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シェイクスピアのみならずマーロウ自筆文書も残ってない謎

以下は妄想です。
何か確信があるわけではありません。
単に、こんなふうにも見えちゃうんだなあ、
というお話です。
が、
読み終わる頃には、あなたは世界が違って見えるでしょう。

(シェイクスピアの自筆文書が現存してない問題)

シェイクスピアの自筆文書が、現存してないことはよく知られてます。
現存するのは6個の署名だけです。
しかも各々の筆跡は違うし誤字もある。
つまり誰か別の人に代筆署名をしてもらった可能性が高い。
要するにシェイクスピアは文字が書けなかった。
自説、「黙らなかったイアーゴ」を読んでくださった方には、特に目新しい話題でもないでしょう。
シェイクスピア自筆文書が現存しない理由は、彼には文字が書けなかった、
というだけです。
だからこそ口述筆記を周囲の人にしてもらった。
ちなみにこの時代、読めるけど書けない人は結構いた。
英語という言語は書いてる文字をそのままには読まない言語だし、
読めても書けないのは特に不思議でもない。
knifeは、ナイフであって、クナイフではないしクニフェでもない。

(マーロウ自筆文書も現存しない問題)

こっちの方は、ギョッとする話です。
マーロウが当代きってのインテリであったのは事実であり、政府中枢とも繋がってたし、劇作家でもあったし、学士論文、修士論文もケンブリッジ大学に提出しただろうし、ありとあらゆるところに自筆文書を撒き散らしてたはず。
マーロウ偽装死説をとらずとも、実在した天才マーロウの自筆文書が残ってないのはかなり不自然です。
ベンジョンソンは残ってます。
特に、マーロウが死んだとされる時、(29歳)
両親は健在だった。
ケンブリッジまでやった自慢の息子が突然殺され、代わりにどこの馬の骨ともわからない田舎出身役者が息子の代わりに天才としてもてはやされだした。
両親としては息子が世間から忘れられていくことが耐えられず、書きかけの原稿や日記、など保存し、この書きかけの戯曲はどんな傑作になったかしら?
と悲しみに浸ったりしないだろうか?
ところが事実は一切の自筆文書が現存しないんですね。
え?なんで?
もちろん紛失の可能性はあります。

しかし自説「黙らなかったイアーゴ」を読んでくれた方ならこう思うのではないか?
サウサンプトン伯爵がマーロウ生存の痕跡を必死で隠した結果ではないか?
演劇関係者に、マーロウから受け取った手紙、書きかけの原稿、創作メモ、日記。
それらいっさいがっさいの提出を求め、焼却した。ファーストフォリオ(上演するだけでゼニが手に入る魔法の脚本)の編纂事業にカネを出す代わりに。
だからマーロウ自筆文書は全く存在しないのではないか?
この仮説は断言ができないが、おおいにありそうです。

(焼却を逃れたマーロウ自筆文書はないのか?)

サウサンプトン伯爵は大貴族ではあるが王ではない。
王室が管理する公文書を、自分の都合で消却することはできなかった。
あえてやれば王と問題が起こる。
「黙らなかったイアーゴ」でふれたトマス・モアのいわゆるハンドD文書。
あれは上演不許可の決定を下した行政文書なので王室の管理下にある。
サウサンプトン伯爵は手出しができない。
だから現存してるのではないか?
ハンドDがマーロウの筆跡だとしても。


ここで賢明なる読者ならもうお気づきですね。
あと1点でいい、マーロウ自筆文書が見つかってハンドDと照らし合わせたら、
1発で全てが明らかになるやん?
マーロウが真の作者なのか、
そうでないのか。
どこかに自筆文書はないのか!
誰か見つけてくれ!!!

しかし残念ながら、無い、
ということになってます。

(本当に、本当に自筆文書はないのか?)

もしマーロウ自筆文書が現代の世界のどこかに現存してるとすれば、
どのような文書がどの様な経緯で保管された場合でしょう?
僕はひとつだけ思いついたんですけど。
皆さんはどうですか?
あ、別に僕が正解を知ってるわけじゃないですけど。
まず第一の条件は、マーロウと近い距離にあった人が受け取った手紙。
第二の条件は、サウサンプトン伯爵の権力に逆らってでも提出を拒みたい内容だった。
第三の条件は、提出はできないが、かといって自ら焼却することもできない内容だった。

この3点を満たす文書なら、
現在まで保存されている可能性はゼロではないのです。
ではその線で推理してみます。
マーロウ文書よ、どこにいる?

(マーロウの晩年の社会的地位は?)

グローブ座火災直前には、マーロウ執筆の事実は演劇界では常識だったと思う。
演劇界の影の帝王だっただろう。
書けば大ヒット作連発。
誰ひとりマーロウに楯突けない。
そして演劇界には、明日のスターを夢見る少年が全国から集まっていた。
なんの取り柄もない、まだ何者でもない原石。
ただ美貌だけで勝負してる男の子たち。
そしてマーロウは「タバコと少年を愛さない者は馬鹿者だ」
と言ってのける美少年大好きオッサンです。
ま、何が起こったか、の記述は自粛しますが、
そういうことです。
ジャニー南側というあだ名を献呈したいくらいですね。

さて、
そういうことが起こる場合、少年の側は口約束だけでは信用できない、と思うでしょう。
一筆書いてくれ。
ということに当然なりますわな。
その一筆に天才マーロウが、法律文書みたいなものを書くわけない。
世界にひとつしかない芸術性の極めて高いポエムをサラサラと書くでしょうよ。

はいこれが答えです。
固形物排泄器官の目的外使用を共有し、(第一条件)
恥ずかしい枕営業の記録であり、(第二条件)
世界にひとつしかない芸術性の極めて高いポエムが書いてある(第三条件)。

「ハハーン、君がデビューしてすぐにジュリエット役に抜擢されたのはそういう事情だったんだね。」
と言われるのは死ぬより恥ずかしい。
かといって千年に1人の天才が自分のためだけに書いてくれた芸術作品を捨てられない。
その結果、自宅奥の書庫にずっと眠ることになった。
それを子孫がたまたま発見して、、、。

どうですか?
こういう自筆文書。出てくる可能性はゼロではない、と思いませんか?
もちろん僕の妄想です。

(もしそのような文書が発見されたら?)

例えばこういう文書です。
「我が愛しのダニエル。今晩の2人の愛の証に、次回公演のコーディリア役は君に任せる。クリストファーマーロウ。」
その後に
サラサラと美しいポエム。

こういう文書が21世紀に発見され、
イギリスの文化庁かMI6かどこかに提出されたら、
どうなりますか?

(1)リア王発表後クリストファーマーロウと名乗る人が生きていた。
(2)その人物は、俳優のキャスティング権を握っていた。
(3)シェイクスピア風の芸術性の高いポエムを描く能力があった。
(4)ハンドDと筆跡がピタリと一致した。

ということが明らかになる。

あちゃー。
これはどう見ても、マーロウ偽装死執筆説を真実と断定せざるを得ない。
と同時に、
英国の誇り、シェイクスピア作品の著者が、
ホモ枕営業を要求していた動かぬ証拠。
もう一度言います。
あちゃー。
首相にまで報告があがる。
「私は、これを公表した後の混乱に責任が持てない。
公表を遅らせ、それまでに世論を誘導する工作に着手せよ。」

(どういう工作がありうるか?)

まず最初に考えられるのは、
シェイクスピアの最初期はマーロウとの合作じゃね?
という仮説の発表です。
→オックスフォード大が初期作品ヘンリー6世は、シェイクスピアとマーロウの合作。と発表した。2016年に。オックスフォード大学公式見解です。

次に。
ウェストミンスター寺院のマーロウ関連モニュメントの、マーロウ没年の前に?
を入れて、偽装死説に含みを持たせる。

次に。
地球の反対側の某国の男性アイドルたちを、大物プロデューサーが食い物にしていた事件を蒸し返し、世界中に発信する。
21世紀にこんなひどいことをやってる!
(400年前なら普通のことよね?)
有り体に言えばこういうことです。
「うちだけやない。他所でもやってるやん!」

次に。
清濁合わせ飲んだ偉大なる統治者エリザベス1世の称揚。
海賊ドレイクを重用してスペイン無敵艦隊撃破。世界最強海軍の創設へ。
奴隷商人ウォルターローリーの抜擢。貿易立国の建設。
同性愛者マーロウを使い人間心理の深層をえぐりだす。
エリザベス1世の時代、時代を先取りすること400年、イギリスは多様性を抱合する強さをもっていたのだ。
→エリザベス1世の時代の映画、ドラマをたくさん作る。
つまりシェイクスピアはマーロウだった説は、エリザベスの偉大さの中に吸収された。
最近エリザベス1世関連のドラマ。
やたら多いと思いません?

以上、
なんの根拠もない僕の妄想にお付き合いくださり、ありがとうございました。
これで終わりです。

あ、最後にひとこと。
もし僕が失踪したら、
とりあえずBBCに、
あの男の行方を知らないか、
と聞いてみてください。

(追加)
ある嫁入り前のご令嬢が、ピカソにヌード画像を描かれれしまった場合、
不名誉を恐れ公表できない。
かといって至高の芸術品を捨てられない。
そういうこともあるんじゃないですか?
イメージで言うとそういうことです。

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