悩んだ末に選んだ、私の夏のスキ動画がこれだ
いきなりだが、私は動画をほとんど作らない。
普段は文章の人である。
キーボードを叩いて、うんうん言いながら言葉を並べる。
それが、私の仕事だ。
なのに今回、なぜか動画に挑戦することになった。
きっかけは、ナオユキさんの企画である。
その名も「第2回スキ動画コンテスト 夏の陣」。
ルールは、シンプルだ。
たった5秒の動画で、「スキ」と「夏」を届ける。
、、、5秒。
短い。
短いのに、なぜかやたらと悩む。
気づけば、深夜に何本も作っていた
私は、やってみることにした。
普段やらないことに手を出すと、これが意外と楽しい。
気づけば、私は何本も作っていた。
一本、また一本。
作っては、見返してニヤニヤする。
深夜に一人で。
、、、字面だけ見ると完全に不審者である。
でも、楽しかったのだから、仕方がない。
問題は「どれを応募するか」だった
そして、本当の勝負はここからだった。
大量にできた動画を前に、私は腕を組んだ。
コンテストに出せるのは、基本一本。
つまり、選抜である。
わが子のようにかわいい動画たちを一列に並べる。
「お前を、代表にする」
一本を、指名する。
残りには、「今回は、ベンチな」と告げる。
、、、なんの監督だ。
悩みに悩んで、私は決めた。
これぞ、という一本を。
私の全力。
私の夏。
私の「スキ」。
その、すべてを込めた、渾身の5秒。
心して、見てほしい。
覚悟は、いいか。
これが、私の応募作品です。

、、、以上です。
で、これは、届いたのだろうか
5秒。
たしかに夏だった。
たしかに海だった。
たしかに、なにかが全力で走っていた。
お題は、「スキを届ける」。
、、、届いた、だろうか。
いや。
届いたというより。
なにかが、こちらに向かって走ってきた。
そんな気もする。
でも、いいのだ。
私は真剣だった。
一本の動画に私のすべてを賭けた。
その結果がこれである。
念のため確認させてほしい。
私はさっき「渾身」と言った。
「全力」と言った。
「私のすべて」とも言った。
そこまで壮大に前フリをして、たどり着いたのが、これである。
、、、まあ、そういう男なんです。
今日の、ちょっとした学び
全力でふざけている人を見ると、なぜか、こっちまで笑ってしまうことがある。
心理学には、「情動感染」という考え方がある。
人の感情や表情が、周囲の人にも影響することだ。
誰かが楽しそうにしていると、こちらまで少し楽しくなる。
だから、恥ずかしさを捨てて全力でふざける人は。
もしかすると、本人が思っている以上に、「楽しい」を周りに届けているのかもしれない。
理屈じゃない。
見た人の気持ちが、ちょっと動く。
、、、と、それっぽくまとめてみたが。
要するに私は、それを言い訳に全力でふざけたかっただけである。
出せなかった動画たちが、まだいる
最後にお知らせがある。
応募したのは、一本だけ。
でも、作った動画は他にもある。
大量にある。
表に出せなかったやつらが。
そこで、こうした。
この記事に「スキ」を押してくれた人だけ、こっそり、他の動画も見えるようにしておいた。
ボツ、、、いや、控えの選手たちである。
正直、応募作よりひどいのもある。
でも、見てほしい。
スキを、ぽちっと押すと。
楽屋の奥から、もう何本か出てきます。
というわけで。
普段は文章の私が、5秒に夏を込めてみた。
うまく届いたかは、分からない。
でも、作っている間、私はたしかに楽しかった。
その「楽しい」が、5秒に閉じ込められて。
あなたに、少しでもうつっていたなら、十分です。
暑い夏に、ほんの5秒の涼を。
いや。
5秒の、しょうもなさを。
感想は、受け付けています。
苦情も、たぶん受け付けています。
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