Adobe Stock 6月 月次収益レポート
Summary: Adobe Stock 6月|売上は少し下がった。でも承認率50%と「風鈴が3回売れる」が見えた月だった
忙しい人はこの画像でOK

6月は、売上が下がった月です
先に正直に書きます。6月のAdobe Stockは、5月の過去最高から売上が下がりました。
6月売上: $13.74(約2,060円)/ 17ダウンロード
5月売上: $16.01 / 20ダウンロード
前月比: -14.2%
累計売上は$51.65になりました。1月に$2.52で始めて、半年で$51。月平均$8.60くらいのペースです。
ただ、自分としてはこの「下がった」にそこまで悲壮感はありません。むしろ6月は、数字の裏に良い兆候が2つ見えた月でした。
ひとつは、承認率が50%を回復したこと。もうひとつは、日本の素材が私のカテゴリーで売上トップに立ったこと。
売上は下がった。でも「勝ち方」が見えてきた。今月はその話をします。
6月の数字を、まず正直に置きます
毎月の恒例です。承認・却下は6月中に審査結果が出た件数、売上は6月中に発生したダウンロードで集計しています。
承認: 195枚(累計753枚ポートフォリオに並んでいます)
却下: 209枚
承認率: 48.2%(全体)
6月売上: $13.74 / 17ダウンロード
累計売上: $51.65 / 68ダウンロード
月別の推移です。
1月: $2.52 / 2件
2月: $2.00 / 4件
3月: $11.52 / 15件
4月: $5.86 / 10件
5月: $16.01 / 20件
6月: $13.74 / 17件
5月の$16.01がピークで、6月はそこから$2.27落ちました。ただ4月の$5.86と比べると2倍以上ありますし、3月の$11.52も超えています。「過去最高更新には失敗したけど、過去2番目の月」というのが正確な描写です。
平均単価は$0.81(5月は$0.80)。1件あたりの売上は微増しているので、安い素材ばかりダウンロードされたわけではありません。件数が3件減っただけで、質は落ちていない。
承認率50%を取り戻せた理由
6月でいちばん嬉しかった数字はこれです。
却下の半分以上が「アドビコレクションで類似するコンテンツ」という理由で、同じコンセプトの画像を何枚も投稿していたことが裏目に出ていた。
そこから自分がやったのは、たった1つのルール変更です。
「1コンセプトあたり最大2枚まで」
以前は1つのプロンプトで5〜8枚のバリエーションを作って全部投稿していました。それを最大2枚に絞った。結果、6月29日時点で全体の承認率は50.0%まで戻りました。+12.1ポイントの回復です。
却下理由の内訳
却下の中身も見ておきます。
アドビコレクション類似: 55.3%(249件)
品質の問題: 36.4%(164件)
Similar Content Exists: 6.9%(31件)
その他: 1.3%
「類似」が半分以上を占めているのは変わりません。でも、新しく投稿する分は2枚制限で通しているので、これは過去の大量投稿分の却下が遅れて出ている影響が大きいです。
6月に売れた17枚
6月に売れた素材を全部並べます。
風鈴が、30日で3回売れた
6月でいちばん目を引いたのはこれです。
Japanese Glass Wind Chime Furin on Traditional Veranda(伝統的な縁側の和風ガラス風鈴)という1枚の素材が、6月だけで3回ダウンロードされました。
30日間で3回、合計$2.35
ストックフォトで同じ素材が月に3回売れるのは、「たまたま」ではなく実需があるということです。海外のデザイナーやメディアが「日本の夏」を表現するのに風鈴を探している。その検索に自分の素材がヒットしている。
風鈴の累計売上は$3.33になりました。1枚の画像から$3以上稼いでいる。単価の安いストックフォトで、これは結構すごいことだと思います。
日本ローカライズが売上トップに立った
風鈴だけではありません。6月の売上を見ると、日本の素材が圧倒的に多いです。
風鈴(Furin Veranda): 3回 / $2.35
月見(Tsukimi moon viewing): $0.99
夏祭り(Natsu matsuri eco gift set): $0.46
和茶室(Minimalist modern Japanese tea room): $1.05
6月17件中、少なくとも5件が「日本」テーマです。
自分は素材を戦略カテゴリ(F1〜F7)で管理しています。F7が「日本ローカライズ(季節・インテリア)」です。1月の時点ではF1(エコパッケージ)が主力でしたが、半年で勢力図が完全に変わりました。
F7の累計売上は$17.98。2位のF1($6.85)の2.6倍です。圧倒的にF7が独走しています。
「日本に住んでいるからこそ作れる素材」が、海外バイヤーにとって最も価値がある。半年かけて、この結論にたどり着きました。
新しい売れ筋も出てきた
日本素材以外で6月に新しく売れたジャンルがあります。
モンスーン水循環: $1.03
コーヒーテイスティングフライト: $1.05
物流・航空貨物: $1.04
栄養コーチング: $0.48
環境問題、フード、物流、ヘルスケアなど、ニッチな業界向け素材が$1前後の高単価で売れています。「みんなが検索するジャンル」ではなく、「特定の業界で必要とされる素材」のほうが単価が高い。この気づきは7月に活かします。
半年やってみて、売れるパターンが見えてきた
6月が終わった時点で、Adobe Stockを始めて半年になりました。F1〜F7の累計実績を振り返ります。
F7(日本ローカライズ): $17.98 — ダントツ1位
F1(エコパッケージ): $6.85 — 安定枠
F2(テック×自然メタファー): $5.96 — 高単価が出やすい
F3(ESGメタファー): $3.61 — じわじわ伸びている
F5(建築): $2.77 — 横ばい
F4(3Dアイコン): $0.37 — 生成中止済み
結論は明確です。日本 × 季節 × ミニマル構図が最強。
半年分のデータを眺めて、ようやくこの形が見えました。1月の時点では「何が売れるかわからないから全方位で投稿する」というやり方でしたが、今は「ここに集中すればいい」と言えるようになった。その差は大きい。
7月の戦略
6月のデータから、7月はこう動きます。
F7(日本ローカライズ)に全振りする: 風鈴のリピート販売が証明したように、日本の素材は実需があります。7月は秋の素材を先行して仕込みます。紅葉、月見団子、秋祭り、すすき。9〜10月に売れる素材を今から作っておく。季節先行が効くのは4〜5月で実証済みです
1コンセプト最大2枚を徹底する: 承認率50%回復の最大の要因です。3枚以上作りたくなっても2枚で止める。量を追わない
ニッチ業界素材を試す: 物流、ヘルスケア、フードなど、6月に$1超えで売れたニッチジャンルを少しずつ増やします。検索ボリュームは小さくても、競合が少ない分だけ売れやすく、単価も高い
4K生成だとコストがかかりすぎるので、2Kサイズに落として、アップスケールを本格的に試す。 承認率や提出できる枚数が増えてきたので、実験がしやすくなりました。
6ヶ月、走ってみて思うこと
半年で$51.65。月平均$8.60。正直、まだ「副業」と呼べる金額ではありません。
でも、1月に最初の$2.52が入ったときは「本当に売れるんだ」と驚いていたし、5月に初めて出金できたときは「ちゃんとお金として手元に届くんだ」とまた驚いていた。6月は風鈴が3回売れて「リピートが来るんだ」と、また新しい驚きがありました。
毎月、見える景色が少しずつ変わっています。金額が増えている以上に、「何をやれば売れるか」の解像度が上がっていることが、半年でいちばん大きな変化です。
1月: 何が売れるかわからない
3月: 売れるジャンルが見えてきた
5月: 在庫が勝手に売れる
6月: リピート販売が起きる
この階段を登っている実感があります。7月は「F7に集中する」という明確な戦略を持って、次の段に進みます。
同じような規模感でストックフォトをやっている方の参考になれば嬉しいです。
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