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あふれ出したら愛になる

こんにちは!魔タリカ792歳、魂のR指定です。富士山の麓で。セクシャルアルケミスト、レベル2の最終合宿を終えて、久しぶりに暑い東京に戻ってきました。 何事にも臆することなくのびのびと、自分自身を表現している彼女たちとともにいると、どんな疲れも吹っ飛んでしまいます。

そして、深まっていく気づきの質は本当に素晴らしい。
エゴの戦略に気づいて、真の自分自身を見るためには、他者という鏡が必要です。どんな自分であれ、ありのまま存在するためには、自分という鏡を曇りなく掃除し続ける必要があります。一人では気付けないことも、安心できる仲間と共にいれば、悲しみも苦しみも、痛みですらも、全ては祝福に変わります。
瞑想とダンスの組み合わせは、最強です!

タオの学びの根本は、「徳を積む」ことです。
この言葉には、どこか古くさい響きがあって、窮屈な学校の授業を思い起こさせます。善い行いをし、人に親切にすること。 怒らず、争わず、社会的に正しく生きること。
そんなイメージで、日本人が被りがちな「いい人仮面」そのまんまですよね。これでは逆に生きにくさを助長するんじゃないかと思うほどです。

けれども、タオでいう「徳」は、単なる善行や人格の立派さとは少し違って、徳は「道徳」の徳である以前に、私たちの内側に備わっている生命の質のことです。
愛、おだやかさ、優しさ、誠実さ、公平さ、勇気、尊敬、そして信頼。
これらは学校や家で教え込まれなければ持てないものではなく、もともと私たちの中に存在していると思いませんか?

だとすれば、「徳を積む」とはいったい何なのでしょう。
それは「自分との信頼関係を積み重ねること」ではないかと思うのです。
たとえば、自分に「今日は休もう」と言いながら、結局また無理をさせる。
本当は嫌なのに、嫌われるのが怖くて「大丈夫」と答える。
もうやめようと何度も決めたことを、誰も見ていないところで繰り返す。
反対に、本当はやりたいことがあるのに、「どうせ無理だから」と最初から諦める。こんなことが続くと、自分の言葉を、自分自身が信じられなくなっていきます。

他人との約束を何度も破れば信頼を失うのは当たり前ですが、自分との約束はどうでしょう?蔑ろにしても誰にも迷惑は掛からなそうですが、自分との信頼関係は少しずつ損なわれていきます。
そうなれば、私たちは外側に信頼を求め始めます。

「私の選択は間違っていませんよね」
「これでいいと言ってください」
「私を愛していると証明してください」

誰かの承認がなければ、自分の感覚を信じられない。相手の態度が少し変わるだけで、不安になる、など。
それは他人を信頼できないんじゃなくて、自分を信頼できないってことですね。

………………………………メルマガの続き


自分を信頼するというのは、間違えない自分になること、決めたことを何が何でもやり遂げることとか、そういうことじゃありません。
それじゃあ、生きにくさ倍増計画に加担してしまいます!

間違ったら、それを認める。
できなかったら、なぜできなかったのかを聴く。
怖いなら、怖くないふりをしない。
身体が「もう無理だ」と言っているなら、その声を無視しない。
自分の中で起きていることに、背を向けない。
その誠実さこそが、自分との信頼を回復させていく道です。

タオでは、私たちの内臓にはそれぞれ、否定的な感情と、それが変容した徳の両方が宿っていると考えます。
怒りの奥には優しさが、恐れの奥にはおだやかさがあり、心配の奥には、公平さや開かれた心があり、 悲しみの奥には、勇気がある。

否定的な感情を消せば徳だけが残る、ということではありません。
むしろ怒りや恐れ、悲しみを感じてはいけない、と排除すること自体が、自分への裏切りになってしまうということなんです。

タオは、感情と戦うのではなく、ありのままを感じて、呼吸とともに、身体の中を通過させ、別の質へと変容させていくのだと言います。
泥を憎んで取り除くのではなく、その泥を養分にして蓮を咲かせること。
徳とは、否定的な感情を持たない清らかな人になることではなく、自分の中に生まれたものを見捨てず、生命へと還していく、循環する力じゃないでしょうか。

徳を積むとは、善いことをして貯めるポイントのようなものではありません。
他者の目を気にして、自分の感覚を裏切らないこと。
傷ついた自分を置き去りにしないこと。
そうした小さな選択の一つひとつが、自分との信頼を育てます。

やがては自分との信頼関係が、他者への誠実さや優しさ、勇気となって外へ流れ出していく。それが「徳を積む」ということではないでしょうか。
徳とは、人から立派に見られるためのものではなく、自分の生命が自分を信頼できるようになるためのもの。
愛はきっと、その信頼が満ちたところから、自然にあふれ出すもの。
タオは、私たちに善人になれと命じているのではありません。
ただ、自分と一緒にいることを教えてくれているのだと思います。

Love♡

Tarika

2026 / 7月22日発行メルマガより

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