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広島から平和を考える6日間|「86 ART 2026」に作品を出展します。

8月1日から、広島で開催されるアートイベント「86ART 2026」に参加します。

普段、私は世界の風景をイラストにして、ポストカードを制作しています。

実は作品はほぼすべてiPadで描いていて、デジタルアートが中心です。ラフを紙に描くことはあっても、キャンバスに絵の具で作品を仕上げることはほとんどありません。

そんな私が今回、原画制作に挑戦しました。

きっかけは、いつもポストカードの印刷でお世話になっているインサツビトさんから、「86ARTに出展してみませんか?」と声を掛けていただいたことです。

正直、最初は少し迷いました。でも、こんな機会はなかなかないと思い、思い切って挑戦することにしました。

そして、完成した作品がこちらです。

まずは完成した作品を見てください。

Title 「Nothing but the Sky」


どうでしょうか?


ただ完成品を見てもつまらないと思うので、
ここから先は制作過程です。

制作開始

まず考えたのは、「平和」というテーマを、自分ならどう表現するかということでした。

私は普段から風景や建築を描いています。だから今回も、自分らしい表現として風景や建築をテーマにしたいと思いました。

平和を象徴する建築物として思い浮かんだのが、広島の原爆ドームです。

原爆ドームの資料や、被爆前後の写真を見ていると、一つ気付いたことがありました。

戦争があった時代の空は、人々にとって恐怖の対象だったのではないかということです。

そして、つい最近も中東でミサイルが飛び交う映像を目にしました。

そのとき、私が思ったのは、

平和とは、空を恐れることなく、ただ美しいものとして見上げられることなのではないか。

そんな当たり前の日常こそが、平和なのだと思いました。

そこで、原爆ドームを画面の下に置き、その上には大きく空を描く構図にしました。

空には、光が重なり合うような表現を取り入れています。

タイトルの「Nothing but the Sky」は、平和とはただあるがままの空を見上げて美しいと思うこと、という思いでつけました。

原画への挑戦

構図が決まったら、まずは普段どおりiPadでデジタル作品として制作しました。

デジタルでイメージ制作


さて、ここからが今回一番の挑戦です。

このデジタル作品を、どうやって原画として表現するか。

画材選びからのスタートでした。

木製キャンバスを使うことは決めていたので、その木目も作品の一部として生かしたいと思いました。

そこで選んだのが、少し透明感のあるアクリル絵の具です。

アクリル絵の具


正直、ほとんどが初挑戦。

AIやWebで調べながら、マスキングテープを使ったり、透明な色を重ねたり、試行錯誤の連続でした。

それでは、その試行錯誤の過程をご覧ください。

下地に白色ジェッソを塗る
淡い色から塗っていく
マスキングテープで直接を作る
紫にジェルメディウムに混ぜて透明感を出す
黄色系を重ねてカラフルかな
原爆ドーム部分を重ねる
外壁や窓を描いて完成


思ったように描けないこともたくさんありました。

それでも、自分が最初に思い描いた構図を、一枚の原画として形にできたことは、自分にとって大きな一歩だったと思います。(自分に甘い)

明日から展示が始まります。

明日から始まる86 ART 2026には86組を超えるアーティストの作品が展示とされるとうことで、私自身も他の作品を見るのがとても楽しみです。

会場の様子や展示の雰囲気は、また改めてnoteでレポートしたいと思います。

展示名:86ART 2026
会期:2026年8月1日(土)〜8月6日(木)
会場:猫屋町ビルヂング(広島市)
開場時間
8月1日(土)13:00〜22:00
8月2日(日)13:00〜20:00
8月3日(月)13:00〜20:00
8月5日(水)13:00〜20:00
8月6日(木)10:00〜18:00
入場:無料

詳しくはリンクをどうぞ



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