自然と人間は、 本当に別物なのだろうか。
自然と人間は、 本当に別物なのだろうか。
動物は、
移動する。
冬眠する。
止まる。
眠る。
植物は、
土へ潜る。
季節を待つ。
発芽する。
海も、
満ちる。
引く。
全部、
“流れ”
の中で動いている。
必要な時に動き、
必要な時に止まる。
呼吸みたいに。
でも人間だけは、
社会構造の中で、
毎日同じ時間。
同じ速度。
同じ出力。
を、 求められる。
まるで、
一直線を、 真っ直ぐ進み続けるみたいに。
でも本当の生命は、
そんな直線ではない。
感情。
呼吸。
接続。
時間。
によって、 ずっと揺れている。
だから人間も本来は、
自然と同じように、
“流れの中で、 動いたり止まったりする存在”
なのかもしれない。
でも今の社会は、
止まる事を怖がる。
だから、
無理に動く。
呼吸が止まりかけていても、
「動いている姿」
「頑張っている感」
を、 維持しようとする。
それは時々、
生命というより、
ロボットみたいにも見える。
決められた時間。
決められた速度。
決められた出力。
でも本当は、
自然界に、 完全な直線なんてほとんど存在しない。
波。
渦。
螺旋。
循環。
全部、 揺れている。
もし人間も、 自然の一部なら、
本来は、
“揺れながら生きる存在”
なのかもしれない。


