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60歳からの海外ひとり旅|ChatGPTを優秀な旅のプランナーにする方法


STEP 0 まず、旅行の「プロジェクト」を作ろう

ChatGPTで海外旅行を計画するときは、まず、その旅行専用の「プロジェクト」を作っておくのがおすすめです。Geminiにも「ノートブック」という似た機能があります。

プロジェクトは、旅ごとにひとつ。
「オーストリア・チェコ旅」「世界一周旅」というように作ります。その中で、全体のプラン、ホテル、移動、レストランなど、内容ごとにチャットを分けておきます。

言ってみれば、ChatGPTの中につくる「旅の専用ファイル」。
行き先を迷ったときの会話、ホテルを選んだ理由、乗り継ぎを確認した記録——そうしたやり取りをプロジェクトの中に残しておくと、あとで調べ直すときにも便利です。

思いついたことをそのつど相談し、気になる場所があれば候補として一緒に整理する。会話を重ねるうちに、前に話したことを踏まえた相談ができるようになり、自分の体力や好みに合ったオリジナルな旅が、少しずつ形になっていきます。

プロジェクト機能については、詳しいサイトも参考にしてみて下さい。

STEP 1 どこに行く? 自分に合う旅先を見つける

旅先選びのコツは、希望の国や旅行日数だけでなく、自分の旅の好みを伝えること。同じ場所でも、観光をメインにしたい人と、ゆっくり過ごしたい人では、合うプランがまったく違います。

好きな旅のスタイルや、旅先に求める雰囲気。行ってよかった場所と、その理由。そこまで伝えると、自分では思いつかなかった国や街が候補にあがってくることがあります。

ChatGPTで旅行プランを作成するプロンプト

あなたは、海外旅行に詳しいプロの旅行プランナーです。
以下の情報をもとに、私の好みに合う旅行先を提案してください。
有名な観光地を並べるだけではなく、旅の目的や好み、体力、避けたいことまで考慮し、無理なく楽しめる場所を選んでください。

●基本情報
行きたい国・地域:
旅行時期:
旅行日数:
出発地:
同行者:
旅の目的:

●旅の好み
好きな旅のスタイル:
好きな場所の雰囲気:
興味のあること:
これまでに行ってよかった場所:
その場所のどこがよかったか:
避けたいこと:
体力面で気になること:
その他の希望:

以上をもとに、私に合いそうな旅行先を3か所提案してください。
それぞれについて、なぜ私に合うのか、その場所の魅力、注意点、移動のしやすさも合わせて教えてください。

特に魅力については、表形式ではなく、実際に旅をしている様子が思い浮かぶように、文章で詳しく紹介してください。

「旅の好み」の入力例(すべて埋めなくても大丈夫です)

好きな旅のスタイル:美しい景色を見る、街歩きを楽しむ、のんびり過ごす、食べ歩き、写真を撮る、現地の料理を味わう など
好きな場所の雰囲気:大都市、小さな街、海辺、湖畔、山、旧市街、自然の多い場所 など
興味のあること:自然、歴史、建築、美術館、世界遺産、食事、ワイン、買い物、マルシェ、写真、ハイキング、鉄道 など
これまでに行って、よかった場所:海外でも日本でも、印象に残っている場所を自由に。これまで好きだった場所を伝えることで、自分の好みがAIに伝わりやすくなります。
その場所、どこがよかったか:街が歩きやすかった、人が少なかった、景色が美しかった、食事が美味しかった、予定を決めずに過ごせた など
体力面で気になること:よく歩ける、休憩を入れれば歩ける、長時間歩くのは避けたい、階段や坂道が苦手、健康面で気になることがある など
その他の希望:宿にはこだわりたい、移動は少なめにしたい、治安を優先したい など

好きな場所や、心地よく過ごせた旅の記憶まで伝えておくと、自分に合ったプランが出てきやすくなります。ただ、AIの候補はあくまで旅先を考えるための入口。そこから先は、自分なりの視点で選んでいくことが大切です。

実際に行った人の写真や旅行記を見て、街の雰囲気を感じてみる。Google マップで、その街の周辺や隣国まで少し範囲を広げて調べてみる。そうしているうちに、思いがけず「ここに行きたい」と思える場所に出会うこともあります。

STEP 2 何をする? タイムスケジュールを作る

行き先が決まったら、次は「そこで何をするか」を考えていきます。

ただ、いきなり1日ごとの細かい予定を作るのではなく、まずは自分で旅全体の大まかな骨組みを作ります。どの街に何泊するのか、移動日はいつか。その流れをもとに、AIと一緒に1日ごとのタイムスケジュールを考えます。航空券や宿泊先、行きたい場所が決まっている場合は、その情報も先に入れておきます。

ここからは、長いプロンプトは必要ありません。これまでに伝えた旅の好みや条件を踏まえて、AIが予定を提案してくれます。

ChatGPTでタイムスケジュールを作成するプロンプト

次に、旅先での具体的なプランを考えてください。
(1日ずつプランニングする場合は、「〇日目、この街」と指定します)

これまでに伝えた私の好みや旅の目的を踏まえて、観光や食事を組み合わせたタイムスケジュールを作成して下さい。その土地ならではの体験や、ゆっくり過ごす時間も取り入れてください。

プランを作るために必要な情報があれば、作成前に質問してください。

このプロンプトには、3つの狙いがあります。

「その土地ならではの体験」
定番の観光地を並べるだけでのプランではなく、その土地らしい過ごし方を提案してもらえます。

「ゆっくり過ごす時間」
空いている時間を、AIが観光予定で埋めすぎるのを防ぐためです。最初から「ゆっくり過ごす時間」と伝えておくと、余白のあるプランになります。

「足りない情報があれば、先に確認」
到着時間やホテルの場所があいまいだと、実際には動きにくいスケジュールになることも。足りない情報を先に確認してもらうために、この一文を入れておきます。

まだ何も決まっていない段階なら、AIにたたき台のプランを出してもらい、それを参考に考えていくこともできます。ただ、ここで出てきたタイムスケジュールは完成版ではなく、1日の流れを考えるための素案。

「このルートは楽しそう!」 「ここは、外してもいいかも」
ひとつずつ見直しながら、自分の好みに整えていきます。

STEP 3 詳細は会話しながら詰めていく

おおまかなスケジュールが決まったら、ここから先は、自分でも調べながら細部を詰めていきます。
 
AIにすべて任せても、旅のプランは作れます。でも、旅は出発前にあれこれ考えている時間が楽しいもの。その楽しみまでAIに任せてしまうのは、少しもったいない気がします。
 
まずは、自分で行きたい場所やお店を調べてみる。そのうえで、移動ルートを比べたいときや、どちらも魅力的で決めきれないときにAIに相談する。こだわりのプランを作るなら、そんな使い方がちょうどいいように思います。

たとえば、
「AからBへ行くには、どのルートがいい?」
「この動線に無理がないか調べて」
「レストラン、この3つの候補を比較して」
「ホテルの近くで、お土産が買える大型スーパーを調べて」
「バスに乗るなら、右と左、どちらの席が景色を楽しめる?」
「朝焼けを撮るなら、どの場所がおすすめ?」

具体的に聞くほど、旅先で実際に役立つ情報が得られます。写真を撮るのが好きな私は、光のきれいな時間を逃さないよう、日の出と日没の時刻も必ず確認しています。

ただ、AIが教えてくれる情報がいつも最新とは限りません。営業時間や交通機関のダイヤなど、変わりやすい情報は最後に公式サイトで確認するようにします。

AIと一緒に、自分らしい旅を

AIを使えば、行き先からホテル、移動、観光、食事まで、驚くほどのスピードで旅のプランが出来上がります。とはいえ、AIがしてくれるのは、あくまでプランニングのお手伝いです。
 
AIが得意なのは、たくさんの情報を整理したり、選択肢を広げたり、自分では思いつかなかった方法を見つけたりすること。一方で、どこに心が動くのか、その旅で何を大切にしたいのかを決めるのは、自分自身です。

AIに旅を丸投げするのではなく、上手に使いながら、自分で選び、考え、整えていく。そうして少しずつ、自分に合った旅が形になっていきます。


旅の骨組みのつくり方はこちら ↓

AIと一緒にプランニングした「オーストリア湖水地方を巡る旅」


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