子供を叱ったあと、自己嫌悪になるお母さんへ
「なんでそんなこともできないの!」
「毎回毎回、何度言ったら分かるの!」
「こんなことじゃまともな大人になれないよ!」
子供を叱ることって難しいですよね。
私は学校で働いていますが、生徒指導は今でも難しいと感じます。
だからこそ、叱る時には必ず意識していることがあります。
それが次の3つです。
・事前にお説教の終了時刻を決める
・お説教のゴールを決める
・叱っている最中は必ず冷静でいる
私はこの3つをセットで考えています。
特に大切なのは——
お説教中は必ず冷静でいること。
感情に任せて怒ってしまうと、子供を成長させるためのお説教ではなく、自分の怒りをぶつける時間になってしまいます。
だから私は、叱る時ほど頭の中を冷静に保つように意識しています。
でも、人間ですから難しい。
子供の反応に腹が立つこともあります。
上手く話せない自分へのもどかしさもあります。
だからこそ、終了時刻とゴールを先に決めておく。
例えば、
「今日は10分で終わらせよう」と決める。
すると、昔の話まで引っ張り出したり、同じことで繰り返し怒ることが減ります。
次に、今回のお説教で子供に何を学ばせたいのかを決めます。
嘘をついたことなのか
約束を破ったことなのか
友達を傷つけたことなのか
ゴールが決まっていれば、話が脱線しません。
つまり、終了時刻とゴールを決めることで、自然と冷静になっていきます。
そして冷静だから、終了時刻やゴールも守れる。
実はこの3つは別々のものではなく、互いにつながっています。
私が生徒指導をしていて感じるのは、
長いお説教ほど、子供の行動が変化しないということ。
子供は1時間も2時間も話を聞けません。
途中から何を言われているのか分からなくなります。
また、
保護者同士でゴールが違うと子供は混乱します。
お母さんが真剣に話した内容を、後からお父さんが「そんなの大したことないだろ」と言ってしまえば指導の意味が薄れてしまいます。
だから私は、叱る前に
“何を伝えるのか”を指導に入る先生と共有し、
“いつ終わるのか”を考えるようにしています。
お説教は親がスッキリするためにするものではありません。
子供が次により良い行動を取れるようにするためのものです。
だからこそ、叱る時にはこの3つを思い出してみてください。
・事前にお説教の終了時刻を決める
・お説教のゴールを決める
・叱っている最中は必ず冷静でいる
この3つは別々ではありません。
お互いを支え合う1つの指導法なんです。
子供にお説教をする機会はないけど、逆に自分の言うとおりにしか動いてくれない。そんな風に悩んでいませんか。そんな方は以下の記事も参考にご覧ください。
