対から三角へ
対から三角へ
最近、面白い変化が起きている。
これまで私は、
変化と帰還。
自由と責任。
共鳴と境界線。
そんな「対」で世界を見ていた。
変化 ←────→ 帰還
一本の線。
振り子。
陰陽。
0か1かではなく、その間を揺れながらバランスを取る。
そんなイメージだった。
でも最近、
その対の間に、
もう一つの点が現れた。
それは、
「今」。
今
▲
/ \
変化 ↔ 帰還
線だったものが、
面になった。
三角形になった。
すると、
ただ揺れるだけではなく、
第三の視点が生まれる。
変化しなきゃ。
いや、帰らなきゃ。
その二つの間で揺れていたものが、
「ちょっと待って。
今どう?」
と立ち止まれるようになる。
AかBか。
変わるか戻るか。
そんな二元論ではなく、
その緊張の中から、
第三のものが生まれる。
カール・ユングは、
これを「超越機能」と呼んだ。
対立するものを無理にどちらかへ決めるのではなく、
その間に新しい視点が現れる。
もしかすると、
成長とは、
どちらか一方へ行くことではなく、
第三の点が生まれることなのかもしれない。
さらに面白い。
三角形をたくさん並べると、
格子になる。
フラクタルになる。
立体になる。
ピラミッドのような強度を持ち始める。
点。
線。
面。
立体。
そしてフラクタル。
そんなふうに、
世界の見え方も、
少しずつ次元を増やしながら拡張していくのかもしれない。
だから、
対が間違っていたわけではない。
変わったというより、
拡張された。
まるで、
一次関数から二次関数になるように。
直線だったものが、
少し曲がり始める。
そして、
その曲がりの中に、
新しい景色が現れる。
最近は、
そんなことを面白がりながら眺めている。

