【#夏の1コマ】3歳ASDプールデビュー奮闘記
フライ in the プール!
「みてみて〜!とんでるよ〜!」
浮き輪に腕をかけて、ぷかぷか。
息子がそんな言葉を笑顔で発したのは、つい最近のこと。
彼にとって、初めての「ちゃんとした」プールデビュー。
そこに至るまでには、笑いと涙と、そしてちょっとした親のドジ(ごめん…)があったのでした。
ASDとともに成長する3歳の息子
うちの3歳息子にはASD(自閉スペクトラム症)の診断があります。
加えてADHDとDCDの特性もあり、日々いろんな「初めて」を慎重に、でも確実に乗り越えながら成長しています。
はじめてのプールは“桶”から(笑)
彼のプールデビューは、1歳4ヶ月のときの保育園のビニールプール。
でもそのときは、顔が濡れるのがどうしてもダメで大泣き!
みんなと一緒に入るのを拒否して、結果――
なぜか1人用の大きな桶で、まるで温泉気分(笑)。
少しずつステップアップ
2歳になると、みんなと一緒のプールにも少しずつ慣れて、
家でも庭で水遊びができるように!
「これはそろそろ、本格的なプールもいけるのでは…?」
親の期待がふくらむ中、今年3歳の夏。
ついに屋外プールデビューを計画!
そして、まさかの…
トイレもほぼOK、水着も自分で着て、
ジッパーだって一人であげた!(拍手!)
ワクワクしながら向かった地元の屋外プール。
しかし、到着して目にしたのは――
「※今年から3歳以下のご利用はできません※」
…え、うそでしょ。
泣きそうになったのは、親子どっちも
予定変更が苦手な息子にとって、この事態はまさに青天の霹靂。
でも、受付の方の「ごめんね」の優しいひと言と、
なんとか気持ちを切り替えてプール受付の外へ。
それでも、フェンス越しにプールをじっと見つめる息子。
その背中に胸がぎゅっと締め付けられる思いでした。
監視員のおじさんのひと言。
> 「坊や、沈んじゃうから、大きくなったらおいでね」
それを聞いた彼は、なにかを悟ったように静かに歩き出しました。
ほんとうに…ごめん、調べておくべきだった!
翌日、プールリベンジ!
リベンジは翌日。
「海の日フェス」で無料開放されていた別の屋外プールへ!
最初は人の多さにフリーズ。
少し入ってみたけど、冷たさに驚いてすぐ出ちゃった。
…が!浮かぶボールがたくさんあるコーナーに移動すると、表情が一変!
浮き輪に座ってユラユラ。
腕をかけてふわりふわり。
そして出た、あの言葉。
「みてみて〜!とんでるよ〜!」

ちょっとしたハプニングもあったけれど、
がんばって、切り替えて、そして成長を見せてくれた彼。
まさかの「プール入れません」事件から、
無事に「フライ in the プール!」まで辿り着いた、この夏の1コマ。
我が家のアルバムに、またひとつ宝物が増えました。
まだまだ、夏はこれから!
「次はどこのプール行こうか?」
そんな話ができる日がくるなんて、数年前の私たちには想像もできなかった。
焦らず、無理せず、でも一歩ずつ。
この夏、彼と一緒に泳ぎ出せたことが、何よりの喜びです。
がんばるぞー!まだまだ夏はこれから!
