勉強して、
無配になったという事実だけではなく、
「なぜ無配になったのか?」
を見ることが大切だと分かりました。
会社を立て直すための無配なのか。
業績が悪化したからなのか。
成長投資を優先しているのか。
そして、
その先に、
「復配」
という可能性もあります。
もちろん、
復配する保証はありません。
だから、
「復配するかもしれない!」
だけで買うのではなく、
業績や財務、
会社の方針などをしっかり確認する。
配当金生活を目指すなら、
こういうところも少しずつ勉強していきたいと思います。

今日のまとめ
✅ 無配とは配当金を出さないこと
✅ 減配よりさらに配当金が減り、ゼロになる
✅ 無配=必ず悪い会社とは限らない
✅ 無配になった理由を確認する
✅ 業績悪化による無配なのか確認する
✅ 成長投資などを理由に無配になる場合もある
✅ 無配になったからといって株価が必ず下がるわけではない
✅ 「復配」とは無配だった会社が再び配当を出すこと
✅ 復配は保証されていない
✅ 復配を期待するなら業績・財務・配当方針を見る
✅ 「なぜ買ったのか」という最初の理由を思い出す
✅ 配当投資は買って終わりではない
✅ 「今の配当」だけでなく「これからの配当」を考える
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次回予告
STEP39「配当金はいつもらえる?権利確定日・権利付き最終日を覚えよう」
「この株を買ったら、いつ配当金がもらえるの?」
「権利確定日って何?」
「権利付き最終日までに買えばいいの?」
配当投資を始めると、
このあたりが気になってきます。
次回は、
配当金をもらうために知っておきたい「権利確定日」
について、一緒に勉強していきます😊
✍️ 株子編集長から
STEP37では、
「減配したら、なぜ減配したのかを確認する」
ことを学びました。
そして今回のSTEP38では、
さらに一歩進んで、
「配当金がゼロになったらどう考える?」
について考えました。
無配という言葉だけを見ると、
「この会社はダメだ!」
と思ってしまいそうです。
でも、
会社が無配にした理由はさまざまです。
大切なのは、
「なぜ無配になったのか?」
そして、
「これからどうなりそうなのか?」
を見ること。
配当投資では、
「今、高配当だから買う」
だけではなく、
「これからも配当を受け取れる会社なのか?」
を考えることが重要です。
株子もまだまだ勉強中ですが、
一つひとつの数字やニュースを、
「良い・悪い」で終わらせず、
「なぜ?」
と考えられる投資家になりたいと思います😊
次回は少し実践的に、
「いつ株を買えば配当金をもらえるの?」
という疑問を解決します。
📌42歳主婦が「60歳までに配当金生活」を目指すリアルな資産形成ブログ。投資初心者の実体験をもとに、国内株・配当金・家計管理・子育てとの両立をわかりやすく発信します。
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