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プログラムとプロジェクトの違いが分からない会社が失敗する理由

「プロジェクトは順調に進んでいるのに、全体としてうまくいっていないんです」
「個々のプロジェクトは問題ないはずなのに、なぜ業績につながらないんだろう」
「プロジェクトとプログラムという言葉が混在していて、なんだかわからない」

こんな状態になってませんか?
実は私も入社した時は、プロジェクトマネージャーや
プログラムマネージャーが勝手に
同一だと思ってました😅。

プロジェクトとプログラムの違いは後述しますね。

さて、個々のプロジェクトは計画通りに進んでいる。
進捗管理もできている。
大きな問題も起きていない。
それでも、
全体として成果が出ていない。
こういった状況はさまざま企業で起きていることです。

1.プロジェクトが成功しても成果が出ない理由

このような状態のとき、
多くの会社はこう考えます。
・進捗管理が甘いのではないか
・担当者の能力に問題があるのではないか
・計画が不十分だったのではないか

しかし、
問題はそこではありません。

プロジェクトは成功しているのに、
プログラムとしては失敗している。
この状態が起きています。

2.プログラムとプロジェクトの違い


ここで重要なのが、
プログラムとプロジェクトの違いです。
プロジェクトは、
「個別の成果を出すための活動」です。

一方で、
プログラムは、
「複数のプロジェクトを束ねて、全体としての成果を出すための枠組み」です。

つまり、
・プロジェクトは部分
・プログラムは全体
この視点が抜けると、
個々はうまくいっているのに、
全体としては成果が出ないという状態になります。

実はこのプログラムマネジメントに最も大切なことが
俯瞰力なんですが、これはまた別記事で紹介しますね。

3.なぜ混同されるのか


ではなぜ、
この2つが混同されてしまうのでしょうか。

理由はシンプルです。
評価がプロジェクト単位で行われているからです。
・担当プロジェクトが予定通り進んでいるか
・個別の成果が出ているか
・与えられた役割を果たしているか
この基準で評価していると、
全体を見る視点が失われます。

その結果、
・部門ごとに最適化が進む
・連携が取れない
・優先順位がバラバラになる
という状態になります。

4.本当の問題はどこにあるのか


この状況を見て、
「連携が足りない」
「マネジメントが弱い」
といった指摘がされることがあります。

しかし、
はっきり言いますが、
これは個人の能力、スキルの
問題ではありません。

構造の問題です。
・全体の目的が明確でない
・プロジェクト間の関係が整理されていない
・判断基準が共有されていない
この状態では、
誰が担当しても同じようにバラバラに動きます。

まとめ


プロジェクト管理ができていることと、
全体として成果が出ていることは、
別の話です。

重要なのは、
・全体として何を達成するのか
・そのために各プロジェクトがどう位置づけられるのか
これが整理されているかどうかです。

もし今、
「個々はうまくいっているのに、全体がうまくいかない」
そう感じているのであれば、
一度、
プログラムとしての設計を見直してみる必要があります。
部分最適の積み重ねでは、
全体最適は実現できません。

その違いを理解できるかどうかが、
組織の成果を大きく左右します。

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