HPVワクチン薬害訴訟がまだ終わっていないのに、なぜHPVワクチンは勧められているのか
子宮頸がんを予防するとされている「HPVワクチン」があります。
医学の中では、子宮頸がんの原因のほとんどが「ヒトパピローマウイルス(略してHPV)」というウイルスだと考えられていることから、
そのウイルスに感染するのを防ぐ目的で設計されたワクチンです。
世界中でこの「HPVワクチン」は有効だという医学論文が発表されているから、
多くのお医者さんは「HPVワクチン」接種を勧めてくるし、
国も、たくさんのお金を使って、多くの若い人達に打ってもらおうとお医者さんの団体と一緒になってキャンペーンを行っています。
最近は、男の子が将来、特殊ながんになることも守ることができるからということで、
男の子にも「HPVワクチン」を接種してもらおうと国は体制を整えてきています。
こんな風に、日本はもちろん、世界中でお医者さんが勧めるのだから、大事なワクチンなのだろうと思うのが普通だと思います。
でも、知っていますか。
2013年にこの「HPVワクチン」接種が始まって、一部の人達にとてもひどい健康被害が発生してしまい、
このワクチンは一旦打つのを止めて、約9年間、国が勧めることを止めていたということを、
そして2016年に国と製薬会社を相手に、被害者の女性達が救済や治療法の開発を求める裁判を起こしているということを、
しかも、その裁判はまだ続いていて、2027年に判決が出る予定となっているということを。
おかしいと思いませんか。
つまり、この国やお医者さん達が勧めた「HPVワクチン」接種によって健康被害を受けているかもしれない人達の主張が、
裁判の中でお互いの意見を聞きながら、10年以上の歳月をかけて検証されているまだその途中であるにもかかわらず、
「HPVワクチン」は大丈夫と、国やお医者さん達が判断して、2022年から再び勧め始めているということです。
もし仮に、国や多くのお医者さん達が言うように、
この「HPVワクチン」が本当に問題のないワクチンだったとしても、
この裁判の判決が出るまで、「HPVワクチン」を勧めるのを待っていないとおかしくないでしょうか。
ワクチン勧める人は、一刻も早く子宮頸がんや男性の特殊ながんを減らすべきだからと言うのかもしれないけれど、
万が一にも、「HPVワクチン」接種によって健康被害を受けたことが認められてしまったら、
そのお医者さんが勧めた間にも必ず一定数の新しい健康被害者が生まれてしまうことになってしまいます。
守りたい気持ちはお互いさまなのに、
一方の守りたい気持ちだけが踏みにじられてしまうような世の中でいいのでしょうか。
私は「HPVワクチン」の接種を勧めない医師です。
私のような意見を持つ医者は、世間の中で圧倒的に少数派だと思います。
でも多数派が言っているから正しいとは限らないこともあると思います。
私がなぜ「HPVワクチン」を勧めないのかについては、いろいろな理由があるのですが、
一つ、私が実際に「HPVワクチン」の裁判を聞いてきた感想を置いておきます。
裁判の中には公開されているものがあって、それは誰でも傍聴できるものなのですが、録音や録画は許可されていないんです。
ですが、実際に聞いてきたことをメモに書き記すことはできました。
実は「HPVワクチン」接種を勧めるお医者さんも同じようなことをしています。
このお医者さんは、「HPVワクチン」の健康被害を受けた人達が主張していることは嘘や勘違いであって、
主張を支える医師や弁護士の人達は「薬害を捏造している」と主張しているようです。
でも、それは本当でしょうか。
同じ日の同じ裁判を、私も聞いておりました。
この「HPVワクチン」を勧めるお医者さんの文章も読みました。その上で、私は全く逆の結論にいたりました。
この文章を読んでくれている皆さんも、ぜひ両方の視点から考えてもらいたいと思います。
そしてどちらが妥当なことを言っているか、是非考えてもらいたいです。
私の傍聴記録は解説を入れながら書きましたので、ずいぶん長くなってしまいましたが(※全部で25記事)、
ごく一部を、少しだけ読んでもらうだけでも、おそらく主旨をわかってもらえるのではないかと思います。
是非、私の「HPVワクチン」裁判の傍聴記録を読んでもらえればと思います。
その上でこの「HPVワクチン」がどうなのかを考えてほしいです。
これは誰もが関わる医療における大事な話だと私は思います。
一人でも誰かの心に届くことを願っております。
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